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2022.12.15

国際英語学科

留学報告:R.S.さん(鹿児島県立 川内高校出身)Southern Cross University

国際キャリア学部 国際英語学科 では、2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位(1学期間16単位、2学期間32単位)が認定されますので、休学することなく留学することが可能です。また、「Short Overseas」(6単位)という約5週間の短期留学プログラム(オーストラリア)もあります。

コロナ禍の影響で2020年度・2021年度は中止していましたが、2022年度後期からオーストラリアの西オーストラリア大学とサザンクロス大学への留学を再開しました。国際英語学科(EAGL)からは8名の2年生が選抜されて、留学しています。コロナ感染状況を見ながら、今後は提携校全ての大学への留学を計画しています。

以下は、オーストラリアのNSW州リズモアにある Southern Cross University(サザンクロス大学)に留学中のR.S.さん(2年、鹿児島県立 川内高校出身)からの報告です。

なぜこちらの大学に決めましたか?

留学先をサザンクロス大学に選んだ理由は、ゲームやクイズを交えながらディスカッションやスピーキング力を伸ばすことができると思ったからです。スピーキングもディスカッションも私の苦手なことで、自分に必要な力だと思ったので、楽しく2つの力を伸ばせるこの大学を選びました。また、大学までの送迎はホストファミリーがしてくれるため、より多くの時間をホストファミリーと過ごせると思ったのも理由の一つです。

現地での生活はいかがですか?

最初は、言語の壁や文化の違いに戸惑ったこともありましたが、素敵な先生方とホストファミリーに恵まれ授業と現地での生活の両方を充実させることが出来ています。授業では定期的にテストがあるため授業が終わったあとも必然的に復習をするようになり、自分たちの英語力の向上を感じることができます。生活面では、アクティブなホストファミリーのおかげで色々な経験ができ、オーストラリアの魅力をたくさん感じることが出来ています。

 

現地授業や課外活動について教えてください。

 新型コロナウイルスの影響により、現在のクラスは日本人のみではありますが、日常会話から英語で話すことを心がけられるようにお互いに声をかけあって頑張っています。また、授業では個人やグループでのプレゼンテーション、ペアでのスピーキングテスト、ロールプレイなど英語で話すことに力を入れる活動が色々と設けられていて、ネイティブの先生方の的確なアドバイスのおかげもあり自分の英語に対する自身も徐々に着いてきました。

 授業以外の活動では、アートに触れる機会が沢山ありました。プラザというSCUに通う学生やSCUで働いている方などが集う場所で、頭に浮かんだイメージを絵に描いたり、紙粘土で色々な物を作ったりしてアートを楽しみました。そこで現地の学生とコミュニケーションを取ることができ、色々な話を聞くことができました。同世代の国籍の違う学生と交流する機会はなかなか無かったのでとても貴重な経験になりました。

留学することで何が一番勉強になりましたか?

留学を通して1番自分の強みになったのは、失敗を恐れないことです。日本にいる頃は失敗が恐くて常に保守的になっていました。しかし、この限られた環境の中で英語力を上げるために必要なことはたくさん話して、たくさんコミュニケーションを取ることだと思いました。ホストファミリーとの会話では単語も文法もたくさん間違えてしまいましたが、そのたびにファミリーが優しく教えてくれて、今では楽しく会話ができています。失敗することも語学習得の近道だと感じました。