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2025.10.04 就職・卒業生紹介

【海外で活躍する卒業生】 Nao’s Blog from Los Angels Vol.2

2025年(令和6年度)3月に国際英語学科をご卒業されたN.H.さん(Naoさん)(福岡海星女子学院高等学校出身)は、今年の1月よりアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに在住されています。このブログでは、そんなNaoさんが故郷の福岡県を離れ海外に新天地を求めるに至ったさまざまな経緯や現地でのご活躍について、数回の連載形式でご紹介いたします。今回は、連載第2号になります。

1. こんにちは!Naoです

前回のBlog を読んでくださり本当にありがとうございます!

 

2. ロサンゼルスの近況

みなさんお元気ですか?暑い夏もやっと終わり涼しくなってきましたね。アメリカのお店ではもうすでにThanksgiving(感謝祭)や Halloween,メキシコのDia de muertos(死者の日)のデコレーションが沢山並んでいて、今年はどんな飾り付けにしようか、どのコスチュームを着ようかじっくり考えている人達を見かけました。

私が一番楽しみにしている祝日はThanksgiving です。この日は朝から大忙し。メイン料理の七面鳥の仕込みから始まり、全ての料理が完成するまで夕方までかかってしまう時も…。

七面鳥の他にパンプキンパイ、 green bean casserole、 cranberry sauce など様々な料理を家族みんなで頂きます。

 

3. 私が国際英語学科を選んだ理由

前回皆さんにお伝えしていた、私が国際英語学科を選んだ理由についてお話しますね。

私は幼い頃からずっと、留学経験のある父から海外生活や当時の苦労話を聞くことが大好きで、父のように海外で生活したいと夢見たことが始まりです。日本とは全く違う雰囲気の町並み、料理、そこで生活している人々の様子、沢山の写真を一つ一つ私に見せながら当時のイギリス生活について何度も話してくれたことをよく覚えています。

父の言葉:「当時は今みたいに携帯電話もパソコンも無くて、紙の辞書だけを持って留学したんだよ。海外からだと国際電話になるから家族や友達と話すことも簡単じゃなかった。学校ではたった一人の日本人だったし、時には人種差別をされることもあってね、だけど本当に挑戦して正解だったよ。この経験が自分を変えるきっかけになったこと、素敵な友人に出会えたこと、そして”今”があること。あの時本当に頑張ってよかった。」そして、「Naoも大きくなったら一人で海外に行って、色々なことを経験しておいで。」

この言葉が、のちに、私が国際英語学科を選ぶきっかけの一つとなりました。

 

4. 自身の目標について

私の最近の目標はアルバイトに挑戦することです。永住権が認められ仕事ができるようになった今、何か新しいことに挑戦することにしました。アメリカに引っ越してからずっと家の中に籠りがちの私…ついに動き出します!今年の冬からは、とある資格取得に向けての勉強も始めます。次回の報告をお楽しみに✨

 

5. 2025年1月に起こったロサンゼルスの山火事について

今年1月、カリフォルニア州ロサンゼルス西部で7日、大規模な山火事が発生しました。炎は高級住宅地パシフィック・パリセーズのほか、イートン地区、ハースト地区、ウッドリー地区にも広がり、1,000棟以上の建物が焼失し、13万人以上が避難を余儀なくされました。この山火事で私の義理の家族が被災し、大切な物や写真、家族の思い出の詰まった家までも全て失ってしまいました。この日の夜、私の義理の家族から「家のすぐ前まで炎が近づいている」というメッセージが送られてきました。炎が家に燃え移らないよう家の周りにある木を伐採したり、スプリンクラーを起動させたり消火活動を必死に行ったがこれ以上は危険だと判断し、何時間も車を走らせ、やっとの思いで避難場所までたどり着いたそうです。

私たちも、避難準備中はとにかく急がなければいけませんでした。避難のサイレンが鳴り響く中、怖がる犬達を先に避難させ、できる限りの物を車に詰め込みました。その途中で怒った蜂達が何匹も家の中に入ってきて何度も刺されました。とにかく大変でしたが、吹き荒れる強風のせいで一気に燃え広がる炎がもう自分達の目の前まで迫ってきます。戦場のように、自分達の生まれ育った場所が炎に包まれ崩れていく。家を出る前、家の鍵を閉めながら、この家の鍵を閉めるのは僕が最後かもしれない、と私の夫がつぶやきました。

山の麓にある自然が美しく、静かな町アルタディナ。朝には小鳥達のさえずり、夕方には山々を照らす美しい夕日、夜にはフクロウやコヨーテの鳴き声が聞こえていました。こんなに大好きだった故郷が一夜にしてすべて燃えて無くなってしまった。でもいつかまた、昔のように綺麗で美しいアルタディナに戻ってほしい。私はそう願っています。

 

下の写真は、ガスマスク・防護服・ゴーグル・安全グローブ・長靴すべてを身につけ、自分達で動かせる程度の瓦礫の撤去作業や瓦礫の下から大切なものを掘り起こしたりと、何時間も時間を忘れて作業を続けたときのもようです。

6. 次回のブログに向けて

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。次回は山火事後の私たちの生活の様子や、私がアメリカ生活で苦労していること、成長したなと感じる出来事・英語の学習について皆さんにお話したいと思います!