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2024.11.14

メディア・コミュニケーション学科

番組制作会社に内定した4年生のインタビュー

有名なバラエティ番組を数多く手掛けている東京のテレビ番組制作会社に就職が内定したI・Aさんにお話を伺いました。

-4月からのお仕事について教えてください
バラエティ番組を中心に番組を制作している会社で、アシスタントディレクターとして仕事を始めます。ゆくゆくはディレクターとして仕事ができるようにがんばりたいと思っています。

-このお仕事を目指したきっかけは?
昔からテレビを観るのが好きで、特に、何も考えずに笑えるお笑い番組が大好きでした。私は好きなことでないと長続きしない性格なので、「好きなことに近いことが学べる学科」を探して福岡女学院大学のメディア・コミュニケーション学科を受験しました。大学に入ってからは、人生の中で長い時間を費やす仕事も「好き」なものに関わることをやりたいと思い、テレビに関わる仕事に絞った就職活動を行いました。

-テレビ業界を一途に目指していたのですね
はい。目標に近づくために、「メディア業界」を目指している先輩から話を聞いたり、テレビ局でアルバイトをしたりしました。コミュニケーション能力と対応力を身につけるために、テレビ局とかけもちで飲食業のアルバイトも経験しました。業界は違えどもとても勉強になりました。
また、キャリアセンターで業界に就職した先輩方の体験談や過去の面接の資料などを読んで参考にしたりもしましたね。

-行動力がありますね。やはり授業もメディアに関するものを多く選択したのですか?
もちろんメディアに関する授業も受講しましたが、デザインをはじめ興味のある授業は沢山受講しました。
印象に残っているのは忠先生の授業です。ラジオ形式で進める授業は工夫されていて興味深かったですし、消しゴム版画や木版印刷で作品を制作する授業もとても楽しかったです。
また、池田先生のフィールドワークで長崎県川棚町や北九州市門司区で戦跡を辿ったことも強く心に残っています。当時の特攻隊員の思いを感じながら見た景色は忘れられません。

-最後に、これから大学を目指す高校生や、就職活動をする後輩たちにメッセージをお願いします
女子大でうまくやっていけるか心配している高校生もいると思います。私もそうでしたが、入学してみると心配していたのと違い、とても平和で自由、お互いを尊重し合える仲間が沢山います。
特にメディア・コミュニケーション学科は、推しや趣味に没頭している人が多くて、それぞれジャンルも内容も違いますが皆が堂々と自分の推しを語り、それを誰も否定せず受け入れてくれる、まさに異文化交流を楽しめる学科と言えると思います。大学生活は大変なこともありますが、何かを始めたり「好き」を見つける場所であり、色々な人と出会うには絶好の場所です。是非たくさんのことに興味を持って進んでいってください。
就職活動については、周囲が気になったり何をしてよいのかわからなくなったりして焦ることもあると思います。私は先輩から頂いた「焦らないほうがよい」「落ち着いて考えたほうがよい」というアドバイスを元に就職活動を進めることができました。なにより好きな業界だったので面接でも言いたいことが言え、手ごたえを感じることができました。
後輩たちに伝えたいことは、「自分の好きを主軸に生きてもなんとかなる!」ということです。

ご自身の経験を沢山語ってくれたI・Aさん、ご協力ありがとうございました。

(学科Today編集担当)