学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際英語学科
  5. 留学報告:N.T.さん(北九州市立高校出身)The University of Western Australia

2023.03.01

国際英語学科

留学報告:N.T.さん(北九州市立高校出身)The University of Western Australia

国際キャリア学部 国際英語学科 では、2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位(1学期間16単位、2学期間32単位)が認定されますので、休学することなく留学することが可能です。また、「Short Overseas」(6単位)という約5週間の短期留学プログラム(オーストラリア)もあります。

コロナ禍の影響で2020年度・2021年度は中止していましたが、2022年度後期からオーストラリアの西オーストラリア大学とサザンクロス大学への留学を再開しました。国際英語学科(EAGL)からは8名の2年生が選抜されて、留学しています。コロナ感染状況を見ながら、今後は提携校全ての大学への留学を計画しています。

以下は、2022年後期にオーストラリアのパースにあるThe University of Western Australia(西オーストラリア大学)に留学していたN.T.さん(2年、北九州市立高校出身)からの報告です。

授業や現地での生活はいかがですか?

オーストラリアに来て間もないころは、学校の授業やホストファミリーとの生活など不安なことがたくさんありました。しかし、先生やホストファミリーが優しく手を差し伸べてくださって、毎日充実した日々を過ごせています。私は、オーストラリア出身のホストファザーと中国からの移民でマレーシア出身のホストマザーと日本人の留学生と暮らしています。ホストファミリーとの夕食での会話は、政治、世界情勢、文化の話をしています。単語や内容は難しく感じますが、自分の知識を深め、考え方を広めることができ勉強になります。また、ホストファミリーは家族や友人とのつながりをとても大切にしています。そのため、毎月お庭でBBQや友人と一緒に旅行に行っています。その中に私も参加することができ、家族の一員として過ごすことができ嬉しく思います。

現地授業やクラスの雰囲気を教えてください。

授業は、主にReading, Writing, Listening, Discussion, Grammar などを学んでいます。初めは人前で発表することに抵抗がありました。しかし、クラスメイトや周りの友達が積極的に発言している姿を見て自分も頑張ろうと思えました。授業中や授業外でもわからない問題や理解できなかった課題などは先生に聞くようにしています。授業内でも先生に質問しやすい雰囲気です。また、レベルが上がっていくにつれて実際に授業内容が難しくなっていると感じます。そのため、放課後はUWAの図書館やパース市内にある図書館で復習や課題を行っています。図書館では、周りの学生も勉強をしているので自分のやる気にもつながります。

課外活動について教えてください。

放課後や休日の空き時間には、ボランティア活動などを通して現地の人たちと積極的に交流することができました。オーストラリアは、ボランティア活動が盛んだと感じます。時間に余裕があれば、積極的にボランティアに参加している現地の学生がとても多いです。

私も積極的に参加し、貧しい子どもたちのためにサンドイッチを作ったり、老人ホームの方々にメッセージを書いたり、ホームレスの方のためサニタリー用品をパックしたりしました。実際にボランティアを行ってみることで、自分の少しの行動で沢山の子どもやホームレスの方々の生活を助けることが出来ると思うと、やりがいを感じます。

留学することでどんな変化がありましたか?

留学して自分の一番成長できたと感じる点は 積極性 です。

今までの私は、誰かの助けを待っていたり、人任せにしたりすることが多かったと感じます。しかし、留学を通して自分から積極的にボランティアに参加したり、現地の友達を遊びに誘ったり、初めて会った人にでも自分から声をかけたりすることができるようになりました。留学を通して、何かに自ら行動する時、自信を持って積極的に取り組むことができるようになりました。