「異文化コミュニケーション」分野における３年次選択科目の一つである「International Literature I, II」（担当：中島）では、前期と後期それぞれに映画作品１本を選び、２年次までに培った英語力をさらに鍛えながら、作品を様々な角度から読み解きます。　
　　
2016年度前期はMr. Holland’s Opus (1996年、アメリカ)、後期は、In Her Shoes（2005年、アメリカ）を題材としました。後期のIn Her Shoesは完全なスクリプト（セリフ集）が存在しないため、受講者全員がチームに分かれて、シーンごとのセリフの聞き取り作業を行ってテキストを作りました。

以下は後期の授業を受講した学生の感想です。

受講学生の感想

◎一学期を使って１つの映画を掘り下げていくのはとても楽しかったです。映画の見方が以前と全く変わりました。教科書では習わないようなフレーズを知れるのも良かったです。時々、友人と英語で話すときに、授業で練習したフレーズを使うことができると嬉しくなります。

◎映画のテーマがタイトル(In Her Shoes)とどう関わっているのかについて考えることで、映画の内容をより深く理解することができました。

◎この授業を受けて、映画を観る視点が変わりました。

◎家族愛や登場人物の成長、そして、作品中にでてきたエリザベス・ビショップやE.E.カミングスの詩の内容も深く、感動しました。

◎たくさんの映画ではなく、一つの映画について学ぶことで、登場人物や出来事について深く学ぶことができました。毎回、場面のサマリー（英語で要約）をしたことや聞き取りのディクテーションをしたのもよかったです。

◎タイトルに込められた意味について考えたり、クラスの人のプレゼンテーションを聞いたりすることで、映画の深いところまで学ぶことができました。

◎中島先生が選ばれる映画はやっぱり好きです。また一つ、面白くてお気に入りの映画が増えました。