「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科(ICD)では、毎年、前期と後期にビジネスの現場で学ぶインターンシップ(Business Internship)や実務研修を国内外の企業の協力を得て、実施しています。今年度前期の「Business InternshipⅠ」は48名が参加し、航空、ホテル、旅行、貿易、保険、証券、メディア、官公庁・公的機関など12社・機関の協力を得て実施しました。
今年度後期は、その一環(「Business InternshipⅡ」)として、航空会社、ホテルと提携したインターンシップを実施しています。そのうち、岩崎産業株式会社と提携したホテル研修は先週、指宿いわさきホテルで行い、無事に終了しました。
本日からは、株式会社スターフライヤー(SFJ)様と提携したエアライン研修を北九州空港に隣接する同社のトレーニングセンターで実施します。参加するのは国際キャリア学科生30名で、主な研修内容は次の通りです。
〇客室乗務員養成訓練体験(機内サービス、機内アナウンス、緊急脱出訓練等)
〇ビューティ講座(メイクアップ、髪型)、制服試着体験
〇講義(日本の航空産業の現状、SFJホスピタリティ、客室乗務員の業務、経営層からのメッセージ等)
〇施設見学(モックアップ、空港カウンターのバックヤード、SFJ本社客室部オフィス、トレーニングセンター。シュミレーター等)
航空業界はコロナ禍で深刻な影響を受けてきましたが、今年度からは採用活動も本格的に再開され、国際キャリア学科4年生からも18名が客室乗務員やグランドスタッフなどの内定をいただきました。このうち、昨年度のスターフライヤー研修に参加した現4年生は日本航空や全日本空輸、ジェイエア、ANAウィングス、スカイマークの客室乗務員、そしてANA福岡空港のグランドスタッフに内定しました。
航空業界志望の国際キャリア学科生にとって今回のスターフライヤー客室乗務員研修も貴重な学びの場、将来のキャリアに向けての重要な機会になると期待されます。