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2022.11.28

小郡市での学生の活躍を紹介!

本学は小郡市と包括連携協定を締結し、過年度より様々な連携事業を行っています。今回はその内の2つの活動について、学生の活躍とともに紹介いたします。

平田家住宅・野口写真館に残された写真の記録・整理

本学人文学部の「観光まちづくり論」の授業では小郡市を中心とした「観光まちづくり」について学んでおり、授業の中で現地視察として小郡市の指定有形文化財である平田家住宅旧松崎旅籠油屋を訪れ、地域の文化財を誰がどのように守り、活用しているかなどについて学んでいます。

この授業をきっかけに、平田家住宅を中心とした建物の整備および貴重な所蔵品の管理等のサポートに、本学メディア・コミュニケーション学科4年生のW.Sさんが約4か月間携わりました。

主な作業は平田家住宅および大正から平成20年まで営業されていた野口写真館に保管されている、ガラス乾板やフィルム写真の管理・整理です。

2022年度も継続して実施中の「小郡市観光まちづくり調査研究事業」に中心的に携わっていただいている小郡市埋蔵文化財調査センター所長の片岡先生(本学非常勤講師)の指導を受けながら取り組みました。

保存環境が悪く、学生がきれいに一枚一枚紙に包みなおし、番号を振ってどのような写真なのかすぐにわかるよう、一覧表の作成まで行いました。数はなんとガラス乾板だけでおよそ400枚!小郡市制50周年を記念した写真展開催に向け、地道に取り組みました。

メディア・コミュニケーション学科4年生 W.Sさんの声

ガラス乾板やフィルムを知らなかったので、1枚1枚見るたびに驚きがあります。リスト化作業も楽しく、やりがいを持って取り組みました。

掛け軸に仕立たこれらの写真は、11月1日から19日まで開催された小郡市制50周年記念の写真展『再発見「小郡市のむかし」 野口写真館所蔵・撮影写真展』にて平田家住宅と旧松崎旅籠油屋に展示されました。

地元の方を中心にお客さんが訪れ、当時の懐かしい小郡市の時代風景に見いっていました。また展示当初は人物名や建物名が不明だったものを、訪れた方がご存じで、写真キャプションが更新されたものもいくつかありました。地域のつながりの大切さと、学生の地域貢献度を感じられる活動となりました。

【旧松崎旅籠油屋】
【平田家住宅】

学校支援ボランティア(小郡小学校)

本ボランティアは授業時間を中心に、小学校で子どもたちの見守り、学習サポート等を行うもので、昨年度より小郡市から依頼を受け、現在4名の学生が参加しています。

11月15日は現代文化学科2年生の学生1名が小郡小学校で活動しました。

2年生の図書の時間に、前回借りた図書の返却や新たに借りた図書をレポート用紙に記入する際、積極的にサポートに入り、子どもたちとも自然と打ち解けている様子でした。学生からは、子どもたちに名前を覚えてもらうことが増え、活動が楽しいですとの声を聞くことができました。