金沢ゼミでは、企業との協働プロジェクトを通じて、大学卒業後社会で生きていくための様々な知識と経験を蓄積し、将来社会で活躍できる女性になること、また自らの人生を自分の力で切り拓ける女性になることを目標に活動しています。
2022年度の3年ゼミでは、カステラ本家 福砂屋様が手掛けるカフェ「パンデロー」の商品開発プロジェクトに挑戦することになりました。カステラ本家福砂屋様といえば、知らない方はいないほどの有名なカステラ屋さん。なんと創業は1624年であり、今から2年後の2024年に創業400周年を迎えられます。そんな歴史と伝統のある企業様の商品開発に当ゼミの学生が参画できるということで、ゼミ生本人はもちろんのこと、ゼミ生の保護者の皆様も大変喜ばれていると聞いています。今後、学生の努力が商品という具体的な形となり、さらにそれをゼミ生自身が、またご家族と一緒に食べることの出来る日が是非来てほしいと願います。
さて先日の授業では、福砂屋の皆様に本学までお越しいただいて、福砂屋様の歴史、製法や原材料へのこだわり、そして変革への挑戦等について学生にご説明いただきました。学生にとっては福砂屋の皆様とお会いする初めての機会であり、数日前から緊張しておりましたが、当日は全員から質問があがるなど、このプロジェクトに賭ける学生たちなりの想いが伝わってきました。
以下は授業後の学生の感想です。
カステラ界で400年というとても長い歴史を持つ福砂屋様がコラボレーションする初めての学生が私たちということで、その信頼を裏切ることはできないという大きなプレッシャーもありますが、新商品を考えることへの高揚感もあります。商品開発はプロの方でもそう簡単にできるものではないことは重々承知しています。しかし、それでも私たちに期待してくださったこと、その思いを絶対に裏切りたくはないので、できる限りのことを精いっぱいやりぬこうと思います。」
最後に、大変ご多忙のところわざわざ本学までお運びいただき、熱意を込めて、また優しく学生に語りかけてくださいましたカステラ本家 福砂屋の皆様、本当に有難うございました。心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。