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2023.07.08

現代文化学科

【研修旅行】「ホテル・インスペクション:自分の過ごしたい理想」フィールドワーク現代文化(欧米 B:渡航先ハワイ)

 今回のハワイでのフィールドワークでは、世界的に有名なリゾート地であるハワイにおいても代表的なラグジュアリーホテルである、モアナ・サーフライダー、ロイアル・ハワイアン、シェラトン・ワイキキの3つのホテルを訪問し、それぞれのホテルが有する素晴らしい客室を見学する機会がありました。フィールドワークに参加した学生たちは、日常生活では目にすることがない絢爛豪華な客室に驚きつつも、それらの部屋の価値を実際にその場で説明を受けることで、ホテルの客室の持つ魅力を今までにはない視点から意識することができたようです。今回の記事では、ホテル・インスペクションにおける学生たちのコメントや反応から、テレビで見ることしかできなかった豪華ホテルの客室について、女子大生目線のコメントを紹介しようと思います。

 ホテル・インスペクションで最初に訪れたモアナ・サーフライダーの客室について、ある学生は次のようにその印象を記しています。

 

 

ホテルインスペクションを通して、一番惹かれた部屋はモアナサーフライダーにある「PO’OKELA SUITE」です。今までの人生の中で一番いい部屋でした。この部屋はベランダが印象的でした。どの窓も外のベランダに繋がっており、ワイキキビーチを一望できます。この斬新な間取りはワイキキビーチのそばにあるホテルならではだと思います。いつかお金を貯めてこの部屋に泊まりたいです。

 

 

 また別の学生はロイアル・ハワイアンの客室からの眺望について次のようにコメントしています。

 

 

一口にリゾートホテル、スイートルームと言ってもホテルごとに特色があることを知りました。長期で滞在することを想定して客室内に小さなキッチンがついていたり、ワイキキビーチを一望できるベランダがあったり、ただ宿泊するための設備ではなく、客室で長時間過ごすことが前提とされたつくりなのだと思いました。・・・その中でも印象的だったのはロイヤルハワイアンのスイートルームです。私の想像するスイートルームからのオーシャンビューはモアナサーフライダーのスイートルームから見たような、眼下にあるビーチを他の建物に邪魔されることなく高い位置から一望するものでした。ですが、ロイヤルハワイアンのスイートルームは地上と変わらない高さで眼の前にビーチが広がっていました。客室の前に高いものも無いので障害物に阻害されることなくビーチを見ることができ、他とは違った面白い眺めだと思います。

 

 

 今回のホテル・インスペクションを通して、参加した学生たちは日常生活では目にすることのない豪華な客室に実際に入り、その空間を五感で感じ取る機会を得ることができました。わずかな時間であってもこのような日常を超える経験は、「大統領が泊まる部屋や、オーシャンビューの部屋、シティービューなど自分の過ごしたい理想に合わせて選べるようになっているのが素敵だなと思いました」とのコメントに象徴されるように、ホテルの客室について学生に新たな視野を与えるものであり、これもフィールドワークの魅力の一つとなっている。