
このコーナーでは海外提携校へ留学中の学生からの報告をシリーズで紹介します。39回目の今回は今年度から新たに留学先に加わったフィリピンのバギオ大学に留学中のH.Gさん(2年、福岡市立福岡女子高等学校出身)からの報告です。バギオ大学留学中の学生は同大学の学部生とともに関心の高い専門分野を英語で学んでいます。
留学先からの報告-H.Gさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)
私は留学をしようと決心してから、苦手だった文法の勉強に励み、TOEICの点数を伸ばすことをメインに頑張りました。留学して困ったこともありましたが、それ以上に自分を成長させることの方が断然多いことに気付きました。日本では英語を使うことを躊躇していましたが、留学を経験して今までどんなにもったいないことをしていたのだろうと思い知らされました。フィリピンの人は皆、たとえ文法が間違っていても真剣に話を聞いてくれます。フィリピンでも英語は第二言語ということもあり、苦手な人ももちろんいますが、懸命に英語で会話しようとしています。そんな彼らの姿を見て、間違うことは恥ずかしいことではないと学びました。
私は以前から心理カウンセリングに興味があったため、バギオ大学では心理学を専攻しました。心理学の授業では専門用語が多く出てくるため、難しく感じることもありますが、クラスメイトに助けられながら、日々楽しく学んでいます。宿題も多く出るため、帰宅後も毎日机と向き合っています。英語の授業では、クラスメイトの前でスピーチをする機会が多々あります。その都度、課題に沿ったスピーチを作り、緊張しながら一生懸命乗り越えています。元々、人前に出ることがあまり得意ではなかったので苦痛に感じることも正直あります。しかし、発表の後の達成感は苦労したからこそ味わえるものだと思っています。
授業の空き時間には、様々な国の出身の友人とカフェに行き、その国々の文化を教えてもらい、貴重な経験をしています。フィリピン人の学生はとても優しく、フレンドリーな人が多いので、不思議と友達は増えました。日本が好きで日本文化に興味を持っている人が多く、日本についての質問を長時間されたこともありました。質問をしてくる友人達の興味津々な顔を見ていると話しているこちらまで楽しくなります。週末は友人とランチに行ったり、自宅でホストファミリーと映画を観たりして充実した日々を送っています。
開発途上国で学ぶ機会はそうそうありません。学べる機会に感謝し、バギオ大学ではもちろん、日本に帰国してからも勉強に精一杯励んでいきたいと思っています。


クラスメイトと(上写真中央がH.Gさん)



