日本語教育実習フィールドワークは文字どおり日本語教育のフィールド(現場)である日本語学校で実習を行う科目です。
今回は4名の学生が福岡市東区の日本語学校で実習を行いました。 学生たちが担当するのは日本語テキスト『みんなの日本語初級Ⅰ』第14課です。
日本語教育についてご存じの方なら、きっと「ほう、『みんなの日本語』の14課を教えたのか」と思ったことでしょう。日本語動詞の「読んで」「書いて」「食べて」などの形、「て形」を学習する課で、初級前半の山場です。
各自資料を読み込んで教案を作成し、事前学習で4人の学生と担当教員が頭を突き合わせながら教案を練り直し、各自持ち帰って再検討したうえで、教壇実習に臨みました。 実習を終えたふたりに声を聞かせてもらいました。
NFさん 実習に行く前は、日本語を教えることは教科書の内容を分かりやすく説明することが中心だと思っていたけれど、実際に授業を見学し、教壇実習を経験する中で、日本語教育は学習者と向き合いながら一緒に学びを創っていくものだと感じるようになりました。
IMさん 学習者は学習にとても意欲的だと感じました。わからないことはすぐ聞く、気づいたことは声に出す、学習者同士で間違いを指摘する様子も見られました。母国を離れ日本で勉強しているだけあって、そうとうな覚悟があるんだろうなと感じました。
授業を実践してみたというだけではなく、自分の経験した学校教育との違いや、学習者の背景など多くのことを感じ取ったようです。
貴重な機会を提供してくださった日本語学校の先生方、授業に参加してくださった留学生のみなさま、本当にありがとうございました。
(藤山智子)


