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2025.10.02 就職支援・インターンシップ

国際ビジネス・インターンシップ2025:シンガポール航空でのインターンシップ②(参加学生の感想です)

世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している福岡女学院大学国際キャリア学科(ICD)では、2年生、3年生を対象に毎年、国際ビジネスとそれを支援する公務の「現場」で学ぶインターンシップやフィールドワークを国内外の企業や公的機関の協力を得て、実施しています。このうち、インターンシップは学科独自の集中講義科目として「Business Internship」(国際ビジネス・インターンシップ)を前期、後期にそれぞれ開講しています。

 

今年度前期開講の「Business InternshipⅠ」は、8月に下記の航空会社、旅行会社、ホテル、公的機関の協力を得て、国内と海外で実施し、31名が参加しました。

(2025年度前期インターンシップ受入企業・機関)

(航空)アシアナ航空(ソウル)、シンガポール航空(国内)

(旅行)エイチ・アイ・エス

(ホテル)ザ・リッツ・カールトン福岡

(公的機関・貿易投資促進)日本貿易振興機構(JETRO)

(公的機関・観光等誘致)福岡観光コンベンションビューロー

 

そのうち、シンガポール航空様でのインターンシップには4名の3年生が参加し、グローバルな職場で様々な貴重な経験を積ませていただきました。以下では、前回に引き続きシンガポール航空様でのインターンシップに参加した学生の感想をご紹介します。

Y.Mさん(福岡大学附属若葉高等学校出身))

私は今回、シンガポール航空様でのインターンシップに参加しました。幼い頃から飛行機を利用する機会が多く、そのたびに客室乗務員やグランドスタッフの方々の接客の素晴らしさに感銘を受け、憧れを抱いてきました。そうした経験から将来は航空業界で働きたいという思いを強め、その第一歩として今回のインターンシップに応募しました。インターンシップを通して、航空会社という大きな組織の各部門がどのように連携し、一つのフライトを安全に運航しているのかを知り、また社員の方々のお客様に対する気持ちや接客の姿勢について学びたいと考えていました。 

インターンシップでは、実際にシンガポール航空の制服を着用し、主に地上業務の体験をさせていただきました。具体的には、シンガポール航空のカウンターでチェックイン業務を体験しました。搭乗手続、セルフチェックインのお手伝い、預け荷物の対応、配慮を必要とするお客様への応対、遅延・欠航時の対応など、様々な業務がありました。担当されているグランドスタッフの方々はどんな時も笑顔で、丁寧にお客様と接されており、そのプロ意識の高さが強く印象に残りました。到着ゲートでの業務や航空機の清掃業務の見学も行いました。運航乗務員、客室乗務員、グランドスタッフ、グランドハンドリング、機内清掃の方々が一つのチームになって定時に、安全に航空機を出発させるという目標に向かって連携されている姿を間近で見て、強い印象を受けました。最終日には、福岡で唯一の機内食の製造工場を見学し、衛生や味へのこだわりなど実際に目で見て、試食して感じることができました。

座学は、グランドスタッフ、総合職、ハンドリングの業務についてお話を聞く貴重な時間でした。シンガポール航空ではサービスに注力されていて、社員の方々は「気配り」(Discover)、「どのようなサービスをデザインしていくのか」(Design)、「どのようにお客様をハッピーにして、喜んでいただくのか」(Delight)の「3D」を意識するように努められているそうです。様々な職種のなかでも、私は総合職の業務に特に魅力を感じました。総合職には、旅行会社や学校の修学旅行などの営業を担う旅客営業部、企業に対する営業を担当する法人営業部、ホームページなどでチケットを販売するマーケティング部の三つがあり、例えば旅客営業部ではSNSを活用したり、ラジオ、テレビなどに出演するなどして様々な販売促進策を展開されています。貨物の業務は貿易においてとても重要な役割を果たしていて、社会的意義を強く感じられるお仕事であり、同じく魅力的に感じました。

今回のインターンシップを通して、航空会社で働かれている方々の高いプロ意識を間近に見て、多くのことを学び、自分の強みや課題にも気づくことができました。航空業界の魅力を改めて感じ、この業界で働きたいという気持ちがさらに大きくなりました。ご指導いただき、ありがとうございました。

S.Tさん(福岡県立須恵高等学校出身)

私は今回、シンガポール航空様でのインターンシップに参加しました。普段は利用者として訪れる空港を「働く場」として体験し、現場で実際に働かれている方々の姿を間近に見ることができたことは大変、貴重な経験となりました。短い期間ではありましたが、多くの業務を体験させていただき、航空業界で働くことの魅力や大変さを学ぶことができました。

まず、カウンター業務を見学させていただいき、セルフチェックインを済ませたお客様の荷物にタグを取り付ける作業を体験しました。乗り継ぎ便を利用されるお客様にはどの空港で荷物を受け取るのかを正確に伝えなければならず、常に緊張感を持ちながら取り組む必要があると感じました。到着業務も経験しました。到着便から降りてこられるお客様お一人おひとりに「ありがとうございました」と声をかけましたが、日本のおもてなしの心を忘れず、丁寧にご挨拶することを心がけました。短い言葉であっても気持ちを込めて応対することが、お客様に安心感を与えるうえで大切であることを実感しました。カウンター業務の最終日には、お客様に積極的に声をかけて、お手伝いができるようになりました。

出発業務も見学し、グランドスタッフの方々が最後のお一人が搭乗されるまで空港内を走り回って探されたり、アナウンスで呼びかけたり、カウンターと無線で連絡を取り合ったりしながら、定刻に出発できるように全力を尽くされている姿はとても印象的でした。航空業界の仕事は全員が力を合わせて初めて成り立つのだということを目の当たりにし、強い感銘を受けました。

ラウンジや貨物上屋も見学させていただきました。ラウンジでは、お客様が快適に過ごせるよう細やかな工夫が行われていることを学び、貨物上屋では航空会社が世界の物流を担っていることを知り、航空業界のお仕事のスケールの大きさを実感しました。機内見学もさせていただき、普段は見ることができないコクピットやビジネス・クラス、ギャレーなどを案内していただきました。機内清掃と出発準備の一部を手伝わせていただき、一席ずつ丁寧に整えることでお客様が快適に過ごせる空間を作ることの大切さを学びました。客室乗務員の方とお話しする機会もあり、笑顔を絶やさないことや臨機応変な対応が求められることなど、接客のプロとしての心構えを知ることができました。そして、インターンシップで最も楽しみにしていた出発便の見送りも経験することができました。滑走路に出て飛行機が動き出すまで手を振って見送り続けると、機内から多くのお客様が手を振り返してくださり、大きな達成感を味わうことができました。

このインターンシップを通じて、航空業界で働くことの責任感とやりがいを強く感じました。小さな声かけや正確な作業が大きな信頼につながること、そして一人ではなく、チーム全体で協力して業務を行うことの大切さを学びました。また、今後の課題として自身が取り組むべき点も明確になりました。今回の経験は、将来、どのような道に進むにしても大きな糧になると確信しています。現場の緊張感や責任感を肌で感じると同時に、スタッフの方々の温かさやプロ意識に触れることができたことは大きな学びでした。今回の学びを学生生活やキャリア形成に活かし、国際的に活躍できる人材へと成長していきたいと思います。

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