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2020.08.27

国際キャリア学科

授業紹介:Analysis and Discussion I(国際キャリア学科2年選択科目、担当:中島)

2年次の選択科目である「Analysis and Discussion」では、情報を分析し、自らの考えを論理的に組み立て英語で発表するスキルを身につけることを目標とします。

中島担当クラスでは、前期は、映画「ノッティング・ヒルの恋人(Notting Hill)」を教材とし、英語の4スキル(読む、聞く、書く、話す)を高めながら、情報を分析する力を培い、論理立てて英語で説明する方法を学びました。さらに、1年後期の「Presentation Skills」の授業で学んだプレゼンテーションの技術を使いながら、各自が聴衆に伝わる発表、説得力のある発表を目指しました。

以下は受講した学生の感想(代表)です。

Y.Oさん(福岡県立香椎高等学校出身)

私は「ノッティング・ヒルの恋人」が大好きで、この映画を使って学習できたことは最高の経験でした。毎回のホームワークは大変でしたが、英語力が上がったような気がしています。また、プレゼンテーション資料を作成するためにアメリカ英語とイギリス英語の違いを調べましたが、今まで知らなかったことがたくさん学べ、とてもためになりました。初めてのオンライン授業で不便なこともありましたが、中島先生の説明も分かりやすくて、とても楽しい授業でした。ありがとうございました!

A.Tさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

短期間に同じ映画をこんなに何回も見たのは初めての体験でした。映画は夢や希望を与えてくれます。また、何回も繰り返してみることで、最初は見過ごしていたことに気づいたり、登場人物の性格や心情がだんだんと分かるようになったりします。このことは私にとって大きな発見でした。そして、文化の違いや言葉の違いについて知るのにも映画はいい教材であると思いました。この授業を受けるのをとても楽しみにしていたので、オンライン授業になると知った時はとてもガッカリしました。しかし、中島先生が様々な工夫をして授業を進めてくださったので、対面授業と同じ様に楽しむことができました。本当にありがとうございました。

R.Mさん(福岡県立城南高等学校出身)

「Analysis and Discussion」では、情報を分析することの難しさを痛感するとともに、映画を深く理解し、もうひとつの楽しみ方を見つけることができたと思います。私は映画で使われている曲に焦点を当て、歌詞と主人公の心情との関連について分析しました。今までは字幕とセリフを一致させるのに精一杯で、BGMにまで注意を向けていませんでした。プレゼンテーションの準備で主人公の心情と一致する歌詞を見つけ出し、関わりを説明することは大変な作業でしたが、同時に多くの発見がありました。クラスメイトの発表では、例えばアメリカ英語とイギリス英語の違いだけではなく、その背景となる文化の違いについても詳しく知ることができました。この授業を受けたことで、洋画鑑賞の着眼点が大きく変わった気がします。また、Meetを使っての授業ではクラスメイト全員の答えや考え方を知ることができ、自分の考えと照らし合わせることで、新しい発見が多々、ありました。

H. Iさん(純心女子高等学校出身)

「Analysis and Discussion」の講義を通して、プレゼンテーションを円滑に進めるための資料作成の工夫や最初に結論を持ってくることで聞き手により伝わりやすくなるなど、様々なことを学ぶことができました。ひとつの映画を受講者一人ひとりがそれぞれの視点から分析して発表したので、私が気付けなかったこと、考えてもいなかったことまで知ることができ、また考えることができました。この講義で得た学びを、他の場面でも活かしていきたいと思います。

R.Uさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

オンライン授業は対面授業と比べて、英語学習では力が付きにくいのではないかと最初は不安でいっぱいでした。しかし、毎日、復習する時間を十分に作るなど現状で取り組めることに注力しました。この授業を受けて、最も苦労したことは自分の言いたいことを英語に置き換える作業でした。日本語で、「ドキドキした」という単語は英語になかったので、短く、かつ分かりやすい表現でどうすれば相手に伝わるのか考えました。オンラインで英語のプレゼンテーションをするなど、貴重な経験をすることができ、感謝でいっぱいです。

F.Mさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)

オンライン授業となり、ほとんどの人が慣れていないなかで授業の目的である分析とディスカッションを行うことに不安を感じていました。しかし、中島先生の適切なご対応のおかげで対面授業と大差なく臨めました。授業では、登場人物の複雑な感情を理解したり、映画だからこそ知ることができる英語の話し言葉の表現を学ぶといった収穫を得ることができました。プレゼンテーションのテーマひとつ決めるのにも苦労して、それに従って分析を行い、パワーポイントにまとめ、発表原稿を作成するまでの一連の作業がとても大変に感じました。しかし、実際にプレゼンテーションを行い、クラスメイトからのコメントで「比較する視点が良かった」と評価してもらえたので、頑張ったかいがあったなと思いました。また、他の人のプレゼンテーションを聞いて、同じ映画なのに着眼点が変わると別の発見があり、非常に楽しかったです。物事を分析する力、それについて話し合う力はこれからもっと必要になってくると思いますので、引き続き鍛えていきたいです。ありがとうございました。