福岡県が主催する海外研修に参加した心理学科のNさんの活動をご紹介します。
Nさんは、福岡県グローバル青年の翼というプログラムに参加し、2023年と2024年の2回、カンボジアとシンガポールで8日間の活動を行いました。
これまでの経験を活かし、今回はアドバイザーとしての参加だったそうです。
貴重な体験報告を寄せてくれたNさん、ありがとうございました。
青年の翼にアドバイザーとして参加した学生の感想
私は、福岡青年の翼の国内外研修にアドバイザーとして参加し、昨年の経験を活かして団員をサポートしました。
昨年のプログラムでアジア諸国の力強さや、教育の制度、歴史について多くを学び、特にBuddhism for Social Development Action (BSDA)のピアサポートシステムに感銘を受けました。
このシステムは、困難を抱える学生が職業訓練を受け、相互に支え合うことでカンボジアの未来を築くものであり、この取り組みからインスピレーションを得て、自分の経験を次の団員に伝える役割を果たすことにしました。
研修初日は団員も緊張していましたが、次第にリラックスし、積極的に意見交換ができるようになりました。
ファシリテーターとしての役割もありましたが、団員同士の意見交換が活発で、その必要はありませんでした。
また、海外研修の準備段階で、団員から質問を受けたため、資料を作成し共有しました。
作成した資料により団員の不安が軽減され、団員同士のつながりも強化されました。
海外研修では、新しいプログラムや人々との出会いを通じて多くを学びました。
団員と同じように学び続ける姿勢が影響を受け、広い視野を持って参加することができました。
アドバイザーとしての役割を果たし、無事に帰国することができました。
これらの経験は私にとって非常に貴重なものとなり、団員と職員をつなぐ役割を果たすことができたと感じています。
今後も新しい団員やアドバイザーと出会うたびに、自分にできることを考え、いろいろな形でサポートを続けていきたいと考えています。
この経験を通じて得た知識やスキルを次の世代に伝え、福岡県の発展に貢献することを目指しています。
団員が安心して活動できる環境を整え、未来の会に繋げていくことが私の使命だと思っています。
(心理学科4年 Nさん)