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2016.01.20

【学生の活躍】福岡県等の海外派遣事業に選抜された国際キャリア学科学生が学長に帰国報告を行いました。

昨年、福岡県や国連機関、政府関係機関などが主催する海外派遣事業の団員に選抜され、開発途上国で様々な経験を積んだ本学国際キャリア学科の2年生のK.Sさんと1年生のN.Kさん、Y.Iさんの3名が髙島学長に帰国報告を行いましました。

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髙島学長と、左からN.Kさん、K.Sさん、Y.Iさん

K.Sさん(鹿児島県立大島高等学校出身)は福岡県と国連ハビタット福岡本部が連携して実施している「福岡県国際協力リーダー育成プログラム」の最年少団員に選ばれ、スリランカを訪問し、国連ハビタットの支援で建設されているコミュニティ・センターや国際協力機構(JICA)スリランカ事務所などで国際協力の現場を体験したほか、スリランカの大学生とのワークショップなどにも参加しました。

N.Kさん(福岡県立城南高等学校出身)は福岡県の青年を福岡県人会のある海外に派遣する「グローバル・ステージ事業」(主催:福岡県、ジェトロ福岡、JICA九州等)の同じく最年少団員に選ばれ、ボリビアの最大の都市ラパスと日系移民が多いサンファンを訪問し、福岡県からの移民の方々の足跡を学ぶとともに、現地の政治・経済情勢やビジネス事情などを理解するためのプログラムに参加しました。

Y.Iさん(久留米市立久留米商業高等学校出身)は国際的な視野を備え、将来、企業や団体などの青年リーダーとして活躍する人材を育成するために福岡県等が行っている「グローバル・ウィング事業」のこれも最年少の団員に選ばれ、有望な投資先として日本企業の関心が高いタイとミャンマーを訪問し、企業やインフラストラクチャー、文化施設、社会貢献活動などを視察したほか、現地の青年や日本人駐在員との交流会に参加しました。

現地での写真を手にそれぞれの体験談を報告した3名に髙島学長からは「開発途上国の中でもなかなか訪問することが難しい国々で皆さんが経験したことはこれからのキャリアに大きく活きてくると思います。引き続きチャレンジを続けてください」との励ましの言葉がかけられました。

福岡女学院は131年前の1885年(明治18年)に米国人女性のジェニー・M・ギール宣教師によって創立されました。ギール宣教師は1879年、当時、米国ではほとんど知られていなかった日本に渡り、女性の教育と伝道に力を注ぎました。こうしたギール宣教師の精神は福岡女学院で最も新しく設立された大学の、最も新しい学科である国際キャリア学科の学生にも引き継がれているようです。ますますの活躍が期待されます。