学科 Today

2019.10.17

国際キャリア学科

Dream Comes True（就職内定者の声）㉙：S.Hさん（大分県立大分舞鶴高等学校出身）－日本航空株式会社（客室乗務員）

国際キャリア学科の三期生にあたる現４年生からは、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

三期生は、一期生、二期生の多くが就職したエアライン（客室乗務員、グランドスタッフなど）、旅行、ホテル、金融・保険、製造業、アパレル、百貨店、貿易業等の企業への内定に加え、公務員試験に合格し、官公庁から内定をいただいた学生が出たのが大きな特徴といえます（国家公務員２名、地方公務員３名）。

このコーナーでは志望していた企業、官公庁より内定をいただいた４年生（代表）の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第３回は、第一志望であった日本航空株式会社様より客室乗務員の内定をいただいたS.Hさん（大分県立大分舞鶴高等学校出身）からの喜びの報告です。

Dream Comes True㉙：S.Hさん（大分県立大分舞鶴高等学校出身）－日本航空株式会社（客室乗務員）

私は、日本航空株式会社より客室乗務職の内定を頂きました。

私が卒業後の進路として、客室乗務職を考え始めたのは３年生の１２月頃です。将来は「様々な人に出会いながら、人として成長したい」と考え、世界各地を訪れながら、多くの人との出会いを通して成長できる職業は客室乗務職しかないと思い、受験を決意しました。

選考中、最も苦労したのはエントリーシートを書くことでした。文字数に制限があるなか、文章に熱意を込めるのは想像以上に大変で、何度も何度も書き直しました。ひとりで考えるのに煮詰まった時には、友人に話を聞いてもらいながら、文章を練ることもありました。

エントリーシートの通過後、面接までの期間は大学の進路就職課に通い、面接練習を重ねました。面接練習を通して、本番前に自分のことを話す機会を多く持てたことは、とても有意義でした。

就職活動は初めて経験することが多く、全てが手探りで、溢れかえる情報に惑わされることや、見えないゴールへの不安に打ちのめされ、心が沈む時もたくさんありましたが、そんな時にいつも支えてくれたのは、家族や２年次に留学先のニュージーランドでお世話になったホストファミリー、友人など、周囲の方々でした。

私にとって大学生活の一番の宝は、人との出会いです。留学やインターンシップ、アルバイトなどの経験を通して、国境を超えて様々な人々に出会うことができました。そうして出会った方々のおかげで、今の私があり、将来の自分の軸にもつながっています。

高校生の皆さん、後輩の皆さん、きっと大きく広がった未来に、希望だけではなく不安を抱くこともあると思います。私もそうでした。ときには周囲の人やその言葉に左右されることもあると思います。ですが、いつも信じていて欲しいのは、自分自身です。決めるのは自分です。何一つ間違った選択はありません。全てが自分の糧になるからです。そして、前を向き続ければ、どんな道に進もうと必ず自分にとって最適な道となります。

私はこのことを福岡女学院大学国際キャリア学科での４年間を通して学びました。授業だけにはとどまらない学外での出会いや学びの場を与えてくださった国際キャリア学科の先生方、そして離れて暮らしながらもいつも応援してくれた両親に心から感謝しています。

私も卒業後は新しい環境で、様々な挑戦が待っています。ですが、どんなことでも自分を信じて挑もうと思います。みなさんも未来に向かって、できない理由ではなく、できる理由を探して、まずは小さなことから行動に移してみてください。必ずその積み重ねが、輝かしい未来につながります。