この春に卒業して株式会社ECCに就職したY.Mさんに言語芸術学科での学びを振り返ってもらいました。
Q.卒業後の進路を決めた理由を教えてください。
英語力を活かそうと始めた英会話スクールの講師のアルバイトが、将来の職業にしたいと思えるほど楽しかったからです。
受け持ちの生徒さんやスタッフの方々とのコミュニケーション、最初は緊張していた子が自信をつけて英語を発表するようになった嬉しさなど、たまたま選んだ講師としての経験が入口となりました。
Q.言語芸術学科での学びはどうでしたか。
私が言語芸術学科を選んだのはひとえに「私の大好きなことドンピシャ」な学科だったからです。オープンキャンパスの学科ブースで、実際に製本された英語の絵本や日本の歴代の貨幣、演劇公演の写真などを見て、これほど幅広い内容を学べる環境があるのかと感激したのを覚えています。
大学は好きなことを好きなだけ学ぶ場所だという認識でしたから、専門学校時代に鍛えた英語を使って(私は外部の二年制専門学校から女学院へ三年次編入しました)心ゆくまで楽しもうと思いました。
ところが、そんな理由であるにも関わらず、私は自分のゼミの要であるシェイクスピアや英文学についてはほとんど知識ゼロのまま編入しました。不勉強な私に担当の道行先生は優しく指導してくださり、同学年の仲間も三年次から急に現れた私を温かく受け入れてくれ、新しい環境でも何も恐れずに大学生活を楽しめました。特に原作小説を映像化した作品鑑賞の授業が楽しく、違いを比べるうちに卒業論文でやりたいことも明確になっていきました。
Q.英文学以外ではどんな授業が印象に残っていますか。
「舞台制作」です。演劇作品をほぼ学生だけでイチから創り上げお客さんを招いて公演する授業です。
元々学生演劇の経験があり三年次の頃から興味を持っていて、四年次で意気込んで選択しました。学年の隔たりなく皆でひとつの作品を創る大変さと楽しさに圧倒され、四年次の春から夏はそのことしか考えていませんでした。私は演出という立場でほぼすべての部署と関わりを持てたこともあり、たくさん友だちができたのもこのときです。公演そのものにももちろん達成感がありましたが、部署間での密な連絡の仕方やチームでのコミュニケーションなど、社会に出てからも必須なスキルを楽しみながら身につけられました。ささやかな苦い記憶も含めて「青春」だなあと大切にしています。
Q.後輩たちにメッセージをお願いします。
言語芸術学科は、好きなことをめいっぱい学びたいという学生にとってまたと無い最高の場所です。そこにいるひとりひとりにそれぞれの「好き」があり、お互いに尊重し合える穏やかな環境です。
後輩たちには何ものにも囚われず「楽しい」と思える瞬間をここで積み上げていってもらいたいです。私は二年前ここに編入することを選んだ自分に(そして編入を許してくれた家族に)心から感謝しています。ここでの学びの楽しさが、これからの未来を作ってくれたと信じています。
あなたに最高の学びがありますように。
Y.Mさん、ありがとうございました。これからの活躍に期待しています!


