まず客室乗務員の業務内容について保安要員としての役割とサービス要員としての役割という観点から写真つきで詳細説明がありました。普段乗客としては航空機内でしかお仕事中の様子をうかがう事はできませんが、離陸前から着陸後、そして定期的な非常事態を想定した訓練に至るまでCAさんには相当な業務量があることに学生達は驚きを隠せない様子でした。

またレベルの高い接客業務を根底から支えている企業理念についても知る機会となりました。第一印象が決まる要因の○○パーセントはこうだからこうすれば好感度が高まるなど科学的データに基づいたプロの接客の技を披露していただきました。

他にも航空会社を志望する学生はもちろんのこと、サービス業界全般を目指す人にとっても有益な普遍的なアドバイスをいただけました。

森さんは「ふるさと応援隊」のメンバーとしてもご活躍されています。各都道府県の特産品などを支援しながら地域活性化を目指すJAL独自のプロジェクトで、地上でも地元のPRのために忙しくされている様子でした。お話の途中には離陸前機内アナウンスの実演もあり、学生は熱い羨望の眼差しを送っていました。

航空需要がいち早く回復し、今後も英語科からたくさんの卒業生が国内外の空を飛ぶ時代が戻ってくることを祈っています。