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人文学部

教員紹介

Faculty introduction

現代文化学科

<学部長>
能勢 卓 教授

  • 学位:修士 (英語学英米文学)
  • 出身大学:英知大学
  • 担当科目:「アメリカ文学」「交流文化論(アメリカ)」

専門分野

アメリカ文学
英米演劇の文体

主な研究業績

  • (2020) “A Corpus Stylistic Approach toward ‘Force of Meaning’ in Eugene O’Neill’s Mourning Becomes Electra.” 丸橋良雄・伊藤佳世子(共編著)『混沌と共存する比較文化研究』(英光社), pp. 108-120.
  • (2020) “Comic Technique and Characterization in Eugene O’Neill’s Ah, Wilderness!” 『英語表現研究』第37号 (日本英語表現学会), pp. 1-19.
  • (2019) “Creative Process of Dialogical Speeches in Days Without End.” 『福岡女学院大学紀要 人文学部編』第29号, pp. 41-66.
  • (2015) “A Corpus Stylistic Approach toward Thought Asides in Eugene O’Neill’s Strange Interlude.” 『英語表現研究』第31・32合併号 (日本英語表現学会), pp. 73-87.
  • (2013) “A Stylistic Analysis of the Dialogical Development in Somerset Maugham’s Our Betters.” 『英語表現研究』第30号 (日本英語表現学会), pp. 19-29.
  • (2008) “Levels of Personification and Reference System of the Masks in The Great God Brown.” 『文体論研究』 (日本文体論学会), pp. 17-30.

研究教育活動

アメリカ文学やアメリカの演劇作品をアメリカ文化の営みの一つのあらわれとして捉え、それらの作品を通して、人が言葉を介して伝達している様々なメッセージについて考えてみたいと思っています。あらゆるものが瞬く間に消費され尽くしてしまう現代において、何十年、何百年と人々に読み続けられている物語の持つ言葉の力を学生の皆さんと一緒に考えられれば幸いです。
研究活動としては、Eugene O’Neillという劇作家の全作品のコーパスを作成し、その上で談話情報を付加してセリフの文体を分析・研究しています。

<学科長>
高戸 聰 教授

  • 学位:博士(文学)
  • 出身大学:東北大学
  • 担当科目:「交流文化論(アジアA)」「漢文学」

専門分野

中国文学、古代中国の神話・伝説

主な研究業績

  • 「漢文教育と教員採用試験について」(『福岡女学院大学紀要人文学部編』第36号、2026年)
  • 「再生する樹木の説話」(『福岡女学院大学紀要人文学部編』第33号、2023年)
  • 「姑獲鳥と子育て幽霊」(『福岡女学院大学紀要人文学部編』第31号、2021年)
  • 『中国神話における神々と巫―天と人との媒介として―』(汲古書院、2024年)

研究教育活動

古代中国の神話・伝説や神降ろしを行う巫祝を専門に研究してきました。
古代中国の志怪・伝奇小説と日本の昔話の近さを感じてもらえるような講義を目指しています。

浮田 英彦 教授

  • 学位:修士(商学)
  • 出身大学:九産大院、熊本大学大学院社会文化科学研究科博士後期課程単位取得退学
  • 担当科目:キャリアデザインⅠⅡⅢ

専門分野

観光サービス産業におけるキャリア教育の課題

主な研究業績

  • 『T H E H I N T ! 仕事選びは生き方探し』[共著](ミッションプレス、2011年)
  • 『弱みを強みに変える、本気が目覚める課題解決型授業』[共著](梓書院、2013年)
  • 『日本一の女子大生が教える社会人基礎力』[編著](梓書院、2012年)
  • 『心をつかむビジュアル・ストーリー型プレゼンテーション』[編著](梓書院、2014年)
  • 『弱みを強みに変える、本気が目覚めるアクティブ・ラーニング』[共著](梓書院、2016年)
  • 『わたしたちのキャリア形成Ⅰ第1版』[監修](ディスコ、2019年)
  • 「わたしたちのキャリア形成Ⅰ第2版」[著・監修](ディスコ、2022年)
  • 『わたしたちのキャリアデザインⅠ』[著・監修](ディスコ、2026年)
  • 『長編小説あんなとちはる』(櫂歌書房、2018年)
  • 『長編小説 パール 或る文系女子大生 のアド・アストラ』(梓書院、2019年)
  • 『長編小説プランドハプンスタンスの証明』(ミッションプレス、2026年)

研究教育活動

経済産業省の概念である社会人基礎力を応用した学生参加型実践能力開発を主なテーマとして研究教育活動を行っています。以下は成果の一部です。

  • 第17回マイタウンマップコンクール文部科学大臣賞2011年 ゼミ地図製作指導
  • 第5回社会人基礎力育成グランプリ(大賞)経済産業大臣賞2011年 ゼミ指導
  • 第13回社会人基礎力育成グランプリ(大賞)経済産業大臣賞2017年 ゼミ指導

大國 眞希 教授

  • 学位:博士(教育学)
  • 出身大学:東京学芸大学
  • 担当科目:「日本の文学(近現代)」 「国語科教育法」

専門分野

近現代の日本文学
国語科教育
芸術教育

主な研究業績

  • 「雨だれとウクレレー太宰治「女生徒」」(『叙説』第Ⅳ期3号、2026)
  • 「福岡商業高校と田中冬心」(『福岡女学院大学人文学部紀要』第36号、2026)
  • 「MlA連携による教育実践」(『福岡女学院大学大学院人文科学研究科紀要』第23号、2026)
  • 『虹と水平線』(おうふう、2009)
  • 『太宰治 調律された文学』(翰林書房、2015) キリスト教文学会賞[奨励賞]受賞
  • 『国語科指導法の理論と実践』(渓水社、2017)

研究教育活動

文学の空間を私たちはどのように感受するのか。作品を丹念に読み、その機構を考えながら、五感や感性とどのように繋がるのか研究をしています。
また、作品と作品の舞台となった土地との交差、絵画・音楽・文学など、横断的な研究教育活動もおこなっています。

相良 誠司 教授

  • 学位:修士(教育学)
  • 出身大学:九州大学人間環境学府教育システム専攻
  • 担当科目:「教職実践演習」「教育実習ⅠⅡAB」等

専門分野

学校臨床教育 国語科教育

主な研究業績

  • 「小学校キャリア教育の展開に資する小大連携・小高連携の試み」(『日本学校改善学会日本学校改善研究紀』2025年)
  • 「江戸時代のアクティブ・ラーニング」(『福岡女学院大学教職支援センター教職実践研究』第6号、2022年)
  • 「コロナ禍での授業及び行事等の改善-公立中学校におけるICTを活用した取組例-」(『日本学校改善学会学校改善研究紀要』2022年)

研究教育活動

教職支援センター長として、教員採用選考試験に臨む学生の支援をしています。
教職課程委員会中高免小委員会委員長として、中高教職課程の運営を担っています。

佐島 顕子 教授

  • 学位:修士(史学)
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「交流文化論入門」「旅の日本史」

専門分野

日本近世史、対外交流史、韓国文化論

主な研究業績

  • 「肥前名護屋城図屏風に描かれた明使一行―『偽の勅使』背景と来日事情―」(堀新編『戦国合戦図屏風・絵巻を読む』勉誠社、2026年)
  • 「豊臣秀吉軍の朝鮮地名認識―『唐入り』構想縮小と地理把握―」(『日本歴史』第927号、2025年)
  • 「文学・観光・歴史-遠藤周作・原城跡・小西行長を中心に-」[共著]『福岡女学院大学紀要・人文学部編』(第28号、2018年)

研究教育活動

16世紀の大航海時代から豊臣政権期にかけて、日本と海外がどのように出会い、衝突し、関係を築いたのかを研究しています。特に文禄・慶長の役やキリシタン大名・小西行長に注目しています。
授業では現代韓国文化や歴史との比較を通して日本を見つめることで、私たちが「当たり前」と思っている文化や価値観を問い直し、新しいものの見方や考え方に出会う時間を大切にしています。

糸 隆太 准教授

  • 学位:博士(文学)
  • 出身大学:早稲田大学
  • 担当科目:「交流文化論(地中海)」「交流文化論(ヨーロッパB)」

専門分野

古代ローマ史
古代ローマの食を中心に、日常生活史の研究をしています。

主な研究業績

  • 「古代ローマの食生活史ー肉食をめぐる議論を中心に」(『日伊文化研究』第64号、2026年)
  • 「帝政期イタリアにおける家畜生産とローマ市への供給」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第65輯、2020年)
  • 「都市ローマにおける家畜の屠殺ー共和政末期から帝政初期の事例」(『西洋史論叢』第40号、2018年)

研究教育活動

講義では、ヨーロッパ・地中海文化の特質や交流のあり方のほか、文化の比較についても扱っています。研究においては、古代の食を考察するにあたり、歴史書や碑文などの文字史料だけでなく、考古学のデータも利用しています。

門屋 飛央 准教授

  • 学位:博士(文学)
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「日本語学概論Ⅰ・Ⅱ」「日本語の構造」

専門分野

日本語学、九州方言

主な研究業績

  • 「佐世保市宇久町平方言の「動詞否定形+カナ」による行為指示」(『語文研究』第133号、2022年)
  • 「長崎県佐世保市宇久町平方言の「進行」の「オル」」(『語文研究』第130・131号、2021年)
  • 「長崎県小値賀町藪路木島方言の/(-a)-Ns-/を用いた行為指示について」(『坂口至教授退職記念日本語論集』創想社、2020年)

研究教育活動

講義は、学生が自分自身の経験や実感を踏まえて、日本語の仕組みを考えられるものを目指しています。主なフィールドは、五島列島です。珍しいことばを取り上げるだけでなく、それがその方言の文法体系において、どのように位置づけられるのかを考えています。

小池 典恵 准教授

  • 学位:学士(教育学)
  • 出身大学:愛媛大学
  • 担当科目:「観光文化論(都市と観光)」「旅行業務研究」

専門分野

観光マーケティング

研究教育活動

観光業が地域社会とつながり、社会を元気にしている力について、考えます。
裾野が広く社会に与える影響も大きい観光産業について、関係各所との関わりや課題解決の取り組みなど、様々な事例から実践的に学びます。

渡邉 寛吾 准教授

  • 学位:博士(文学)
  • 出身大学:愛媛大学・大阪市立大学大学院
  • 担当科目:「日本文学の発生」・「国語科教育法」

専門分野

日本漢詩文 国語科教育
奈良時代の文学作品、万葉集や懐風藻などを中心に、中国文学の受容と変容について研究しています。また、中学校・高校での国語科教育、特に古典の教材開発や学習法についても研究をしています。

主な研究業績

  • 教科書から見る高等学校での「日本漢文」の扱いについて―次期学習指導要領に向けての予備調査として―(愛知教育大学附属高等学校『研究紀要』第47号 2020.3)
  • 『遊仙窟』所収詩についての研究―形式からの考察 其の一―(『上代学論叢』和泉書院 2019.5)
  • 三大歌集の歌風理解のための和歌学習―同一素材を扱う和歌の比較を通して―(愛知教育大学附属高等学校『研究紀要』第42号 2015.3)
  • 正倉院文書「造仏所作物帳」七夕詩詩序注解(『萬葉語文研究』第5集 和泉書院 2009.9)

研究教育活動

現在は特に平安時代前期までに作られた詩の特徴について、唐代までの詩との比較検討を行っています。併せて、漢詩文の教材開発に関心を持っています。これからは、大学生に向けての古典教育にも力を入れていきたいと思っています。

池田 拓朗 講師

  • 学位:博士(地域マネジメント)
  • 出身大学:長崎国際大学
  • 担当科目:「観光文化論入門」「観光文化論A(観光社会学)」

専門分野

ニューロカリズム 観光社会学 世界遺産

主な研究業績

  • 「SNSにおける女子大生目線の発信の効果−福岡女学院大学人文学部現代文化学科を事例に」(『福岡女学院大学人文学部紀要』第36号、2026)
  • 「女子大生発信による関係人口の創出と教育効果−「ニューロカリズム」を事例に−」(『福岡女学院大学教育フォーラム』第28号、2026)
  • 「大学広報戦略におけるSNS活用の効果 : 福岡女学院大学人文学部現代文化学科を事例に」(『福岡女学院大学人文学部紀要』第35号、2025)

研究教育活動

観光地のファンを増やすための方法について研究しています。「地域に訪れ、自分たちらしく魅力を見つけ、共感してもらうためには」をテーマに、前職の観光協会での経験に基づいた講義や、観光パンフレット制作や写真展の開催といったゼミ活動などを行っています。

言語芸術学科

副学長
上村 忠実 教授

  • 学位:文学修士
  • 出身大学:西南学院大学
  • 担当科目:「イギリス文学」「海外フィールドワーク(実践)」

専門分野

イギリス文学(詩)
英語で書かれた詩歌を研究しています。特に、W.ブレイクやT.S.エリオットなど、宗教詩を中心に研究しています。

主な研究業績

  • 「英詩における病」『テーマ・シンキング叢書011 病』ミッションプレス、2021年
  • 「英詩における食」『テーマ・シンキング叢書013 食』ミッションブレス、2023年
  • Songs of Innocenceの根底に見られる詩想」『福岡女学院大学紀要人文学部編』第33号、2023年

研究教育活動

英文学とキリスト教の関係について、解釈の多様性・可能性を探っています。キリスト教文学研究という観点から、詩人が残した言葉の一つ一つの背後に、どのようにキリスト教の影響が見られるかについて研究しています。

学科長
松本 健 教授

  • 学位:博士(文学)
  • 出身大学:筑波大学大学院
  • 担当科目:「日本文学」「日本語表現」

専門分野

日本文学
言語文化

日本文学・日本語・日本文化の内在的な結びつきと表象をめぐる研究をしています。

主な研究業績

  • 『テクストたちの旅程』花書院(共)、2008
  • 『仮名草子の〈物語〉』青山社(単)、2009
  • 『幻想と怪談』図書出版ムン(共)、2010
  • 『人文科学と日本語の接点』図書出版ムン(共)、2012
  • 『コミュニティ基礎日本語』図書出版ムン(共)、2012
  • 『ちゃくちゃく日本語』トンヤンブックス(共)、2016

研究教育活動

現代日本に見られる様々な(サブ)カルチャーも現代において突如として誕生したわけではなく、過去の時代から続く美意識や創作営為の積み重ねによって形作られてきました。どのようなテーマにおいても通時的・重層的な研究と教育を心がけています。

文屋 敬 教授

  • 学位:神学修士、社会学修士
  • 出身大学:関西学院大学
  • 担当科目:「映画研究 J 」「ポップカルチャー J 」

専門分野

宗教社会学
文化社会学

宗教を文化活動の一つとして位置づけ、宗教と社会の関係を研究しています。また文化研究の一環として映画、漫画、アニメーション作品などを社会学の視点から分析します。

  • 主な研究業績
  • 「個室とテレコミュニケーション」『福岡女学院大学紀要 人間関係学部編』、2002~
  • 「社会の時間」『テーマシンキング叢書 時間』ミッションプレス、2011
  • 「宮崎駿作品を通してみる現代日本人の自然観」『テーマシンキング叢書 自然』ミッションプレス、2012

研究教育活動

私が担当する授業では映画、漫画、アニメーションといういわゆるポップカルチャーの研究を行います。その成果は大学の中だけで自己満足的に紹介して終わるのではなく、社会に発信してこそ意味があると考えます。私は学生の皆さんとさまざまな媒体を用いて研究成果を社会に発信していきたいと考えています。

道行 千枝 教授

  • 学位:文学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「海外フィールドワーク(実践)」「映画研究 E 」

専門分野

イギリス文学(イギリス演劇)

イギリス文学、主にエリザベス朝・ジェイムズ朝の演劇を研究しています。また、現代イギリス演劇の翻訳と上演の試みも行っています。

主な研究業績

  • 『ディーラーズ・チョイス』[翻訳・共著]海鳥社、2006年
  • 「リージョナル・レパートリー・シアターの試み―イギリスにおける劇場のアウトリーチ活動」『福岡女学院大学紀要 人文学部編』、2010年
  • 「『お気に召すままの森』再考」『福岡女学院大学紀要 人文学部編』、2018年
  • 「シェイクスピアと疫病」『テーマ・シンキング叢書011 病』、2021年、pp.178-210.
     

研究教育活動

ゼミではシェイクスピアについて研究しています。もともとシェイクスピアは「学問」などではなく、「娯楽」でした。文学を楽しむ土台をつくって、人間や社会について、新しい見方や発見をしていきましょう。映画を通して英語と英語圏の社会について学び、興味を深めていく授業も担当します。

研究室訪問

大島 一利 准教授

  • 学位:神学修士
  • 出身大学:関西学院大学
  • 担当科目:「福岡女学院学」「シンキングゲーム」「言語芸術フィールドワークA」

専門分野

キリスト教史(日本キリスト教史、中世文化史)

日本の戦国時代、また同じ時代の西欧の歴史を、キリスト教を中心に取り扱っています。物事の考え方や絵画、音楽にいたるまで、その時代の東西交流などを含めて歴史的に学んでいます。

主な研究業績

  • 「キリシタン時代の宣教師報告における悔悛」、『神學研究』56、関西学院大学神学研究会、2009年
  • 「キリスト教史に見る『家』 − ハリー・ポッターと学寮の歴史 − 」、「ホグワーツはどこにある?」(テーマシンキング叢書012『家』)、ミッションプレス、2022年
  • (共著)『キリスト教で読み解く世界の映画 − 作品解説110− 』、キリスト新聞社、2023年

研究教育活動

キリスト教思想に限定されない文化的な歴史的変遷を素材として取り扱う事が多くなってきました。具体的なキーワードは、美術をめぐる言説(イコノロジー)、ファンタジー、魔法と錬金術の世界、などです。それらが現代において表出しているゲーム、アニメ、映画も分析対象になってきています。

宮川 麻理子 准教授

  • 学位:博士(学術)
  • 出身大学:慶應義塾大学、東京大学大学院
  • 担当科目:「劇場フィールドワーク」「日本語表現B(演劇)」「批評A(演劇)」

専門分野

舞踊学、演劇学、表象文化論

暗黒舞踏を筆頭に、20世紀以降のダンスを中心に研究をしています。
また演劇の実践面での活動も行なっています。

主な研究業績

  • 【共著】The Routledge Companion to Butoh Performance, ed. Bruce Baird, Rosemary Candelario, Abingdon & NY: Routledge, 2019.
  • 「戦後の舞踊作品における「黒人の表象」を巡って」『舞踊學』第44号、2021年、pp. 20-31。
  • 「自己の身体に対する認識の変容─大野慶人の舞踏の稽古をめぐって」『表象』19号、2025年、pp. 220-239。

研究教育活動

授業では、演劇やダンスといった舞台芸術の歴史を学び、作品を分析していきます。作品の背景、特に社会や文化との繋がりを意識しながら、表現活動や人々の考え方の多様性に触れていきたいと考えています。

メディア・コミュニケーション学科

学科長
近藤 桂司 教授

  • 学位:博士(芸術工学)
  • 出身大学:九州芸術工科大学、九州大学大学院
  • 担当科目:「デザイン概説」「色彩研究」

専門分野

芸術工学
色彩学

都市景観の色彩の特徴を把握したり良好な景観を形成するための手法を研究しています。

主な研究業績

  • 「視覚安定性の錯視を考慮した街路景観色彩のまとまり度の変動」『福山市立大学都市経営学部紀要』15号、2023年
  • 「多変量ロバスト推定による壁面色の外れ値分析」『福山市立大学都市経営学部紀要』14号、2022年
  • 「街路景観の色彩の特徴を把握し視覚化する手法」『日本色彩学会誌』43巻5号、2019年
  • 「街路景観色彩の特徴を示す指標」『日本感性工学会論文誌』18巻3号、2019年

研究教育活動

「デザイン」は「ものに意味を与える行為」だといえます。意味を与えられることによってものは価値を持ちます。また、「デザイン」は「ものごとの全体を分析し把握しながら個々の問題を解決していく行為」だともいえます。意味作用は全体の文脈の中で起こります。風土や慣習と いった地域性、周辺の景観、使用者の嗜好やライフサイクル、あるいは使用者が置かれている状況などが考えられます。このような「デザイン」の考えに立って、私たちを取り巻く「空間」やそこに存在する「もの」「こと」のデザインを研究しています。身体に接する日用品、ストリート・ファニチャーからサイン、建築、街路、都市全体に至るまでのさまざまなスケールにおいて、美しく豊かに暮らすための生活の在り方を考えましょう。

池田 理知子 教授

  • 学位:コミュニケーション学博士
  • 出身大学:津田塾大学、オクラホマ大学大学院
  • 担当科目:「異文化コミュニケーション」「コミュニケーション研究入門」

専門分野

コミュニケーション論

コミュニケーションとは「他者」との関係性であるという広義の定義に基づき、さまざまな現象の分析を行っています。最近の研究テーマは「公害や戦争が現在の私たちの日常とどのようにつながっているか」です。さらに、「公害」と「戦争」の共通項がどこにあるかを考えています。私たちが「語る/語らない」行為が、さまざまな社会問題を生みだしたり、見過ごしたりしているのではないでしょうか。

主な研究業績

  • 『よくわかる異文化コミュニケーション』(編著)ミネルヴァ書房、2010年
  • 『時代を聞く――沖縄・水俣・四日市・新潟・福島』(共編著)せりか書房、2012年
  • 『メディア・リテラシーの現在(いま)――公害/環境問題から読み解く』(編著)ナカニシヤ出版、2013年
  • 『シロアリと生きる――よそものが出会った水俣』ナカニシヤ出版、2014年
  • 『日常から考えるコミュニケーション学――メディアを通して学ぶ』ナカニシヤ出版、2015年
  • 『よくわかるヘルスコミュニケーション』(共編著)ミネルヴァ書房、2016年        
  • 『メディア・レトリック論――文化・政治・コミュニケーション』(共編著)ナカニシヤ出版、2018年
  • 『グローバル社会における異文化コミュニケーション - 身近な「異」から考える』(共編著)三修社、2019年       
  • 『MCDスタディーズ――福岡+みつめる』(編著)未知の駅、2023年      
  • 『MCDスタディーズ――日常+つなげる』(編著)未知の駅、2024年

研究教育活動

私たちの日常とはどういう関係性のなかで成り立っているのか、これから誰とどういった関係を構築することができるのかを学生の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

二階堂 整 教授

  • 学位:文学修士
  • 出身大学:山口大学・九州大学大学院
  • 担当科目:「ことばとコミュニケーション」「社会言語学」

専門分野

社会言語学
方言学

若者の話す言葉を対象に、地域の言語の変化やメディアにおける言葉の使用実態を調査・研究しています。

主な研究業績

  • 「佐賀・山口の大学生のアスペクト表現」『福岡女学院大学紀要―人文学部編―』第34号 2024年
  • “The Speaking Style of Elderly Assembly Members in the Fukuoka PrefecturalAssembly” 、Proceedings of Methods XVI Peter Lang.  2020年
  • 福岡県議会における行政側回答の定型表現について」『国語語彙史の研究』第39輯 2020年
  • 「あーね考」『山口国文』38号、山口大学、2015年

研究教育活動

メディアの発達で我々のコミュニケーションのあり方も変化してきています。その進行中の変化をみなさんといっしょに言葉の面からとらえていければと思います。

忠 聡太 准教授

  • 学位:音楽修士
  • 出身大学:横浜国立大学、東京芸術大学大学院
  • 担当科目:「メディア文化論」「ネットワーク社会とコミュニケーション」

専門分野

近現代文化史
ポピュラー音楽研究

主にポピュラー音楽を対象として、20世紀以降の大衆的な文化の歴史を研究しています。さまざまなメディア技術がどのような社会的文脈から生成されたのかをふまえて、文化の混淆や実践方法の変遷について考えます。

主な研究業績

  • 「日本盤ライナーノーツの文化史」『アフターミュージッキング - 実践する音楽』東京藝術大学出版会、2017年
  • 「ジャンルの樹海」『ユリイカ 特集:cero』48号14巻、2017年
  • 「ファズとどこか遠くへ - 時空を超える倍音の表現史と「ニューロック奇譚」の反駁」『ユリイカ 特集:サニーデイ・サービス』50号1巻、2018年
  • 「ジャズの貫戦的熱伝導 - ジーン・クルーパ・トリオ来日公演にみる熱狂的実演文化の原風景」『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』花伝社、2019年

研究教育活動

ポピュラー文化を研究するには、自身が抱く対象への愛を言語化して他者と共有することが不可欠です。好意や興味を単なる「好き」で自己完結させないように、関連する先行研究や文献資料を精査した上で口頭発表と論文の執筆を行い、その成果を学外へ広く問う機会をつくっていきます。

林田 真心子 准教授

  • 学位:社会情報学修士
  • 出身大学:九州大学、東京大学大学院
  • 担当科目:「メディア概説」「メディア・リテラシー」「地域メディア研究」など

専門分野

メディア論
地域メディア実践

地域とメディア、私たちの関わりを主体的に結んでいくためのワークショップの考案・実践に取り組んでいます。また、私たちが表現することの特性について、とくに生産現場における技術やモノの存在に着目し、どのようなコミュニケーションが媒介されてきたのか、社会や文化との関わりという視点から研究しています。

主な研究業績

  • 「ローカルメディアが果たす役割と可能性 〜日常のストーリーを語り、地域をつなぐ〜」『MCDスタディーズ 福岡+みつめる』、2023年
  • 「6大学をつなぐオンラインワークショップ実践「私と地域とそのあいだ」 〜コロナ禍における地域とメディアとの関わりを考えるために〜」[共著]『福岡女学院大学紀要人文学部編 第33号』、2023年
  • 「「声」と「音のことば」をめぐる授業実践 ―「アナウンス表現研究」における試み―」『教育実践研究 第6号』福岡女学院大学教職支援センター、2022年
  • 『大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング』[共著]三省堂、2015年
  • 「「送り手研究」の転回にむけて –アクション・リサーチとしてのメディア・リテラシー実践の可能性–」『福岡女学院大学紀要人文学部編 第22号』2012年

研究教育活動

私たちの何気ない日常とメディアとの関わりについて考えていくためのワークショップやフィールドワークを行っています。また、近年は地域メディアとの協働実践に取り組んでいます。そうした活動を通して、私たち一人ひとりが、メディアのある社会のこれからを共に考えていくための手がかりを、学生のみなさんといっしょにみつけていければと思っています。

藤山 智子 准教授

  • 学位:比較社会文化博士
  • 出身大学:西南学院大学 九州大学大学院
  • 担当科目:「日本語教育概論」「日本語教材研究」「日本語教授法演習」など

専門分野

日本語教育第二言語習得

外国人の語彙習得、主に中国語母語話者の日本語の漢語習得への母語の影響について研究してきました。近年は日本語教師の実務経験から、日本語ボランティアの方々に「日本語の教え方」を教える活動に取り組んでいます。

主な研究業績

  • 「中国語を母語とする日本語学習者の語彙知識発達への母語知識の影響―漢語を刺激語とする連想課題を通して―」『東アジア日本語・日本文化研究』第22号 東アジア日本語・日本文化研究会 2017年
  •  「中国語を母語とする日本語学習者の語彙知識の深さと文章理解」『比較社会文化研究』第33号 九州大学比較社会文化学府 2013年
  • 「連想課題を用いた研究の外観―第二言語習得研究を中心として」「言語科学」47号 九州大学言語文化研究院言語研究会2012年

研究教育活動

日本語を教えることで、世界中の人々と交流することができます。日本語を教えることで、今まで気づかなかった日本語の姿を知ることができます。「日本語教育」について学ぶことが、みなさんの世界を広げ知識を深めるきっかけになればと思っています。

飯塚 純 講師

  • 学位:博士(造形)
  • 出身大学:横浜美術大学、長岡造形大学大学院
  • 担当科目:「視覚デザイン論」「比較美術表現論」「写真表現演習」など

専門分野

現代美術、芸術実践論

芸術実践を基盤に、制作の過程で立ち現れる「知」のあり方や、表現をめぐる理論について研究しています。

主な研究業績

  • 「『私写真』としてのファウンド・フォト作品―自らの作品制作実践を省察して」『環境芸術』第34号、2025年
  • 『星屑に星座を与える―「ファウンド・フォト作品」の制作実践論』長岡造形大学大学院博士(造形)学位論文、2025年
  • 「ファウンド・フォト写真集からファウンド・フォト作品の定義を考える―読者に与える『物語』と『物語の余白』の配置」『環境芸術』第32号、2024年
  • 「星屑に星座を与える―ファウンド・フォト作品の制作実践」小松佳代子 編著『アートベース・リサーチの可能性―制作・研究・教育をつなぐ』勁草書房、2023年
  • 『ドーナツの穴は被写体になるのか?』喫水線、2022年
  • 『THE LAST DRIVE』DOOKS、2017年
  • 『Stardust : I hope you will have a good night』DOOKS、2016年

  ほか、多数出版

研究教育活動

私が担当する授業では、主に現代アートや視覚デザインに関する研究を行います。作品制作だけでなく、先行研究の整理や論文執筆を通して、芸術実践についての学びを深めていきます。