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2015.08.11

短期大学部英語科

第42回グレープカップコンテストへのお誘い

グレープカップコンテスト史上初めて詩に挑戦します。詩の作者はあのクマのプーさんで有名なA.Aミルンです。詩の題名も「テディベア」で、楽しい、楽しい心温まる物語です。
散文もそうですが、特に詩は音読すると気持ちがよくなります。詩の朗読の楽しさを経験してくださいね。

童話の世界と同じようにこの詩も大人の現実の常識の世界とは全く異なる世界を描いています。ミルンの子供クリストファー・ロビンとクマのぬいぐるみのテディベアと絵本に出てくるフランスの何とかという昔の王様、この三者が作り出す世界です。常識の世界ではぬいぐるみは喋りませんし、絵本の昔の王様がクリストファー・ロビンの住んでる家の前の通りを歩きません。高校生の諸君、そして先生方、童心に戻って、童話の世界を共に楽しんでみませんか。

tan_20150811_02_02.jpgテディベア君少し太めで悩んでいます。ソファから落ちたりして痩せようと努力するのですが、全然効果ありません。「痩せたいな~」といつも願ってます。
ある日、ソファの上に置かれてある絵本に太っちょの王様が目に入りました。するとその王様のあだ名も書かれてます。「ハンサム!」。なんと太っちょの王様が「ハンサム」だったら、自分も「ハンサム」?でも、王様はどれくらい前の人だったんだろう。今も通用するのかな。ボ~としていると二階の出窓のそばに座っていたテディベア君、窓から下に落っこちてしまいます。そこにあの昔のフランスの王様が通りかかるのです。そして二階から落ちたテディベア君のもとにすぐ近寄り優しく身を起こしてくれるのです。そして、丁寧に礼を尽くして、王様がぬいぐるみにですよ、「あなた、ひょっとしたら、あのテディベア様ではありませぬか」とお尋ねになられたのです。そして楽しく二人でお話をするのです。素敵な王様ですよね。
この出来事で、テディベア君、太っていることに誇りを持つことができたのです。

テディベア君の喜び、誇りを一緒に分かち合いましょう!

第42回大会概要はこちらへ!
http://www.fukujo.ac.jp/university/faculty/tandai_eigo_gcc.html