言語芸術学科では多彩な科目がありますが、その授業を担当する先生もまた多彩です。この【教員紹介】コーナーでは、皆さんと共に学びを深める先生方を紹介していきます。
先生の研究分野について
英語文体論という分野が専門です。英語文学作品(小説)の文体について勉強しています。
研究分野の現代社会との関係又は現代社会での位置づけについて
文学作品(小説)を対象にした文体論は、作家が小説を創作する際、意識的にまたは無意識的に使用している表現の特徴から、その表現によって描かれた場面の意味を考え、解釈してみようというものです。こういった作業は、作品のテーマを考える上で大変有益なものです。ちょっと暗号や謎解きに近い側面もあります。
文体論的な読み方を、日本人の英語学習、思考の訓練に生かせないかと奮闘中です。
所属する学部学科教育のなかでの位置づけをお教えください
「言語芸術学科は、言語芸術作品(文学や映画)を【教材】として使いながら、言語(日本語・英語)能力と思考力を徹底的に鍛え、何事にも臨機応変に対応できる逞しい人材を育てることを【教育目標】においているリベラルアーツ/アクティブラーニング系の学科です。」私の位置づけとしては、この中の、特に、文学、英語、思考力の部分となるでしょう。
本学の学生のイメージは?
本当にいろんな学生さんがいるので、これといったものがありません。
本学での学びを通して、どんな人間に育って欲しい又はこんな人材に育てたいというイメージがあれば教えてください
これからの社会は、残念ながら、私のような昭和世代が凌いできたようなものではなく、かなり複雑かつ規制なども多い社会なのかもしれません。また、人の捉え方も、細分化され、その分、自分の立ち位置を掴むことが大変困難な世界なのではないかと思います。そんな世界に飛び出ても、自分で考え、対処できる人になっていただきたいと思います。目先の技術などはどうでもいいです。
本学の中で一番好きな場所があれば教えてください
自分の研究室でしょうか。
趣味はなんですか?
ラジオドラマを書くこと。
今熱中していることはありますか?
あいも変わらず、読書。
一番リラックスできる時、それは何をしている時ですか?
自分のベッドで本を読んでいるとき。
(学問か仕事かプライベートを問わず)今一番関心のあることは何ですか?
食。
今目標としていることは?
文体論のわかりやすい入門書の作成。
先生(個人)の夢を教えてください
人生のチャプター2を有意義に過ごしたい。
簡単に説明すると、ご自身はどんな人ですか?
ごく普通の人。
お薦めする本を3冊教えてください(できれば専門書籍以外で)
- フィッツジェラルド『偉大なギャツビー 』(女性にはなぜか受けが悪いです)
- この20年くらいの間に出ている日本人のミステリー・推理小説のほとんどは面白いと思います
- 『テーマ・シンキング叢書』
好きな映画(ドラマ、演劇、ストーリー)を教えてください
『クロコダイル・ダンディ』
座右の銘や格言、高校生に送りたい言葉があればお教えください
一つを選べません。私の好きな作家のマーク・トウェインがたくさん名言を残していますので、その中から選んでいただければ幸いです。
最も影響を受けた人物、尊敬している人物をお教えください。また、その理由又はその人物の魅力をお教えください
大学院時代の恩師。裏表のない上品な方だったから。
研究をする上で一番拘っていることは?
「自分のやっていることで、どんな社会貢献ができるか」を考えながらすること。
今までの卒業生の卒論の中で特に面白いと感じた卒論のテーマは?
たくさんありますので絞れません。じっくりと原文(英語でも日本語でも)を読み込んだ学生さんの論文は、ほぼ全部面白いです。また、独自の切り口が冴えている論文も面白いですね。
学生から学ぶ瞬間は?
学生さんの本音がポロリと出た時に、その本音が肯定的、否定的なものどちらにしても、しばしば、なるほどなと思わされます。




