新年度を前に、これまでの学びを振り返り、4月からの新たな目標をそれぞれに抱いている時期だと思います。心理学科で学んできた先輩が、これまでの学びを振り返る中で、後輩や高校生の皆さんに伝えたい「心理学科で学ぶ魅力」についてメッセージが届きました。

今回は、心理学科の1年生からのメッセージです。このコロナ禍でも、1年生が大学生活を安心してスタートできるように、心理学科には、少人数クラスの授業で学生生活をサポートする「基礎演習」という授業があります。心理学科ならではの授業、「基礎演習」の魅力について、1年生の声をお届けします。

2020年度　基礎演習の授業風景

「基礎演習」の授業の中で、先輩方にオンラインでインタビューをして、大学生活のことを色々と聞くことができました。また、他の班の人たちのインタビュー報告から、テストや勉強に関することもきけて、とてもためになることがたくさんありました。先輩のインタビューをお互いにシェアする時間があって、良かったなと感じています。

入学してからの1年間は本当にあっという間で、大学生活の4分の1が終わってしまったようには感じられませんが、高校では学べない専門的な心理学の分野のことを学び、新しいことをたくさん知ることができました。また、コロナ禍でいつもの大学生活とは違ったかもしれないですが、大学にも少しだけ通えて、友達とも会えて、学食を食べたりできて楽しかったです。今までは当たり前に感じていたことが、当たり前ではないことを実感し、よりいっそう、楽しく感じることができたのだと思います。

「基礎演習」の授業では、まだ自分が知らない大学生活のことについて先生や先輩方のお話から学ぶことができました。前期はオンライン形式で、後期も２週に一度の対面授業でしたが、この授業を通して、友達を作ることができたので一安心しています。

入学して、もう一年もたつのかと思うと、どれだけ多くを学び、吸収できたのか不安ではありますが、この一年間はある意味、自分自身にとって、一生忘れられない一年になったのかなと思います。分からないことをメールで質問した時には、先生方が丁寧に教えてくださったので、とても助けになりました。また、授業の中で、先輩のインタビューをして、発表し合い、たくさんの先輩の貴重な意見を聞けたので、これからの大学生活にいかしていきたいと思いました。

この「基礎演習」の授業は、学校見学をしたり、フォト五七五の作品作りを通して、一人ひとり違った視点で物事を捉えている作品を鑑賞できたりと、非常に興味深い時間でした。またずっと行ってみたかった図書館に行き、図書館の案内をしていただいたことも嬉しかったです。

入学して早々、オンライン授業で友達の顔もわからないまま不安でしたが、後期は対面授業で少しだけ大学に行けるようになり、友達もできて楽しく感じるようになりました。「基礎演習」のクラス以外では、まだまだ心理学科にどんな人がいるのかわからない状況ですが、２年生でも新たな出会いを楽しみに過ごしていきたいです。