本学のキャリア科目「女性のキャリア形成」では、1年次から“これからの生き方”や“働くことの意味”について、段階的に深く考えていきます。
卒業後、自分らしく社会に踏み出すために――今できることを、一歩ずつ積み重ねていく学びです。
なかでも、3年次に開講される「女性のキャリア形成Ⅲ」では、毎週さまざまな分野で活躍されている社会人の方々をお招きし、「働くとは何か」を学生とともに考えていきます。
この授業の大きな特徴は、学生自身が授業の企画・運営に主体的に関わる点にあります。
“聞くだけ”ではなく、“自ら動き、考え、学ぶ”――そんな実践的な経験を通して、自分のキャリアに対する視野を広げていきます。
本年度の「女性のキャリア形成Ⅲ」も、無事に最終回を迎えることができました。
どうぞ、最後までお楽しみください!
7/16(水)講師:福岡女学院大学 浮田 英彦 教授
最終授業では、科目担当でもある浮田教授より「営業の仕事」についてお話しいただきました。
「営業って大変そう!」「ノルマという言葉を聞くとちょっと怖い・・・」
そんなイメージを持っていた学生も少なくありませんでしたが、今回の講義を通じて、営業という仕事への見方が大きく変わったようです。
営業は、消費者にもっとも近い立場にある仕事。
聞く力がある人は営業に向いているとされており、実際に、高級腕時計のトップセールスマンは“寡黙な人”であるというお話も印象的でした。
また、「自分で自分の会社を売ることができる企業こそが成長する」という言葉からは、営業の力が企業の未来を左右する重要な役割であることが伝わってきました。
浮田教授は、「どんなに良い商品でも、それを売る人がいなければ宝の持ち腐れ」だと語ります。
だからこそ、「それではその商品を誰が届けるのか?それが営業なんです」という言葉には、営業職の本質が凝縮されていました。
営業職には、「気が回ること」や、「知らず知らずのうちに相手のことを考えられる力」が欠かせません。
営業が上手な人ほど、実はお客様に会う前の“事前準備”に多くの時間をかけています。
相手から投げかけられる質問をあらかじめ想定し、しっかりと備えておく。
この積み重ねこそが信頼を生み、成果へとつながっていくのです。
今回の講義を通して、営業という仕事が「自分にもできそう」「ちょっと面白そうかも」と感じられるようになった学生も多く、「働くこと」に対して前向きな気持ちが芽生えていました。
本年度も、「キャリア形成Ⅲ」の講義にご協力くださいました講師の皆様、そして本レポートをご覧いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
福岡女学院大学では、学生一人ひとりが自らの可能性を見出し、将来に向けた確かな一歩を踏み出せるよう、実践的なキャリア支援に力を注いでおります。
本講義および本レポートを通じて、私たちのこうした取り組みや思いが、皆様に少しでも伝わっておりましたら幸いです。


