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2024.12.24 多彩なゼミ・ユニークな授業

【門屋ゼミ】大分県日田市天瀬町で方言調査を行いました

教員の門屋です。
11月30日から12月1日にかけて、2年生が方言調査に行ってきました。調査地は、大分県日田市の天瀬町(あまがせまち)です。この調査は、現代文化学科の門屋ゼミの学生とメディアコミュニケーション学科の二階堂先生のゼミの学生で行いました。

初日は、日田市内を観光しました。豆田町をはじめ、日田ならではの場所を訪れ、日田の歴史や文化に触れました。

天瀬町は、日田駅より車で30分ほどのところにあります。夕方、天瀬町に移動し、貸別荘「柊」に泊まりました。夕食はみんなで寄せ鍋を作りました。美味しかったです!

翌日は、いよいよ方言調査です。調査は、天瀬公民館で行いました。2人1組となって、話者の方にお話を伺います。初めて方言調査をする学生は、とても緊張したと思います。学生は聞き方を工夫して、調査がスムーズに進むよう、頑張っていました!

調査にご協力いただいた話者の皆様、天瀬公民館の皆様、ありがとうございました。なお、今回の調査は、地元のケーブルテレビであるKCVコミュニケーションズ株式会社様より取材を受けました。

以下に、参加学生の感想を紹介します。

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今までは方言を通して、「日本語」を学んでいましたが、今回初めて方言自体を学び、多くの気付きを得ることができました。同じ大分だからといって市内と全く同じわけでもなく、初めて聞く言葉ばかりで新鮮でした。そして、話者の方が想定していた時間よりも早めに来られていたり、方言を思い出している時間があったり、と事前準備やシミュレーションの大切さも分かりました。さらに、話者の方が「天瀬」の方だとは知っていましたが、天瀬の細かな地名までは知らず、会話を広げられなかったことも後悔している点の1つです。また次回行かせていただく機会があれば、必要な情報をしっかりと頭に入れておき、スムーズかつ話者の方にも楽しんでいただけるような調査ができるように頑張りたいと思います。(現代文化学科・2年生)

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初めて日田・天瀬を訪れましたが、初めての土地という感じはせずどこか懐かしさを感じました。どことなく地元の風景と似ていたからかもしれません。日々の忙しなさや喧騒をふと忘れることができるような、そんな落ち着いた街だったなと思います。
最初の散策時間では、日田の伝統的な街並みを歩きながら、美味しいご飯を食べたり素敵な商品を見て回ったり、とても楽しい時間を過ごすことができました。地元の方も優しくて、心が温かくなりました。
2日目の方言調査では、実際に生まれも育ちも天瀬という方にお話を伺いました。
私の地元の言葉とほとんど一緒だなと思ったり、全然聞いたことも言ったこともない言葉だったり、いろいろな面を感じることが出来て面白かったです。
用意した質問の他にも、面白い話をたくさん聞くことが出来てとても楽しい時間でした。
たくさん笑って、たくさん美味しい物を食べて、たくさん勉強ができた2日間になりました。
また機会があれば、日田・天瀬を訪れたいです。(メディアコミュニケーション学科・2年生)

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