
「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科では、国内及び海外の国際ビジネスの「現場で学ぶ」機会を豊富に設けています。
2016年度以降の2年半で学科科目のインターンシップを中心に、九州インターンシップ推進協議会を通した大学全体でのインターンシップ、その他学科が企画、支援したプログラムなどで国内外でのインターンシップや実務研修を経験した学生はのべ409名にのぼります。
今年度前期の学科のインターンシップ(Business Internship:国際キャリア学科3年選択科目)は83名が受講し、7月最終週から9月前半にかけて多くの学生が将来の就職先として志望している旅行・観光、航空、貿易、金融業界を中心にインターンシップを実施しています。
このうち日本に最も多くの観光客を送り出していることで知られる香港の旅行会社EGLツアーズ(東瀛遊旅行社有限公司)でのインターンシップには、国際キャリア学科3年のC.Iさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)とM.Iさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)が参加しました。二人は、袁文英社長をはじめ同社の皆様から多くのことを学ばせていただき、旅行会社の業務にさらに魅力を感じたようです。お忙しいなか、ご指導いただきました同社の皆様、本当にありがとうございました。
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EGLツアーズの袁文英社長とC.Iさん(右)、M.Iさん(左)
以下では旅行会社の現場で貴重な経験を積んだふたりの感想をご紹介します。
C.Iさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)
今回、香港のEGLツアーズ様でインターンシップを経験させていただきました。短い期間ではありましたが、袁社長をはじめ同社の方々、先生方のサポートのおかげで、文章ではまとめきれないほどの濃い経験ができたと感じています。私は主に日本団体部アシスタント・マネージャーのクレア・ホー様のご指導の下で研修をさせていただきました。配属いただいた部署では、主に日本における観光スポットを調べ上げ、例えばその場所には大型バスが入れるのか、入場制限はあるのかなどの情報を実際に電話をかけて確認したり、過去のツアーにおける記録を整理したりするなどの業務を担当されていました。私は毎日、それぞれ違う担当の方につき、情報収集や資料整理、日本企業への確認のための電話などの業務を経験させていただきました。
実際に働いてみて、香港のお客様に日本の何を見ていただきたいのか、特にリピーターのお客様は日本で何を求めておられるのかなどを常に考えながら、情報を集めたり、整理したりすることは決して簡単ではなかったです。しかし、とても楽しく、やりがいを感じました。オフィス内の業務だけでなく、袁社長のご配慮でお客様との会食に同席させていただいたり、山陰地方の観光業界の方との商談会に参加させていただいたりなど、貴重な経験をさせていただきました。商談会では、日本人と香港人の商談の仕方、雰囲気などの違いを見て、とても興味深かったです。根源にある文化の違いを垣間見れた瞬間だと感じました。
昼食時には、社員の方々が毎回、食事に連れて行ってくださいました。そこでは、日本の会社との違い、文化の違いなどたくさんのことを感じました。香港の会社では、年齢、地位などに関係なく、自分の意見をはっきり言うことができ、上司にも良いアイディアや修正すべき点など提案しやすい環境にある点や、会議で激しく議論しても昼食などプライベートな時間になると今まで通りという風に、公私の区別がはっきりしている点などにとても魅力を感じました。
ご指導いただいたホー様は毎日、仕事の終わりの時に、フィードバックや詳しい仕事内容の説明など、たくさんのお話をしてくださいました。なかでもとても印象に残っているのが、「経験をもとに会社とどう向き合うべきか」というお話でした。自分の本当にしたいことを早く見つけて、進むべき道を立てることが大切だと教わりました。また、「なぜこの業務をすべきなのか」「この業務は何につながるのか」を常に考えながら取り組むことで仕事の効率も上がると教えてくださいました。他の社員の方々からも、日本語で言う「ホウレンソウ」(報告、連絡、相談)がいかに大切なのかを教えていただきました。
袁社長からは、おもてなしの心や人を思いやる心を表すエピソードをたくさんうかがい、とても憧れるとともに、そのような考えをもつ上司の下で働きたいと強く思いました。皆様の温かいご指導で来年の就職活動に向けてだけではなく、人生においても価値ある経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
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袁社長のご配慮でお客様との会食を経験!
M.Iさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)
私はEGLツアーズ様でインターンシップを通して、旅行業界の現場のお仕事を深く学ぶことができたと思います。私は日本発展及営運部の梁子耀シニアマネージャーのご指導のもと、ホテル手配課のお仕事を体験しました。日本へのツアーで泊まるホテルを手配するというお仕事です。一見、簡単そうなお仕事に聞こえますが、実際は大変でした。なぜなら、ツアーが行われる場所や時期によっては一年以上も前から泊まるホテルを手配したり、定期的にツアーの集客数を相手側のホテルに連絡して確保している客室数を調整したりと、常に先のことを見据えて仕事をする必要があったからです。
初日は会社の中を案内していただいたり、実際に行われているお仕事を説明を受けながら見学しました。次の日からは、各ホテルの情報(ツインルームやシングルルームの数、朝食の時間帯、温泉の有無、バス駐車場の有無など)をまとめ、公式サイトに掲載されていない場合は直接、ホテルに電話をして確認する仕事を担当するとともに、日本企業からの電話応対なども経験しました。インターンシップ中に刺激を受けたことの1つとしてこの部署で働いている方の日本語力の高さがあります。ただ、流ちょうに日本語が話せるだけではなく、ビジネス日本語も習得されていて、臨機応変に使い分けていらっしゃいました。
最終日は、中国地方の観光商談会に同行させていただきました。多くの方と名刺交換をし、それぞれの地域の魅力をうかがいました。商談会に参加されているどの企業様も地域を活性化させようと一生懸命で、日本と海外を結びつけるお仕事はとても素敵だなと改めて思いました。
初めての海外でのインターンシップは最初、とても不安でしたが、袁社長をはじめ、社員の方々がとても優しく親切にご指導してくださり、楽しく有意義に過ごすことができました。また、今の自分に足りていないこともわかり、海外で働きたいという思いがさらに強くなりました。この経験を就職活動や将来に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

インターンシップ受け入れにご尽力いただいた末廣スーパーバイザーと。末廣様はM.Iさんの加治木高等学校の先輩です!

ご指導いただいた梁シニアマネージャーと!

東アジアの経済ハブ、香港でのインターンシップで二人は大きく成長しました!
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