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2024.09.30 授業紹介

授業紹介:砺波地方の方言調査 ~フィールドワークC~

二階堂整教授が担当するフィールドワークCでは毎年、夏休みの終わりごろ富山県砺波市を訪れ方言調査を行っています。この科目は複数回の履修が認められていて、今年度は受講者のうち2名が〝リピーター″でした。引率者として去年に続いてリピート参加した私が、そのうちの一人M・Aさんに方言調査の面白さや魅力について聞いてみました。

-砺波での方言調査の面白さは何ですか
九州と北陸という地理的に離れた地域にもかかわらず共通点や似通った方言がみられる点です。地域ごとに異なった特色を持ちながらも歴史的・文化的なつながりが感じられ、言語学的な興味が掻き立てられます。
また、現地に足を運んでその地域や風土や生活を体験することで、座学では得られない深い知見を得られます。報恩講の精進料理、散居村に点在する伝統家屋のアズマダチなどの伝統的な文化が今なお守られている地域で方言を直接観察して、包括的な学びの経験が得られます。

-​方言調査旅行の魅力は?
単なる旅行も楽しいのですが、明確な目的を持って行う方言調査の旅行は学びの深さとやりがいがあり、素晴らしい体験です。仲間とのコミュニケーションも重要で、協力して調査を進める中で、協調性や新たな視点を持つことができるのもこの調査旅行の大きな魅力だと思いました。

-調査以外の良さを教えてください
砺波では伝統家屋「佐々木邸」に〝移住″して調査を行いましたが、ここでの移住体験はほんとうに楽しかったです。涼しくてご飯もおいしくて、ぜひ住んでみたいと感じました。星空もとてもきれいでした。スタッフの皆さんが親切だったことも大変ありがたかったです。

地域の皆さんに支えられ、地域での暮らしを体験しながらその土地の方言を調査することが魅力なんですね。
 

(藤山 智子)