今回の短大は地域とつなぎ、卒業生とつなぎ、そして社会とつなぎます!
きっと日頃の行いの良い人が参加していたのでしょう!
雨の予想でしたが雨が降らなかった6月12日、垣原セミナー太宰府英語ガイディング研修に行ってきました。
2015年度から続くこの研修を、学生のコメントを借りながらレポートします!
1995年福岡女学院短大卒のガイド、K・Aさんに英語で太宰府を案内して頂きました。
「日本語で聞いて見るよりも、英語を聞き取ろうと耳を傾けるので、よりそのものについて聞き入ることができました。」(K・Iさん)
「英語でのガイドはジェスチャーや抑揚で私たちを引きつけ、さらに順路や時間設定がとてもスムーズでした。また、一方的な説明だけでなく互いに会話ができるような雰囲気であっという間に時間が過ぎていくように感じました。コロナ禍でマスクをしてのガイドでしたが、隠れていても明るい表情が目に浮かび良い印象を受けました。」(M・Uさん)
「日本の習慣や文化、歴史について英語で説明するのはすごく大変だと改めて感じました。portable shrine のように御神輿を分解して「持ち運べる」「神社」みたいに英語に訳していくのが大事だと思いました。」(N・Kさん)
現在フリーランスの観光ガイドであるK・Aさんは、なんと!旅行会社時代、垣原先生の後輩だったそうです
(短大生にとっては先輩です)。
K・Aさんは短大卒業後、バイトで貯めた60万を軍資金に、ワーキングーホリデーへ旅立ちました。
オーストラリアやカナダで働いて経験を積み、帰国。40歳で第2子妊娠中に国家試験を受けます。
難関である通訳案内士の合格通知が届き、喜んでいる最中に陣痛が始まり、そのまま出産という武勇伝をお持ちです。
「プロのガイドの方から実際にガイドをして頂きながら太宰府天満宮を観光して、とても勉強になりました。
私たちに分かりやすいように大切なところは強調して説明してくださったり、プロのガイドの方はすごいなと
思いました。」(A・Kさん)
「キリスト教の海外の方は、神様はひとりだけと信じている人が多く、日本の八百万の神や藤原道真のように実在の人物が
神だということを説明するのは大変だと言われたのが印象に残っています。異文化を理解しつつ、日本の文化を伝えていく
のが外国人向けガイドのお仕事なのだと感じました。」(R・Kさん)
研修終了後も、K・Aさんを取り囲んで、質問を続ける垣原セミナーの学生たち。
「私は観光地を巡る際はガイドさんの力を借りずに巡っていましたが、実際にガイドさんと一緒に巡るほうが良かったと感じました。自分で調べてもでてこないことや、豆知識なども面白く教えてもらえるので、もっと調べてみようという気持ちになりました。だから1時間はとても短かったです。コロナウィルスが落ち着いたらまたこのような機会があればいいなと思っています。最後に、ものすごく楽しかったです。」(K・Tさん)
「先生、またこんなのやってくださーい!」とみな満足気に帰って行きました。