国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は９カ国・地域にある１６の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。

留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、７００点台から８００点台の得点をあげる学生も相次いでいます。

このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。記念すべき１００回目となる今回は、オーストラリアのモナシュ大学に留学中のＭ．Ｍさん（筑陽学園高等学校出身）からの二度目の報告です。

Ｍ．Ｍさん（筑陽学園高等学校出身）からの留学報告

オーストラリアのメルボルンにあるモナシュ大学に留学して約５ヶ月が経ちました。

毎日毎日、「自分はここに来て成長したのだろうか」「もし成長しているとしたらどのようなところが変わったのだろうか」などと、自分に問いかけています。留学に行く前は３ヶ月以上経ったらこれくらいの英語力がつくだろうなどと考えていましたが、現実は甘くなく、自分の努力が足りなければ英語力も伸びないことをここに来て実感しました。一日一日が自分にとって貴重で、必ず何か新しいことを学ぼうと努力しています。

ついこの間、モナシュ大学に来て２回目のタームが終わりました。私はレベル５から学び始めましたが、初めて学ぶことばかりで、英語漬けの日々のなか、授業とクラスメイトについていくのに必死でした。一つ上のクラスのレベル６ではレベル５で学んだ知識を活かして、より深く理解し、学ぶことができました。自分で実感したことは、授業で発言する回数が確実に増えたことと失敗を恐れなくなったことです。発言することで、自分の理解度を測ることができると同時に、先生も私がどれくらい授業について行っているか把握することができ、その都度、アドバイスをしてくださいます。この半年間の授業で、経済、環境、芸術など、様々な分野について英語で学びました。必ずしも充分な知識を持っていなかったことについて英語で学ぶことは決して簡単ではありませんでした。もっと何事にも関心を持ち、世界の問題について知り、考える必要があると感じました。そのため、これまで興味のなかったニュースにも目を通すようにしています。授業では、英語力だけではなく、自分自身についても深く考えさせられます。


クラスの担任の先生に質問！

最近では、クラスメイトやメルボルンの街の人とも楽しく会話することができています。メルボルンの人々はとても気さくで、すぐ話しかけてくれます。先日、カフェに行った際、私が注文した料理がなかなか出てきませんでした。その時に隣に座っていた２人の女性が私に話しかけてくれて、待ち時間を楽しく過ごすことができました。私はこのような一期一会を大切にしています。メルボルンに来たばかりの頃は自分の英語に恥ずかしさを持っていたので、発言することが少なかったのですが、今では会話が通じることが楽しく、自分から話しかけるようになりました。新しく学んだ単語やフレーズを実際に使うことによって、使える英語を増やしています。


クウェート、カンボジア、中国出身のクラスメイトと！

ホストファミリーとも良い関係を築いています。ホストマザーも私も食べることが大好きなので、よく食べ物について話しています。「太ったので痩せなきゃいけないね～」と話しながらも二人で大好きなチョコレートを頬張っています。ホストマザーといろいろな話をすることで仲が深まったなと感じます。


「母の日」にホストマザーにプレゼント！

今週からさらに上のクラスであるレベル７での授業が始まります。私の留学期間もいよいよあと約２ヶ月ないので、後悔のないよう学び、過ごしたいと思います。