大迫秀樹 教授
これまでに、警察(科学捜査研究所)の心理職を経て、児童福祉施設や相談機関にて勤務した経験があります(現在も児童福祉施設での心理職は非常勤にて継続中)。そのため、臨床心理学の中でも、福祉心理学や司法・犯罪心理学を専門領域としています。
この2つの領域は、重なり合うところも多くあります。例えば、非行という問題行動の背景に、幼少期の児童虐待による心の傷つきがある場合などが見られます。そのため、非行問題へのアプローチとしては、早期にかかわることができる児童福祉という制度の中で、幼少期から子どもと親・家族に対する支援を行っていくことなどが重要です。
みなさんと一緒に、できるだけ実践的な視点を踏まえながら、学びを深めていくことを楽しみにしています。