Study Abroad(海外留学)
国際キャリア学部では2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されますので、休学することなく、留学することが可能です。2年次後期には、「Short Overseas」という約5週間の短期留学プログラム(オーストラリア)もあります。
いずれのプログラムもコロナ禍により中止していましたが、2022年度後期からまずオーストラリアと韓国への長期留学を再開しました。その後、派遣先を順次、拡大し、今年度前期には計20名の国際キャリア学科(ICD)2年生がアイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダに留学して学んでいます。
海外提携校へ留学して学んでいる学科生からの報告を紹介するこのコーナー、今年度の第1回はアイルランドのダブリンシティ大学(Dublin City University)に留学中のA.Nさん(2年、福岡県公立古賀竟成館高等学校出身)らの報告です。
A.Nさん(2年、福岡県公立古賀竟成館高等学校出身)のアイルランド留学レポート
私は、現在、アイルランドの首都、ダブリンにあるダブリンシティ大学に留学しています。5月中旬ですが、昼でも20度に満たない涼しく過ごしやすい気候です。アイルランドの人は優しく、フレンドリーな方々が多く、道ですれ違う度に "Hello "や " Hey "などと声をかけてくれます。
私が学んでいる大学のクラスには14人の学生がいます。授業では、主に英語の文法、リーディング、ライティングを学び、ディスカッションも行います。ディスカッションでは、自分たちの意見を示したうえで、クラスメイトと意見交換をします。まず、チームビルディングをして、それぞれの解決策を考え、発表します。分からない単語や理解できない文法がある場合、先生方が例を交えながら丁寧に教えて下さいます。週に1回、テストがあるので、毎日、その日に学んだことの復習をして、週末のテストに備えています。毎週金曜日には、先生がクラスの皆にパウンドケーキを配って下さいます。
ホストファミリーもとても優しい方々で、毎日、ダイニングでその日の出来事を話しています。アイルランドの文化やおすすめのお店なども教えて下さるので、アイルランド生活を満喫することができています。放課後や週末はシティ・センターに行き、ショッピングをしたり、美術館や博物館を訪れたりして、アイルランドの文化を楽しんでいます。アイルランドは自然が豊かで、気候も快適です。木々や動物など見るだけで癒されます。アイルランドに来て1ヶ月ほどが経ちましたが、時間を無駄にせず、たくさんのアクティビティに参加したり、様々な国の人と交流して、もっとアイルランドの素晴らしいところを見つけていこうと思っています。