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2024.08.09

南区こども大学2024を開催しました【地域貢献】

「南区こども大学2024」は、包括連携先である南区が区内及び周辺部に立地する7つの大学・短期大学と合同で、楽しみながら学べる小学生向けの体験講座を開講するものです。

本学は7月27日に「体験しよう!光と色の不思議」、7月31日に「短歌をつくろう」の講座を開催しました。

体験しよう!光と色の不思議

講師は人間関係学部子ども発達学科准教授の石井健作先生と、ゼミの学生4名です。当日は23名の小学3~6年生が参加し、光と色のしくみの学習、様々な実験、ものづくりに取り組みました。

絵の具を使って色の変化を見る実験から始まり、続いて、ブラックライトを使って洗濯用洗剤やドリンクを照らすことで、虫の目から見える光や、分光(ホログラム)シートを通して虹色の光を見る体験をしました。どれも子どもたちにとって初めてで、ワクワクしながら目を輝かせて参加していました。

最後に分光シートを使って制作した光の万華鏡は、とてもきれいな虹色で、大満足な表情でした。ゼミの学生のフォローもあり、子どもたちは安心して楽しく学べ、充実した講座となりました。

 

短歌をつくろう

講師は人文学部現代文化学科准教授の桜川冴子先生です。当日は13名の小学1~6年生が参加し、短歌の5・7・5・7・7のしくみや比喩、オノマトペの使い方などを「福岡女学院短歌コンクール」の優秀作品を見て学びました。

短歌を作成する場面では、指を折りつつ、言葉の取捨選択に熱中して短歌をつくっていました。完成した短歌を次々に発表し、先生に褒められたときはとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。

最後には完成した短歌を本学の「短歌ポスト」に笑顔で投函しました。

「短歌ポスト」は誰でも気軽に短歌を楽しめるよう、2022年7月に新たに設置されました。学内外の方々が、「福岡女学院短歌コンクール」へ作品を応募するためにご利用になれます。

  熱心に指折り数えながら、小学生ならではの表現豊かな短歌をたくさんつくりました           清書した作品を「短歌ポスト」に投函

 

今回の講座が子どもたちにとって、刺激になる経験となっていましたら嬉しいです。またの参加をお待ちしています。

◆福岡女学院短歌コンクールの詳細はこちら。一般・大学の部は2024年8月16日(金)、小学生・中学生・高校生の部は2024年9月6日(金)消印有効。