国際英語学科
学部長
細川 博文 教授
- 学位:Master of Science
- 出身大学:University of Oxford
- 担当科目:「英語科教育法」
専門分野
応用言語学
認知言語学
認知言語学の研究が進み、認識とことばの関係が随分分かってきました。こうした成果を英語教育に応用し、学習者が第二言語をどのように習得するのか、またそれを助ける効果的な指導法は何かといった問題に取り組んでいます。
主な研究業績
『SELECT READING 日本語版指導の手引き』(オックスフォード大学出版)
『英語教育学大系 第10巻』 [共著] 第15章執筆、大修館書店、2010年
『認知言語学研究の広がり』[共著] 「際立ちと領域が読解プロセスに与える影響」開拓社、2018年
研究教育活動
大学英語教育学会(JACET)理事 2023年6月〜2025年6月
福岡女学院高等学校 文科省SELHi事業アドバイザー 2003年~2009年
西南女学院高等学校 文科省SELHi事業アドバイザー 2005年~2008年
山口県教育委員会英語教員指導力向上研修(講師) 2003年〜2007年
学科長
櫻田 陽一 教授
- 学位:PhD (in Engineering)
- 出身大学:東京大学工学部(理科I類)、東京大学大学院工学系研究科
- 担当科目:「Introduction to International Cooperation」「World Development Assistance」
専門分野
国際協力論
開発経済学
東南アジア、南西アジア、アフリカをはじめとする発展途上国の経済成長と産業構造の分析、及び各国の経済発展に資する我が国の役割について、グローバルな産業・経済論の視点からの研究に取り組んでいます。
主な研究業績
- 著書
『アジア経済発展の光芒』「単著」、東洋出版、2020年
『国際開発論前史講義』「単著」、東洋出版、2019年
“Africa, Transport and the Millenium Development Goals”「共著」、Cambridge Scholars Publishing、2009年
“Guidelines for Roadside Stations – MICHINOEKI -"「共著」、The World Bank Publishing、2004年
『新世代交通システム(FITS) 交通問題解決と豊かな生活創造に向けて』「共著」、山海堂、2001年 - 論文
「消費者選好理論の系譜に係る一考察-顕示選好理論とその周辺-」、「単著」、福岡女学院大学紀要、Vol.8、2022年
「ワルラス経済学とその周辺」、「単著」、福岡女学院大学紀要、Vol.7、2021年
「倫理経済学の学説史的系譜に係る一考察-利己心論の系譜-」、「単著」、福岡女学院大学紀要、Vol.6、2020年
“Overview and Assessment of the current SME Development Policy and Supporting Industry Promotion Policy in Vietnam”, 「単著」,Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin、Vol.5、2019
「開発経済学の分析フレームワークの学説史的位置付けに係る一考察」、「単著」、福岡女学院大学紀要、Vol.4、2018年
“Some Findings from Probe Rickshaw Data in Dhaka, Bangladesh”「共著」、交通工学研究会、2011年「複数のCVサーベイに基づく地球温暖化の社会的費用原単位の試算」、「共著」、運輸政策研究機構『運輸政策研究』Vol.2、NO.4、2001年
「アフリカにおける交通とMDGsに係るシンポジウム講演論文」、コーネル大学、2007年
研究教育活動
ベトナム国家大学経済校 短期非常勤講師、2014年12月〜2015年3月
Philippa Nugent 教授
- 学位:Master of Applied Linguistics (TESOL)
- 出身大学:Macquarie University
- 担当科目:「Applied Linguistics」
専門分野
Cross-cultural communication; positive psychology and learning.
Interests concerning the relationship between states of mind and learning and how students can achieve a positive mindset to their maximum advantage. Drawing on Neuro-Linguistic Programming research as well as life-coaching and learning through drama methodologies.
主な研究業績
An Introduction to Readers Theatre. The Centre for the Study of English Language Teaching Journal. Vol. 9. 2021/3
Drama and Language Learning. The Centre for the Study of English Language Teaching Journal. Vol. 8. 2020/3
Journaling with E.F.L. Students – A Case Study. The Centre for the Study of English Language Teaching Journal. Vol. 7. 2019/3
Pair Up (co-authored with Alan Williams), conversational pair-work textbook for university English classes. Touka Press. (2015)
Pair Talk (co-authored with Alan Williams), conversational pair-work textbook for university English classes. Touka Press. (2015)
研究教育活動
Special Lecturer for “The Summer English Workshop for Elementary School Teachers”, part of the Teacher Training Program of Elementary School English Education organized by Fukuoka City Board of Education and Fukuoka Jo Gakuin University(小学校英語活動指導力育成プログラム)officially designated by MEXT (2006 & 2007).
平田 恵理 教授
- 学位:PhD (in English)
- 出身大学:University of Birmingham(UK)
- 担当科目:「English Linguistics」「English for Young Learners」
専門分野
児童英語教育
コーパス言語学
児童英語教育用の語彙シラバスの構築手法について研究しています。電子テクスト(コーパス)を使用し、コーパス言語学やコンピューター言語学の手法を用いて分析しています。
主な研究業績
E-assessment system for Young learners(EASY). World CALL 2008, Conference Proceedings. 2008
A framework for an ontology-driven multi-lingual transcription system with IPA representation. Corpus Linguistics Conference 2007, Conference Proceedings. 2007
The grammar of spoken English and the discourse of non-native speakers. British Studies in Applied Linguistics Vol. 22(pp.12-24). 2007.
研究教育活動
学生の英語に対する洞察力や意識を高めるために(consciousness raising)、コーパスを用いた英語教育における効果的活用法と基礎研究にも興味があります。
授業では、英語の実践的コミュニケーション能力を養うことを前提とし、英語のデータ分析を通して、英語構造のしくみ(特に、文法と語彙の関係性、Phraseologyの概念)を深く理解するためのアクティビティーも取り入れています。
Shane Doyle 准教授
- 学位:博士
- 出身大学:北九州市立大学 大学院
- 担当科目:「English as a Global Language」「Inclusion」
専門分野
第二言語ディスレクシア
Inclusion, Learning Difficulties in L2 Acquisition, L2 Reading. My research focuses on dyslexia in L2 acquisition and other learning difficulties within the L2 classroom.
主な研究業績
Attention Deficit Hyperactivity Disorder(ADHD) in the Foreign Language Classroom: A Case Study of a Japanese University Student. Vol 8. Journal of Inclusive Education. 2020
An Exploration of Dyslexia in Language Education in Japan. Bulletin No. 143, Faculty of Foreign Studies. The University of Kitakyushu. 2016
Yukimaru, N. & Doyle, S., University EFL Students with Dyslexia: What Needs to be Considered. Annual Review of English Learning and Teaching No. 20. JACET. 2015
研究教育活動
I am currently researching the legacy of the Tokyo Paralympics and what impact, if any, hosting the Paralympics has had on community attitudes towards people with disability in Japan.
真弓 香代子 准教授
- 学位:PhD (in Applied Linguistics)
- 出身大学:University of Southampton
- 担当科目:「Introduction to English Education」「L2 Acquisition」
専門分野
応用言語学
Language teacher education, teacher development, language learning motivation などの分野における研究を行なっています。
主な研究業績
Mayumi, K. & Hüttner, J. (2020). Changing beliefs on English: study abroad for teacher development. ELT Journal 74(3), 268–276.
研究教育活動
「新任英語教員の成長」に焦点を当てたプロジェクトに現在取り組んでいます。授業では、学生の皆さんが「自立した学習者」になることを目標にしています。
国際キャリア学科
学科長
徐 亦猛 教授
- 学位:神学博士
- 出身大学:関西学院大学
- 担当科目:「聖書概説A、B」
専門分野
キリスト教神学文化人類学(民俗研究)
西洋文化の根幹であるキリスト教が、全く異なるの宗教・哲学・思想を背景とする東アジアの文化・社会の中にどうのように受容さていくのかについての問題を考察しています。
主な研究業績
- 著書(共著)
“Walls”, World Trek English CourseⅡ, Kirihara Shoten, March,2003,pp76-87.(高校英語教科書第7課担当)
芦名定道編著『比較宗教学への招待』、晃洋書房、2006年3月、コラム二つを担当、「キリスト教の土着化と中国―本色化運動を中心に」、「中国におけるキリスト教」87-88頁、168-169頁。
芦名定道編著『多元的世界における寛容と公共性』、晃洋書房、2007年3月、第六章「中国におけるキリスト教本色化運動-中国キリスト教史からの考察」134-145頁。
関西学院大学キリスト教と文化研究センター編『ミナト神戸の宗教とコミュニティー』、神戸新聞総合出版センター、2013年4月、第四章「華僑社会と宗教」113-141頁。 - 学術論文
「天地創造前の選びーエフェソ人への手紙1章3-14節の釈義的研究」、2003年3月、関西学院大学神学部(修士論文)
「中国におけるキリスト教本色化(土着化)運動―新文化運動からの探求」、『神学研究』、関西学院大学神学研究会、第53号、2006年3月、101-111頁。
「中国における本色化(土着化)運動の先駆者呉雷川」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第4号、2006年3月、31-41頁。
「中国におけるキリスト教本色化運動―キリスト教文社についての考察」、『神学研究』、関西学院大学神学研究会、第54号、2007年3月、135-145頁。
「中国におけるキリスト教本色化運動―呉耀宗の思想の考察」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第5号、2007年3月、71-80頁。
「中国におけるキリスト教本色化運動―誠静怡についての考察」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第6号、2008年3月、87-96頁。
「中国におけるキリスト教本色化運動―西洋宣教師の動向についての考察」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第7号、2009年3月、89-100頁。
「中国におけるキリスト教本色化(土着化)運動―1920年代を中心に」、2010年3月、関西学院大学神学部、(博士論文)
「儒教とキリスト教―孝行観念についての考察」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第9号、2011年3月、113-124頁。
「中国における農村の宗教に関する研究―キリスト教を中心に」『日本の神学』、日本基督教学会、第51号、2012年9月、122-144頁。
「中国の教会の宗教的儀礼と教会の建築について本色化の動き-1920年代を中心に」、『アジア・キリスト教・多元性』、京都大学現代キリスト教思想研究会、第11号、2013年3月、17-32頁。 - 翻訳
芦名定道著、徐亦猛訳「植村正久与基督教弁証論」『基督教思想評論』、2007年、中国上海人民出版社、219-236頁。
神田健次著、徐亦猛訳「日本接受基督教的特色----以无教会运动和民艺运动为中心」『基督教思想評論』、2009年、中国上海人民出版社、299-309頁。
研究教育活動
現在、中国の農村におけるキリスト教の受容の問題についてフィールドワークをしている。授業では、キリスト教に関する基本知識をわかりやすく講義すると同時に、教科書に加えて、新聞・雑誌・映像・インターネットなどの教材として使用し、社会問題や時事問題なども取り上げながら、学生の学習意欲を高める楽しく学ぶ環境を作ると計画している。また、日中の両文化を勉強してきた私は、日本での留学経験を生かして、中国の宗教と文化を学生に紹介し、グローバル化している現代社会の迅速的な変化に適応でき、幅広い知識、そして柔軟で創造的な思考能力をもった両国をつなぐ多様な人材を育成していきたいと強く思い志望している。
大里 泰弘 教授
- 学位:修士
- 出身大学:九州大学
- 担当科目:「日本語」「Japan Studies」
専門分野
言語学(意味論)
学生時代より日英語を中心とした語彙意味論的研究に携わってきました。前任校では永く「社会言語学」を教えていたこともあり、Globalizationにまつわる言語諸現象(たとえば日本語のカタカナ語)にも関心を持っています。
主な研究業績
‘聖書ヘブライ語動詞bw',hlkの意味考察’ 『文学研究』85輯(1988)
‘WIDE and HIROI:An English-Japanese contrast’ 『九大言語学研究室報告』 第12号(1991)
‘タガログ語・日本語の指示詞に関する報告’ 『長崎ウエスレヤン短期大学紀要』第15号 (1992)
‘日英思考動詞の語彙分析’ 『九大言語学研究室報告』 第14号(1994)
研究教育活動
若者言葉にみられる身近な言語変化なども含め広く言語の諸現象に関心を持ちつつ、言語学的知見をかみくだいて言語教育に応用し、従事することを心がけています。
千葉 浩美 教授
- 学位:Ph.D
- 出身大学:University of Hawaii (Ph.D.), 九州大学(博士後期課程単位取得)
- 担当科目:「American Studies」「International Relations」
専門分野
国際関係論(アメリカ研究)
日米関係、とくに占領期に注目し、アメリカ人の対日世論・対日イメージについて研究してきました。最近は、アメリカのプロテスタント女性宣教運動を中心に研究しています。
主な研究業績
「占領期における米国の対日世論と対日イメージ」、日本国際政治学会編『国際政治』第102号、1993.
「占領後期におけるアメリカ人の対日意識」、アメリカ学会編『アメリカ研究』第27号、1993.
『ミス・ダイヤモンドとセーラー服』[共編著]、中央公論新社、2010.
「大正期日本におけるアメリカ女性宣教ーエリザベス・M・リーの事例にみる日本社会による受容の模索」『福岡女学院大学紀要人文学部編』第21号、2011.
「両大戦間期アメリカの平和運動における女性宣教運動の役割」『法政研究』(九州大学法学部紀要)第78巻第3号、2011.
「親愛なるグリフィス先生へ」『福岡女学院大学紀要人文学部編』第22号、2012.
「アメリカ女性宣教師と大正期福岡」『歴史評論』756号、2013.
"The Role of the Protestant Church in the US Refugee Resettlement Program during the Early Cold War Era: The Methodist Case," Exchange 43(2014).
「福岡女学校の事例にみる大正期メソジスト女性宣教」第63回キリスト教史学会 大会シンポジウム「九州のキリスト教」研究報告、『キリスト教史学』67(2013):17-38.
Religion, Migration, and Identity: Methodological and Theological Explorations (共著、Brill, 2016)
Mission and Power: History, Relevance and Perils (共著、Regnum Books International, Oxford Centre for Mission Studies, 2017).
「第二次大戦期のアメリカ日系人強制収容とプロテスタント教会ーメソジスト教会の事例を中心として」『キリスト教史学』第71集、2017.
研究教育活動
アメリカの宣教団体による平和運動・難民援助などへの関わりが現在の研究テーマです。授業では、世界の貧困や環境問題などを取り上げ、国際問題と私たちの日常生活とのつながりに力点を置いています。国際交流・相互理解のための諸活動にも従事してきました。
陳 齢 教授
- 学位:学術博士
- 出身大学:北京外国語大学、名古屋大学大学院
- 担当科目:「中国語」「Asian Studies」
専門分野
日中コミュニケーション
日中比較文学
比較文化
日中言語の特徴、文学作品の相関関係、文学者の相互往来を含めた日中間の文学交渉、相互受容並びにその背後に横たわる文化事象等を分析、検証の対象としています。近年では、日中文献の蒐集、校勘、翻訳に続き、日本近代文学の中国語訳をしています。
主な研究業績
- 著書・訳書
『新日漢大辞典』(共著、北京出版社,2001.)
論文・翻訳
『和林格爾後漢壁画墓孝子伝図輯録』(共著、文物出版社,2009.)
『太原金勝村唐墓屏風式壁画と唐代孝子図』(『海外の幼学研究5』、平成20年度科学研究費補助金基盤研究B1(18320044)成果報告書,単訳2009.)
『維庸之妻』(太宰治著『ビヨンの妻』単訳、重慶出版社,2013.)
『異国綺談』(谷崎潤一郎著『異国綺談』単訳、広西師範大学出版社,2020.)
『永井荷風異国放浪記』(『法蘭西故事』・『美利堅故事』)(永井荷風著『ふらんす物語』・『あめりか物語』共訳、北京連合出版公司,2020.)
『樱桃』(太宰治著『桜桃』共訳、重慶出版集団,2021.)「佐藤春夫と郁達夫――イロニーとしての交渉史」(単著、『愛知文教大学論叢』第4巻,2001.)
「郁達夫と小田嶽夫――杭州との関連を中心に」(単著、名古屋大学中国語学文学論輯,2002.)
「武梁祠画象石の図像学的研究――曾参図をめぐって」(単著、『愛知文教大学論叢』第12巻,2009.)
「古孝子伝における閔子鶱伝・伝図について――武梁祠画象石を中心に」(単著、『愛知文教大学論叢』第14巻,2011.)
「翰香残し、文豪伉儷はいずこ――新発見資料:『台所太平記』を巡る谷崎潤一郎・松子書簡」(単著、福岡女学院大学『国際キャリア学部紀要』,2017.)
「戦時中の『亜細亜』と戦後の『新生』――「中支」に発行された二種の邦字誌を巡って(単著、福岡女学院大学『国際キャリア学部紀要』,2019.)
研究教育活動
科学研究費助成事業(科学研究費補助金基盤研究B、研究代表者黒田彰、課題番号18320044、22320055)による「古代幼学書の総合的研究」の研究協力者・研究連携者として、漢代儒教の孝悌思想の影響から忠孝礼儀を反映する孝子伝や列女伝の古籍版本及び漢墓壁画や石碑を代表とする絵画、図像を考査の対象とすると共に、古代の文化、教養の形成に大きな役割を果たす幼学といった学問体系へのアプローチを試みてきました。近年では、海外に散在している邦字刊行物を蒐集整理し、それらの成立した時代背景や内容について分析考察をしています。また、専門分野の研究と並行して中国語教育にも携わっています。
中島 千春 教授
- 学位:文学修士
- 出身大学:九州大学文学部、西南学院大学大学院 博士後期課程単位取得修了
- 担当科目:「Analysis and Discussion」「Critical Thinking」
専門分野
英語学(語法研究、認知言語学)
映画「ローマの休日」、アン王女が髪を切ってもらうシーン。王女は髪をもっと短く切って欲しいと言うとき、英語で “Higher” と言います。え?不思議!日本語話者と英語話者では状況の捉え方が異なり、それが表現の違いとなって現れますが、これもその一例と言えます。英語らしさとは?日本語らしさとは?このことについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
主な研究業績
- 論文
「映画で学ぶ,日英語における Fashions of Speaking の違い:認知言語学の観点から」『映画英語教育研究』第7号、2002年
「It or That: Speaker's Choice」『九州英文学研究』第22号、2005年
「That's Not What It Is: Anaphoric Pronouns in Questions」 『西南学院大学英語英文学論集』第46巻第3号、2006年
「指示表現の選択と2つの認知モード」『福岡女学院大学短期大学部紀要』第45号、2009年
“Movies for EFL Language, Content and Literature Classes: Showcasing The Devil Wears Prada.”[Co-authored with C.Daugherty and R.Akiyoshi]STEM Journal Vol.11(1), 2010.
「Why is "You Don't Know That" Different from "You Don't Know It"?」『九州大学言語学論集』第32号、2011年
「間主観性(intersubjectivity)に関する二つの理論の検討:Verhagen(2007)とLangacker(2008)、『福岡女学院大学短期大学部紀要』第48号、2012年
「映画で学ぶメタファー、メトニミー、アイロニー:認知言語学の観点から」『映画英語教育研究』第20号、2015年
「認識を表す動詞knowの補文構文と二人称主語に関する考察」『九州大学言語学論集』第35号、2015年
“Complement Clause with the Verb Know: You as “Object of Conceptualization” or “Subject of Conceptualization”? 福岡女学院大学紀要国際キャリア学部編Vol.1, 2015.
“Analyzing Complement Clauses with the Verb Know from an Intersubjective View,” 13th International Cognitive Linguistics Conference (New Castle, Great Britain), 2015.
「Vivianはなぜthatを選ぶのか?映画で学ぶ間主観性理論」『映画英語教育研究』第22号、2017年
「Reanalyzing Japanese Sentence-Final Particles Yo and Ne: In Light of Verhagen’s Theory of Intersubjectivity」『認知言語学の広がり』2018年、開拓社 - 著作
『名作映画完全台詞集 チャーリーズ エンジェル』(2001年)
『ナイトミュージアム』(2008年)
『ジュノ』(2008年)
『食べて、祈って、恋をして』(2014年)
その他、[翻訳、語句解説及びコラム執筆・高瀬文広他と共著]スクリーンプレイ出版
研究教育活動
間主観性理論の観点から、英語の指示表現itとthatの使い分けや、日本語終助詞「よ」と「ね」の使い分けについて研究しています。教育活動では、映画のシーンを教材として用いながら、英語の4技能を伸ばす授業を行っています。ゼミでは、英語学の観点から、映画のセリフを分析していきます。
山口 直彦 教授
- 学位:法学士
- 出身大学:中央大学
- 担当科目:国際キャリア入門、日本産業論 など
専門分野
国際政治経済(中東研究)
中東経済史(近現代)
国際ビジネス
主な研究業績
- 著書
『改訂新版(電子書籍ky版)エジプト近現代史』(単著、明石書店、2019)
『中東経済ハブ盛衰史』(単著、明石書店、2013)
『新版エジプト近現代史-ムハンマド・アリー朝成立からムバーラク政権崩壊まで』(単著、明石書店、2011)
『アラブ経済史 1810~2009年』(単著、明石書店、2010)
『エジプト近現代史-ムハンマド・アリー朝成立から現在までの200年』(単著、明石書店、2006) - 論文
「ウクライナ危機と中東情勢-露呈した親米中東諸国の対米不信」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2023)
「湾岸戦争から30年、アラブの春から10年となる節目の年を迎えたアラブ諸国」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2021)
「イエメン内戦 その歴史的背景」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2020)
「ペルシャ湾情勢が緊張の度合いを増すなか2020年万博を迎えるドバイ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2019)
「『アラブの春』から7年-『民衆革命』は何をもたらしたのか」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2018)
「大きな転機を迎えた北イラクのクルド自治区」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2018)
「トルコ・クーデター未遂事件(下)」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2017)
「トルコ・クーデター未遂事件(上)」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2016)
「イスラーム過激派の伸張-その歴史的・社会的背景(下)」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2016)
「イスラーム過激派の伸張-その歴史的・社会的背景(上)」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2016)
「周辺情勢が悪化するなか安定を維持するトルコ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:『アラブの春』とイスラーム過激派の伸張 その評価」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:『アラブの春』とムバーラク政権の崩壊」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:ムバーラク政権後期」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:ムバーラク政権前期」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:サダトの時代」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2015)
「エジプト政情:ナセルの時代」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2014)
「エジプト政情-エジプト軍の歩みと政治との関わりⅢ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2014)
「エジプト政変-エジプト軍の歩みと政治との関わりⅡ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2014)
「エジプト政変-エジプト軍の歩みと政治との関わりⅠ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2014)
「エジプト政変-ムスリム同胞団の歩み」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2014)
「トルコの反政府デモ-エルドアン長期政権の転換点となるか」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2013)
「北イラク・クルド自治区-「事実上のクルド国家」」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2013)
「クウェート-大産油国の豊かな停滞」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2013)
「レバノン-「中東の経済ハブ」再生への模索」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、 2013)
「イスラーム諸国に新しい発展モデルを提示するトルコ」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2012)
「バーレーン-「中東の金融センター」を覆う宗派対立の影」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2012)
「アラブ首長国連邦-なぜこの国には反政府デモが及んでいないのか」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2011)
「リビアの騒乱とシリアの反政府デモ-その背景と要因-」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2011)
「中東の政治的変動と今後の展望」(単著、『治安フォーラム』、立花書房、2011)
研究教育活動
研究活動は中東・北アフリカ地域の近現代史と政治経済に焦点を当てて行なっています。また、中東などの新興国を中心とする日本企業の国際ビジネスについても研究しています。教育活動では国内・海外での実務経験をもとに、国際ビジネスやその背景となる国際政治経済についてわかりやすく伝えるよう取り組んでいます。
蘭 紅艶 教授
- 学位:Ph.D
- 出身大学:西南学院大学
- 担当科目:「Intercultural Communication」「Communication Strategy」
専門分野
英語教育
コミュニケーション学
How do people add meanings to the verbal/nonverbal symbols they use and interpret the meanings based on their past experiences when they communicate? What will happen when the cultural backgrounds are very different and people perceive differently? Themes on interpersonal and intercultural communication like the above are my major research subjects.
主な研究業績
「新型コロナウイルス感染症の影響―女子大学生を中心に」『福岡女学院大学国際キャリア学部紀要』第8号 37-54頁 2022年
「オンライン授業の試み―Google Meetを用いるグループワークを中心に―」『福岡女学院教育実践研究』第5号 71-81頁 2021年
「二週間でできること:500円プロジェクトを通して」 『福岡女学院大学国際キャリア学部紀要』第6号 63-79頁 2020年
Intercultural Marriage between Chinese and Japanese-Chinese Wives' Perspectives. Intercultural Communication Studies XXVIII: 2 (2019) pp.45-73.
「チャレンジ精神を目指す:クリスマス・タレント・ショーについての考察」『福岡女学院教育実践研究』第3号 49-59頁 2019年
A Dialectical Discourse in Intercultural Communication Classrooms – A Trial Study in Japan. Faculty of International Career Development, Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin, Vol. 5 (2019), pp. 21-34.
Career Woman or Housewife? – Japanese Female University Students’ Attitudes on Gender Roles. Faculty of International Career Development, Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin, Vol. 4 (2018), pp. 47-56.
「授業外活動から得たのは?」『福岡女学院大学国際キャリア学部紀要』第3号 47-63頁 2017年
Conflict Management between Japanese and Mexican Friendship. Faculty of International Career Development, Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin, Vol. 2 (2016), pp. 41-53.
What Can Challenges Bring? Faculty of International Career Development, Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin, Vol. 2 (2016), pp. 33-39.
Communication through Activities. Fukuoka Jo Gakuin University, Education Forum, Vol. 18 (2016), pp. 51-60.
Conflict Management in Intercultural Marriage between Chinese Female and Japanese Male: A Pilot Study. Faculty of International Career Development, Fukuoka Jo Gakuin University Bulletin, Vol. 1 (2015), pp. 31-44.
Some Creative Activities in English Teaching. Fukuoka Jo Gakuin University, Education Forum, Vol. 14 (2012), pp.33-37.
研究教育活動
I am currently interested in gender, and conflict management between close relationships such as friends, and intercultural marriages of couples with different cultural backgrounds. I am also interested in how to motivate students not just extrinsically, but also intrinsically through integrating team projects/events both inside and outside classroom settings.
グレゴリー・オキーフ 准教授
- 学位:博士号 PhD
- 出身大学:九州大学
- 担当科目:「国際協力研究」「Japan Studies」
専門分野
異文化コミュニケーション
私の研究は異文化コミュニケーションに基づいています。特に、日本のコミュニティ内での西洋人外国人の統合習慣と、日本社会においてアイデンティティを形成するために必要なさまざまな文化的交渉について研究しています。特定のコミュニティに参加するために必要な言語やコミュニケーションスタイルにより、アイデンティティを形成するためのコミュニケーションの形態は異なります。私の博士論文では、日本に住む長期滞在の西洋人グループ(LTW)を対象に、全国アンケート調査と30件のインタビュー結果を基に、LTWの生活パターンを分類した類型図を作成しました。
主な研究業績
- 学術論文
- The Correlation between Group Activities and Identity Formation of Long-Term Foreign Residents in Japan. 「日本に長期滞在する欧米人のグループ活動とアイデンティティー構造の相関」単著 2013年1月 九州大学比較社会文化学府(修士論文)
- Hybrid Identity Formation of Long-Term Western Foreign Residents in Japan. 「日本に長期滞在する欧米人におけるハイブリッド・アイデンティティーの構造」単著 2014年9月 西日本社会学会年報第13号 (p.77-97) 査読付
- Life Satisfaction of Long-Term Western Foreign Residents in Japan Correlated with Japanese Language Skills and Cultural Fit. 「日本に長期滞在する欧米人の生活満足度に関する日本語能力と文化的適合要素との相関」単著 2016年4月 九州大学大学院地域社会統合科学府第5号(p.77-92)
- The Typological Hybrid Identity Formation of Long-Term Western Foreign Residents in Japan.「日本に長期滞在する欧米人に関して類型的なハイブリッド・アイデンティティー構造のタイプ」単著 2017年9月 九州大学地域社会統合科学府(博士論文)
- Empirical Data and Conceptual Framework for the Application of the Hybrid Identity Model for Long-Term Western Foreign Residents (LTW) in Japan.「日本に長期滞在する欧米人のハイブリッド・アイデンティティー・モデル適用の為の実験的データと概念的枠組み」単著 2019年3月 福岡大学人文論叢 第50巻第4号 (No.199) p.1123-1155
- The Styles-of-Belonging within the Hybrid Identity Model for Long-Term (LTW) in Japan. 「日本に長期滞在する欧米人のハイブリッド・アイデンティティー・モデルにおける styles-of-belongingの概念について」単著 2019年6月 福岡大学人文論叢 第51巻第1号(No.200)p.241-274
- 日本に長期滞在する欧米人のインタビューの速報値 単著 福岡女学院大学紀要 2021年4月
- 日本に長期滞在する男女欧米人の比較研究 単著 福岡女学院大学紀要:国際キャリア学部編 2022年3月
- Visual Sociology:プロジェクトベースとアクティブラーニングを応用して教室環境を変革する 単著 福岡女学院大学紀要:国際キャリア学部編 2023年3月
- 大学教育におけるポッドキャスティングは、学生の深い研究スキルと定着を高めるために 単著 福岡女学院大学紀要:国際キャリア学部編 2024年3月
- 大学のプレゼンテーションクラスの学生に対して大規模言語モデル(LLM)を導入することで、練習時間を増やす 単著 福岡女学院大学 教職支援センター教育実践研究 2024年3月
- ChatGPT: 高等教育における人工知能の実装 福岡女学院大学:教育フォーラム紀要 2024年3月
研究教育活動
現在、私は国際協力に関する授業を担当しており、発展途上国に住む人々や先進国で貧困線以下で生活している人々が直面しているさまざまな課題について検討しています。また、海外での紛争やその他の緊急の問題を含むグローバルな課題についても探究しています。 さらに、学生にはこれらの状況を調査し、その結果を「Visual Sociology(視覚社会学)」と呼ばれるビデオ形式でまとめるよう指導しています。この方法の目的は、学生が内容をしっかり準備し、誰にでもわかりやすい情報を作り、それを幅広い人々に届けることです。
朴 熙成 准教授
- 学位:修士
- 出身大学:早稲田大学大学院商学研究科(国際貿易博士課程単位取得満期退学)
- 担当科目:International Career, International Marketing, International Finance, Company Law
専門分野
国際経営
韓国化粧品
危機管理
主な研究業績
- 論文
クライシス・マネジメント研究序説、「早稲田大学商学研究科紀要」第38号3月25日発行、1994年、pp.199-218
クライシスに対するCEOsの知覚:日本の多国籍企業を中心に、「早稲田大学商学研究科紀要」第39号94年12月25日発行、1994年、pp.89-108
クライシス・マネジメントのさらなる統合化に向けて、「早稲田大学商学研究科商経論集」第71号96年11月25日発行、1996年、pp.179-193
韓国におけるクライシス・マネジメントの現状と問題点、日本貿易学会「研究年報」第34号、1997年、pp.99-104
日本企業の国際化と労使問題―ブリヂストン・ファイアストンのケース、「日本貿易学会研究年報」第35号、1998年、pp.171-176
日系多国籍企業の危機管理、「世界経済評論」第532号、1999年12月、pp.50-59
日系多国籍企業における危機管理の分析―業種別考察―、早稲田大学産業経営研究所「産業経営」第27号、1999年12月、pp.121-147
企業のPL対策-雪印乳業食中毒事件の分析、早稲田大学産業経営研究所「産業経営」第31号、2001年12月、pp.95‐117
危機管理コンサルティング・ビジネス分析、日本貿易学会「研究年報」43号、2006年3月、pp.120~131
危機管理コンサルティング・ビジネスのグローバル・ネットワーク、日本ビジネス研究学会「年報2007年」、2007年11月、pp.195-211
韓国の百貨店における競争優位性の特異性:ロッテの可能性・限界と今後の戦略、神戸松蔭女子学院大学「研究紀要」、人文科学・自然科学篇 52、2010年3月、pp.129-148
韓国化粧品産業の変遷と化粧品メーカーの持続的競争優位性に関する予備的な考察-アモーレパシフィックのケースを中心に-、「福岡女学院大学紀要」、国際キャリア学部編、Vol.1,2015、pp45-68
韓国化粧品OEM/ODM企業の探索的な一考察:韓国コルマ―とコスマックスのケース、「福岡女学院大学紀要」、国際キャリア学部編、Vol.4,2018、pp.145-166
韓国中堅化粧品ODM企業のグローバル競争戦略に関する一考察―コスマックスの知識構築・海外進出に焦点を当てて―、「福岡女学院大学紀要」、国際キャリア学部編、Vol.5,2019、pp81-113 - 著書
『シリーズ国際ビジネス(全5巻)2 国際ビジネス理論』、 (共著者名)江夏健一、長谷川信次、長谷川礼、(担当部分) 第9章 グローバル競争戦略―ポーター― 第3、4節(pp.137~144)、2008年
『シリーズ国際ビジネス(全5巻)4 サービス産業の国際展開』、 (共著者名)江夏健一、大東和武史、藤沢武史、(担当部分) 第10章 語学ビジネスの国際展開―ベルリッツのケース―(pp.245~262)、2008年 - 翻訳書
『多国籍企業と雇用問題』、(共著者名)江夏 健一 (監訳)(担当部分) 第4章 C 西ヨーロッパにおける労使関係(pp.234-251)、1995年、国際書院
『国際経営12の課題-理論と実践の整合化をめざして-』、(共著者名)江夏 健一 (監訳) 、(担当部分)第5章 グローバル企業と国民国家(pp.31-39)、1999年、黎明出版株式会社
『ラグマン教授の国際ビジネス必読文献50撰』、(共著者名)江夏健一・太田正孝・桑名義晴監訳、(担当部分) 9 多国籍企業を襲う嵐:政治・経済的緊張の真因はなにか(pp35-36)24 政治と国際投資 (pp75-79)、2010年、中央経済社
研究教育活動
これまでの研究においては、主に危機管理の新しい理論の紹介、アンケート調査に基づく危機管理の実証研究を行ってきた。一方、視野を広げ、韓国化粧品メーカーの研究とグローバル化粧品企業の新たな取り組みに力を注いでいる。他方、教育活動においては、自分自身の経験とネットワークを活かし、学生の将来を見据えた「バイリンガル・エキスパート」「ビジネスの基礎知識」「国際ビジネス系専門教育」の分野に貢献できたらと願っている。
イアン・ケニオン 講師
- 学位:Master of Arts (TEFL/TESL)
- 出身大学:University of Birmingham, U.K.
- 担当科目:「Reading and Writing Skills, Business Reading, Communication Skills」
専門分野
My research has focussed on representations of women and men in the EFL textbooks commonly used both in Japan and elsewhere in the world. More specifically on issues related to sexism (gender bias) within these texts.
主な研究業績
An Investigation for Sexism (gender bias) in the EFL
Textbooks of a Japanese ‘Language School’ (eikaiwa).
MA Dissertation: University of Birmingham (2006).
研究教育活動
Given the ubiquitousness of mobile devices and their centrality in the lives of young people of college age, my future research will center on the limited use of these devices (particularly smartphones) in the university classroom, and whether such use has a beneficial or deleterious effect on the learning process.