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2026.03.28 就職支援・インターンシップ

ジェイエア提携エアライン研修(2025年度)を実施しましたⅢ(参加学生の感想②)!

「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科(ICD)では、2年生、3年生を対象に毎年度、前期と後期に国際ビジネスの現場で学ぶ「国際ビジネス・インターンシップ」や「国際ビジネス・フィールドワーク」を国内外の企業の協力を得て、実施しています。これらは「現場」「現地」での学びを重視する学科のカリキュラムの重要な柱となっています。

2025年度後期はその一環として、2月に株式会社ジェイエア様と提携したエアライン研修を大阪・伊丹空港の同社本社と研修施設で行い、18名の3年生が参加しました。主な研修内容は以下の通りで、国際キャリア学科(ICD)の卒業生で同社の客室乗務員(CA)として活躍しているH.Eさん(2024年卒、福岡女学院高等学校出身)とR.Yさん(2025年卒、福岡県立糸島高等学校出身)も後輩たちの指導に当って下さいました。

〇講義:JALグループとジェイエアについて、客室乗務員の業務について

〇施設見学:ランプエリア、ターミナル、オフィス

〇客室乗務員の実務研修:モックアップ等での機内アナウンス、機内サービスの実習、救命胴衣着用体験、お手伝いが必要なお客様への応対

〇グループ・ディスカッションと発表

〇模擬面接、現役の同社客室乗務員の方々との懇談

終了後に提出されたレポートからは、参加した学生たちが大きく成長した様子が伝わってきました。以下では、前回に引き続きジェイエア研修に参加した学生の感想をご紹介します。

K.Sさん(大分県立大分雄城台高等学校出身)

ジェイエア様での研修に参加し、航空業界で働くことのやりがいと自分自身のキャリア形成について、これまで以上に深く考える貴重な機会を得ることができました。

私は航空会社の客室乗務員というお仕事に対し、「お客様に安心と快適を提供する華やかな職業」という印象を抱いていました。しかし、研修を通して、その華やかさの裏には徹底した安全意識と揺るぎない責任感、そして高い専門性があることを強く実感しました。特に印象に残ったのは、ジェイエアの二人体制での客室乗務の仕組みです。ジェイエアは小型機を主力としているため、基本的に二人の客室乗務員で一便を担当します。この体制では、一人ひとりの判断や行動が客室全体の安全や雰囲気に直結します。自分の役割を正確に理解し、状況を先読みしながら主体的に動く力が求められる環境であることを知り、客室乗務員は「保安要員」であるという原点を改めて認識しました。二人体制だからこそ、互いの状況を常に把握し、短い言葉や視線で意思疎通を図ることが不可欠です。どのような状況下でも必ず確認を怠らない姿勢や相手の負担を自然に察してフォローする姿勢は非常に印象的でした。厳格な責任感と温かく支え合う職場風土が両立している点こそが、ジェイエアの大きな魅力であると感じました。「安全とは何か」という問いについても深く考えさせられました。安全とは平常時から常に最悪の事態を想定し、先を読む力を養い続けることだと学びました。何も起きていない時こそ、最も緊張感を持つべき時間であるという考え方は、他のどの職業にも通じる重要な姿勢だと思いました。日々の小さな確認や報告、そして自分の体調管理まで含め、安全を守る意識が求められていることを知り、プロフェッショナルとして働く覚悟の重さを実感しました。

自身のキャリア観についても深く見つめ直すことができました。私はこれまで「憧れ」という感情を原動力に航空業界を志望してきましたが、研修を通して自分がどのような軸を持って働きたいのかをより具体的に言語化することができました。それは、人との信頼関係を大切にできる環境で成長し続けること、そして地域や社会に価値を還元できる存在になることです。ジェイエアには、研修や地域イベントへの参加など、多方面から成長できる仕組みが整っています。定常業務を着実に積み重ねることに加え、社内外での経験を通して視野を広げられる環境は自身の可能性を高める大きな機会になると感じました。成長できる環境があるからこそ、自ら学ぶ姿勢がより重要になるという気づきも得ることができました。今回の研修で学んだことは、責任と協力の両立、安全への徹底した意識、地域社会とのつながり、そして自分自身の軸を持つことの大切さです。これからは、学業やアルバイト、対人関係の中でも「主体的に動くこと」「相手の立場に立って考えること」「小さな確認を怠らないこと」を意識し、プロフェッショナルとしての基礎を築いていきたいと考えています。

H.Kさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)

ジェイエア様でのインターンシップに参加し、客室乗務員として働くことの責任とやりがいを実感する貴重な機会をいただきました。本インターンシップでは、モックアップでの実習やグループワーク、社員の方々との座談会、模擬面接など、実践的なプログラムが数多く組まれており、客室乗務員のお仕事とジェイエアの魅力を肌で感じることができました。

まず、印象的だったのは社員の方々が価値観を共有し、それを判断軸として日々の業務に取り組まれていることです。ジェイエアはJALグループのなかで主に短距離路線を担っており、短いフライト時間で最大限の価値を提供することが求められます。そのため、特に重要なのが第一印象、機内アナウンス、そして乗務員同士のチームワークであると教えていただきました。客室乗務員の業務は大きく「安全・保安業務」と「サービス業務」に分かれます。緊急時には冷静に状況を判断し、脱出経路の確保や救命措置を行わなければいけません。最高のおもてなしを提供する存在であると同時に、お客様の命を預かる保安要員であるという責任の重さを改めて実感しました。

モックアップでの機内サービスと機内アナウンスの実習も学びの多い時間でした。機内サービスでは、カートの安全管理や動線への配慮など、細部まで気を配る必要があることを実感しました。サービス面では、両手での提供やラストアイコンタクトに加え、プラスアルファのお声掛けがお客様の満足度を高める要素であると学びました。機内アナウンスでは、発音や滑舌、語尾まで丁寧に発声すること、そして「笑声」で話すことの重要性を体感しました。グループワークでは様々なお客様が搭乗されている状況を想定し、L1、L2の二人の客室乗務員それぞれの役割や対応の優先順位を考えました。安全を最優先としながらも、お客様一人ひとりの状況に応じた配慮を行うためには、的確な判断力と密なコミュニケーションが不可欠であることを学びました。最終日の模擬面接では、実際に採用を担当されている方からフィードバックをいただきました。緊張から回答に詰まる場面もありましたが、そのような時こそ笑顔を保つことの大切さを実感しました。特に、「エピソードを話し終えた後に表情が真顔になる」というご指摘は自身では気づけなかった課題であり、必ず改善したい点です。

本インターンシップを通して、航空会社の客室乗務員として働きたいという思いがより一層、強くなりました。今回、学んだこと、そして模擬面接でのフィードバックを活かし、自身をさらに磨き続けていきたいです。インターンシップで得た学びを確実に自分の力へと昇華できるよう、今後も努力を重ねていく所存です。

R.Yさん(神村学園高等部出身)

私たちは今回、大阪・伊丹空港にて実施されたジェイエア様でのインターンシップに参加させていただきました。初日は、主に会社説明や客室乗務員の業務説明の講義を通して、ジェイエアの成り立ちや役割について学びました。ジェイエアはJALグループの一員として、地方都市と地方都市、また地方と主要都市を結ぶ路線を多く担っています。そのため、「地域に根ざした航空会社」としての存在意義が非常に大きいことが印象的でした。安全に対する取り組みについても詳しく教えていただきました。どれほどサービスの質が高くても、安全が確保されていなければ意味がないという考え方は、エアライン業界を志望する者として改めて胸に刻むべき基本であると感じました。オフィスとターミナル、ランプエリアも見学させていただき、実際に航空機が運航される現場を間近で見ることで、多くの職種の方々が連携して一つの便を支えていることを実感しました。客室乗務員の業務は機内だけで完結するのではなく、地上スタッフや整備士の方々との協力の上に成り立っているということを強く感じました。ジェイエアでは全ての職種がワンフロアで働かれているため、顔見知りの方も多いと聞き、驚きました。私たちが見学に行った際には、社長もいらっしゃいました。役職や立場に関係なく同じ環境で働ける環境はとても魅力的に感じました。

2日目にはモックアップでの実習を体験しました。機内サービス実習では赤ちゃん連れのお客様、ビジネスマン、お子様の一人旅など、様々な状況を想定してのサービスを体験し、お客様一人ひとりに合わせた対応が必要であることを実感しました。機内アナウンス実習では、「安全・安心・上品」を意識することの重要性を学びました。原稿を正確に読むだけではなく、声の出し方一つでお客様に与える印象が大きく変わることを実感しました。特に印象に残ったのは「笑声」です。実際に笑顔で話すことで、声のトーンが柔らかくなり、安心感につながることを体験しました。また、スピード、声量、発音の明瞭さも重要であり、早すぎても遅すぎても伝わりにくいことを実感しました。聞き取りやすさが何よりも大切であることを学びました。アナウンスには習熟度に応じたレベル分けがあると伺い、日々の訓練と積み重ねが質の高い機内アナウンスにつながるのだと知りました。華やかなイメージの裏側には、地道な努力と高いプロ意識があることを改めて感じました。グループワークでは、与えていただいた課題に対して意見を出し合い、一つの結論を導く過程で相手の意見を尊重しながら自分の考えを伝える難しさと大切さを学びました。その後の本学OGの先輩方との懇談では、働き方ややりがいについて具体的なお話を伺い、自分が働く姿をより明確にイメージすることができました。

最終日は就職活動講座から始まり、模擬面接を行いました。実際の面接形式での受け答えには想像以上に緊張感があり、自分の言葉で思いを伝える難しさを実感しました。話す内容だけでなく、姿勢や表情、声のトーンが与える印象について具体的なご指摘もいただきました。自分では気づいていなかった癖や改善点を知ることができ、大きな学びとなりました。最後の振り返りでは、この研修で得た気づきを共有し合いました。航空会社の客室乗務員として働きたいという思いがより一層強くなる貴重な経験になりました。ご指導いただき、本当にありがとうございました。

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