検索したいキーワードを入れてください

2026.05.28

キャリア科目「女性のキャリア形成」授業の様子をお届けします!Vol.3

本学のキャリア科目「女性のキャリア形成」では、1年次より“これからの生き方”や“働くことの意味”について、段階的に深く考えていきます。
卒業後、自分らしく社会に踏み出すために、今できる準備を一歩ずつ。

身近な事例から考える「働くこととワークルール」

担当教員:福岡女学院大学 浮田 英彦 教授

本学では、前期の毎週水曜日、1限目から3限目にかけて、「女性のキャリア形成」の授業を行っています。

今回の「女性のキャリア形成Ⅲ」では、「働くこととワークルール」をテーマに、私たちが働くうえで身近に関わるルールや制度について学びました。

授業では、「カフェで長時間勉強をすることは、ワークルール上どのように考えられるのか?」といった身近な事例からスタートしました。
「お店側にとって迷惑かどうか」という感覚だけではなく、店舗側の権利や利用者との関係を、ワークルールではどのように整理するのかについて考えました。

また、人事異動や就業規則についても取り上げられました。
「会社が決めたことなら従うしかない」と思いがちな人事異動にも、実は一定のルールや考え方があります。さらに、就業規則も単なる社内ルールではなく、働く人の権利や労働条件に深く関わる重要なものです。

学生たちは、「知らないことで自分が不利になる場合もある」「ワークルールは遠い存在ではなく、自分たちの働き方に関わるものだ」と感じている様子でした。

授業では、ルールや制度は一度決まったら終わりではなく、社会の変化に合わせて見直されていくものであることについても学びました。
近年には、約120年ぶりともいわれる民法の大規模な改正も行われており、社会の変化に合わせて制度そのものも変化していることを実感する内容となりました。

ワークルールには、数学のように一つの正解があるわけではなく、会社側の事情と働く人の権利など、さまざまな立場や価値観を踏まえて考える必要があります。
身近なテーマを通して、「働くこと」と「ワークルール」のつながりを実感する学びの時間となりました。

この記事では、授業の様子を定期的にご紹介しています。

受講生のリアルな声とともに、学びの一端をぜひご覧ください!

<受講生の感想>一部

女性のキャリアⅢ(水曜1限目)

  • 国際キャリア学部 国際キャリア学科 A.Y. さん (鵬翔高等学校出身)
    今まで、就業規則について詳しく調べたことがありませんでした。
    就業規則には、雇用者と労働者間でトラブルが起こらないようにするための重要な意味があることを知り、就職活動の時はしっかりと調べようと思いました。
     
  • 人間関係学部 心理学科 K.T.さん (神村学園高等部出身)
    今回の授業で、口頭だけでやり取りをするのではなく、文章として残しておくことの大切さを改めて感じました。口頭での説明は、その場ですぐに伝えられる便利さがある一方で、聞き間違いや認識の違いが起こることもあり、後から内容を確認したくても正確に思い出せない場合があります。その点、文章でのやり取りは内容が記録として残るため、後から見返して確認することができ、お互いの認識のずれを防ぎやすいと感じました。特に、大切な連絡や予定、決め事などは文章で共有することで、安心感にもつながると思いました。
     
  • 人文学部 メディア・コミュニケーション学科 A.O.さん (星槎国際高等学校出身)
    採用された際に、就業規則には記載されていないことを求められてしまうケースもあると知り、就業規則を事前によく確認しておくことや、そのような場合にどのように対応すべきかを知っておくことの重要性を感じました。また、「周知義務」や「男女雇用機会均等法第7条」など、初めて知る用語も多く、働くうえで必要な知識について学ぶことができ、とても勉強になりました。
     
  • 国際キャリア学部 国際英語学科 K.H.さん (田川高等学校出身)
    今日の授業は、覚えておくことで、自分が社会人になった際に役立つと感じる内容が多くありました。
     
  • 国際キャリア学部 国際キャリア学科 M.Y.さん (筑紫高等学校出身)
    今回の授業では、特に「周知義務」の重要性を感じました。従業員と会社の双方が不満や誤解を抱えることなく、円滑な関係を築いていくうえで、とても大切なことだと感じました。また、「男女雇用機会均等法」については、中学や高校でも学んでいましたが、詳しく考えたことはありませんでした。今回改めてその意義や内容について学んだことで、社会における男女平等のさらなる実現について考えるきっかけになりました。

     

「女性のキャリア形成」は、現在約500名の学生が履修しています。

学生たちは、浮田教授の講義をヒントに、自らの将来や働き方について考えながら、実践的な力を身につけています。

今後の講義レポートも、ぜひお楽しみに!