学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. (授業紹介)Introduction to World Business(国際キャリア入門、担当:山口)

2020.07.06

国際キャリア学科

(授業紹介)Introduction to World Business(国際キャリア入門、担当:山口)

「Introduction to World Business:国際キャリア入門」(担当:山口)は、国際キャリア学科1年生以上を対象とした前期の選択科目です。
この科目では、将来、世界とつながる仕事に就くために必要な日本の経済とビジネス、そしてそれを取り巻く国際情勢に関する基礎的な知識を身につけていただくことを目標としています。例えば、将来、皆さんが就職活動をする際、訪問した企業の方から以下のようなお話があったとします。
  • 人口減少、少子高齢化などによる国内市場の伸び悩みに対応してわが社では近年、海外事業に力を入れています。
  • わが社の海外展開の歴史は1980年代初めに遡ります。そのころは欧米先進国との貿易摩擦に対応したいわば「仕方なしの海外進出」でした。これに対し、現在の海外展開は発展著しい新興国の市場開拓を目指した攻めの展開です。
  • わが社が特に力を入れようと考えているのが、新興国のなかでも生産年齢人口の継続した増加が見込め、国内政治とマクロ経済がともに安定している国、例えばインドネシアやインド、トルコ、ミャンマーなどです。
何を言っているのかわかりますか。できれば授業が終わった段階でこの内容を理解したうえで、自分なりの考えを述べることができるようになっていただければと思っています。

(昨年度の本授業の受講風景です)

今年度の本講義は遠隔授業になりましたが、受講生たちは事前によく予習し、提出してくる課題の内容もしっかりしており、オンラインではありながらそのポテンシャルの高さを実感しています。以下では、受講している学生の感想(代表)をご紹介します。

Y.Mさん(福岡県立福岡高等学校出身)

この講義では、日本と世界の政治、経済、そしてビジネスについてより多角的な視点から理解を深めることができます。高校までの学習は、少しでも多くの知識を詰め込み、覚えることが目的のようになっていました。しかし、大学の授業では覚えることよりもいかに柔軟に、広い視野を持って物事を考えられるかどうかということが問われます。この講義は特にそういった力を伸ばすことができると感じています。なかでも印象に残っているのは「サブサハラ・アフリカ地域はなぜ貧しい国が多いのか」という授業です。今後もあらゆる視点から物事を捉えられるように積極的に授業に参加していきたいと思います。

Y.Mさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

山口先生はとてもわかりやすい例を出しながら授業を進めてくださるので、今まで当たり前だと思っていた政治や経済の仕組みが時代につれて変遷を繰り返してきたことがよく理解できます。先生の質問を受けて出した自分の答えから更に掘り下げてみようと思うようになったり、ニュースや世の中の出来事に対して自分の意見を持つようにしようと思ったりする気持ちがとても強くなりました。

M.Sさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

高校で受けていた政治経済の授業の時では学べなかったことや踏み込んだところを学ぶことができて、とても有意義な講義です。特にサブサハラ・アフリカ諸国の貧困の問題についての講義は自分で調べようとしないと詳しく知ることができないことが多々あり、また自分にできることが何かあるかなど、深く考える時間を持つことができました。

 

M.Oさん(西南学院高等学校出身)

私は、将来、海外で仕事がしたいという思いからこの講義を履修しました。経済の仕組みや国際情勢などを過去の代表的な成功例や失敗例、身近なたとえを交えて学ぶことで、今後、自分がビジネスをしていく際に参考になる知識を身につけることができています。また、学生一人一人が発言する機会が設けられているため、新たな発見やクラスメイトの多方面に渡る価値観を吸収でき、視野を広げることができました。

 

A.Tさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

高校の時の授業よりも詳しく説明をしてくださるので、より深く世界や社会について学び、理解することができ、とても勉強になっています。特に、自分の興味がある国際関係の講義なので勉強がしやすです。将来に活かせるように、これからも一生懸命、勉強したいと思います。

S.Aさん(福岡県立明善高等学校出身)

「国際キャリア入門:Introduction to World Business」の授業では、経済を通して世の中の仕組みを知り、視野も広がるのが実感できます。また、全く経済と関係ないように思える事柄も実は関連があるということもあり、とても面白いです。授業では、そういった例も交えてわかりやすく丁寧に教えてくださり、色々な観点から物事を考える力が養われるとともに楽しく学ぶことができています。

 

Y.Hさん(福岡県立須恵高等学校出身)

「Introduction to World Business」の授業では、世界各国の歴史的背景から現代の経済状況までを日本と照らし合わせながら学び、私たちが生きていく上で必要な知識や考え方を深められているように感じます。考える時間を与えてくださるので、普段、あまり意識しない日本の経済状況や政府の取り組みなどについて考える良い機会になり、ニュースも意識して見るようになりました。特に印象に残っているのは、前から興味があり自分で調べたりしていたアフリカの貧困問題がテーマの授業です。元の原因から知ることの大切さ、そのために何が必要か、調べる力と未来を見据えて考える力の重要性を感じました。世界、または日本の難しい社会問題を知り、考えることは将来に役立ちます。

 

A.Oさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

今まではあまり気に留めてなかった経済について深く学ぶことができて、一消費者として今後、社会でどのように生活していけば良いのかについても知ることができています。

S.Kさん(福岡県立新宮高等学校出身)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、前期の授業が遠隔授業になってしまい、最初のほうは戸惑うばかりで、対面授業と同じくらい緊張しました。クラスメイトと話しあって授業を受けることができないので、友人とSNSを利用して様々な情報を交換しながら受講しています。国際キャリア学科は英語を使って英語を学ぶ授業が多いですが、この授業では世界や日本の経済の状況や成り立ちを様々な視点から学ぶことができています。まだまだ知らないことがあるのだということを実感するときでもあり、もっと学ぼうと思いながら受講しています。これから生きていくうえで必要なことがこの授業で学べると思いますので、引き続き頑張りたいです。

M.Nさん(福岡県立筑前高等学校出身)

オンライン授業という形ではありますが、先生の意図されていることが文章で明確に述べられているので不自由なく授業を受けることができています。高校時の政治・経済の授業で培った基礎知識をもとに、世界の各国・地域を経済面から見ることで今まで知らなかったことはもちろん、改めて考えさせられる事柄などのあらゆる発見ができることをこの授業を通して気付くことができました。

A.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)

「Introduction to World Business:国際キャリア入門」の講義は、受講前は政治・経済が苦手な私にとって少し難しいかなと思っていましたが、わかりやすくまとめられたスライドに加え、先生がご自身の海外での体験談などを踏まえて教えてくださるので、とてもわかりやすいです。高校では学ばないような世界や日本の経済の詳しい動きを学ぶことができています。

N.Kさん(自由ヶ丘高等学校出身)

私は、高校の頃に政治・経済を学んでいたこともあり、この授業の内容が好きです。授業で学ぶ内容には、高校の頃に学んでいたことも多くあるので、とても頭に入りやすくて、先生が経験されてきたお話なども新しく知ることがあって、楽しく授業を受けています。これからも、たくさん考えながら授業に参加したいと思っています。そして、この授業で学んでいることを、身近な生活に取り入れたりすることでより多くの知識を習得したいです。

H.Eさん(福岡女学院高等学校出身)

最初、大学生活初めての1年前期を先生や同じ学科の人と会えずに授業を受けるとは考えてもなかったので、不安でした。しかし、先生方がオンラインでも分かりやすく解説してくださるため少し安心しています。「Introduction to World Business」の授業は難しそうで、初めはついていけるどうか不安だったのですが、山口先生の授業は笑える所もあり、授業を受けていくほど新しいことを知ることができ、知識も増え、好奇心も増してきています!

 

K.Oさん(輝翔館中等教育学校出身)

最初、受講する人がとても多くて驚きました。また、先生が出された課題をみんなが的確に素早く答えていて、私は答えられるのかと不安でしたが、今はいろいろな意見も見ながら理解し、違う視点で考えることができ、楽しみながら知識を深めながら授業を受けれることができていると思います。

 

S.Oさん(精華女子高等学校出身)

この授業を受ける前まで、経済や政治のことに関しては苦手意識があり、あまり関心がありませんでした。しかし、先生が私たちの身の回りのものを例にあげてわかりやすく説明してくださるので、今では自分から経済や政治のニュースを見るようになりました。また、この授業を通して、自分の知識の少なさを感じました。これからは、積極的にニュースなどを見て、知識の幅を広げていきたいです。

M.Iさん(大分県立別府鶴見丘高等学校出身)

私はもともと経済学部に進みたかったのもあって、この授業を取りました。高校の時の現代社会の教科書も参考に勉強しています。勉強しているうちに、初めて学ぶことも多く、高校では用語しか教えられなかったようなことまで、細かく説明が聞けてとても受講してよかったと思います。経済学は苦手ですが、好きなのでこれからも頑張って勉強していこうと思います。

R.Tさん(大分県立日田高等学校出身)

高校で習った政治・経済に関することが実際に世の中でどうなっているかがわかる授業で、質問を通して自分で考えることで経済の仕組みがよく理解できました。これからもなぜそうなったのかなど物事を関連付けながら理解していきたいと思います。

S.Nさん(山口県立山口中央高等学校出身)

初めはオンライン授業ということで、不安な気持ちもあったのですが、丁寧な授業をしてくださっているので安心して受けることができています。問いに対する答えや必要な部分がまとまっていて、資料が添付されているものもあるので、理解しやすいです。終わった授業をしっかり復習して、自分で理解し、さらに深く学んでいきたいと思います。

R.Kさん(熊本県立第一高等学校出身)

この授業では、経済についてたくさんのことを学んでいます。中学、高校で学んだことを基礎として、より深い部分の問いかけが多くあり、興味深いです。また、私が気になっていたサブサハラ・アフリカ諸国の抱える様々な問題に目を向ける授業もあり、考えさせられた良い時間でした。

M.Uさん(熊本県立熊本北高等学校出身)

私は政治・経済への苦手意識を持っていたのですが、この授業では先生が一つ一つ丁寧に、分かりやすく例を挙げながら説明してくださるのでとても楽しく学べています。また、経済を学ぶ時、各国の歴史的背景を踏まえて考えると、より理解が深まるため、高校時代に学んだ世界史の知識がいかされているんだと実感できて、とても嬉しかったです。これからも日本と世界に目を向けて、さらに知識を増やしていこうと思います。

M.Sさん(福岡大学附属大濠高等学校出身)

もともと経済には興味がありましたが、「商品やサービスにはなぜ価格があるのか」「なぜアフリカには貧しい国が多いのか」「1万円はなぜ1万円の価値があるのか」のような、今まで疑問に思ったことがないこと、あるいは深く考えようとしなかったことについて学べる、とても有意義な講義だと思っています。今の状態になった原因を過去から探るための時間を十分に確保していただけるので、自分の考えをしっかり発言することができています。

Y.Sさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

「Introduction to World Business:国際キャリア入門」の授業では、政府の経済運営や企業のビジネスの方法や法則がどのような出来事や考え方を経て、常に改良されながら現在に至るまで発展してきたのか、詳しく学ぶことができて、とてもためになります。課題では、授業で学んだことについて自分自身で調べてまとめていくため、問題点や解決策だけでなく、今の自分にできることやすべきことが明確に分かり、毎回、楽しみながら授業に取り組んでいます。

H.Yさん(明光学園高等学校出身)

「Introduction to World Business:国際キャリア入門」の授業では、日本の経済とビジネス、それを取り巻く国際情勢に関することを、自分の意見を述べたり、クラスのみんなの意見を見たりしながら授業を受けるので、様々な視点から考えを深めることができます。また事前学習でレポートを書くことで、自分の意見をしっかり持ってから授業を受けられるので良いです。

M.Oさん(福岡女学院高等学校出身)

世界各国のGDP(国内総生産)について学んだ授業を通して、世界にはこんなにも貧困に苦しんでいる人々がいたのだということがよく分かりました。この授業を受けるまで私は「開発途上国への協力には資金や物資の援助が必要」と簡単に考えていました。しかし、一方的な援助だけでは貧困から抜け出す助けにはならないということがよくわかりました。真に効果的な支援のためには、自分の足で開発途上国を訪れ、現状を知り、その地域の文化や慣習、伝統に適した協力が必要であると思いました。サブサハラ・アフリカ諸国の現状を学ぶなかで、私は教育の重要性を改めて痛感し、学校建設などのお手伝いに参加できればと考えています。雨風がしのげる安全な校舎を建て、アフリカの子供たちが快適に授業を受け、将来、そこで学んだことをその国の発展に役立ててもらえればと思うようになりました。サブサハラ・アフリカ諸国だけでなく、他の地域も紛争を話し合いで解決できるような平和な世界を築くためには何が必要か、これからもこの授業で学んだことを少しでも活かして考えていきたいと思います。

M.Nさん(福岡女学院高等学校出身)

この授業を通して経済の動きや多くの人々の知恵により今の社会と経済に繋がっていることなど、たくさんのことを学びました。また、自分で調べてレポートを書くことによって、これまで知らなかった世界や日本の様々なことを知ることができました。これからも授業中や課題を通して、新たなことを学んでいきたいです。

T.Pさん(福岡日本語学校出身、ネパール出身)

福岡女学院大学国際キャリア学科の学生として新しいことをたくさん学んでいます。この授業では、世界主要国の経済やビジネスの現状を学ぶことができています。私たち留学生にとっても先生の教え方はとてもわかりやすいです。勉強できて本当に良かったと思っています。どうもありがとうございます!

 

V.Pさん(いろは日本語学校出身、ベトナム出身)

この講義では国際ビジネスで活かせる専門知識を楽しみながら学んでいます。 非常に実用的な内容で、学生が考えて答える時間もありますが、それは本当に興味深いです。 私のような留学生にとって遠隔授業は言語の制限のため、より多くの困難があります。講義の内容にはかなり専門的な言葉もあるので、他のクラスメイトより反応に時間がかかりますが、いつも一生懸命、努力しています。