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2023.01.19

国際英語学科

留学報告:T.S.さん(福岡工業大学附属城東高校出身)The University of Western Australia

国際キャリア学部 国際英語学科 では、2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位(1学期間16単位、2学期間32単位)が認定されますので、休学することなく留学することが可能です。また、「Short Overseas」(6単位)という約5週間の短期留学プログラム(オーストラリア)もあります。

コロナ禍の影響で2020年度・2021年度は中止していましたが、2022年度後期からオーストラリアの西オーストラリア大学とサザンクロス大学への留学を再開しました。国際英語学科(EAGL)からは8名の2年生が選抜されて、留学しています。コロナ感染状況を見ながら、今後は提携校全ての大学への留学を計画しています。

以下は、2022年後期にオーストラリアのパースにあるThe University of Western Australia(西オーストラリア大学)に留学していたT.S.さん(2年、福岡工業大学附属城東高校出身)からの報告です。

現地での生活はいかがですか?

 最初の1ヶ月は、全く英語が聞き取れず、相手にどのように自分の考えを伝えれば良いか分かりませんでした。しかし、上手に単語を使えなかった時や会話の中で理解が困難だった時、簡単な単語に置き換えたり、ジェスチャーを使って繰り返し説明することで、だんだんとスムーズに話せるようになってきたと感じます。
また、パースは自然豊かな場所であり、とても過ごしやすく、現地の方々はとても優しく接してくださるので、ここでの生活はとても充実しています。

なぜこちらの大学(又はプログラム)に決めましたか?

 西オーストラリア大学を希望した理由は2つあります。1つ目は、細かいレベル分けで自分のレベルにあった学習ができることです。また、自分自身で理解が困難な時でも、クラスの中で積極的に、互いに刺激し合いながら取り組めると感じたからです。2つ目は、伝統的な文化や自然、社会を含むトピックを取り上げて、より実践的な英語を学ぶことができるところです。単に言語を学ぶだけではなく、コミュニケーションを通して、新しい考え方や知識を身に付けたいと感じました。

現地授業や課外活動について教えてください。

  授業を通して、自分自身の中で1番大切にしていることは、毎時間目標を持ってグループワークやディスカッションに取り組むことです。積極的に発言する、昨日学んだ文法や単語を使う、など少しの目標の積み重ねが大切だと感じています。日々目標を持ってクラスでの活動に取り組むことで、自然とモチベーションも上がり、自ら進んで学習する機会が増えました。また、新しい文法やトピックを学ぶ中で、理解が困難な時は、クラスメイトと協力し合い、一緒に英語力を高めることができます。

 土日や放課後は、ボランティア活動に参加し、現地の方々とコミュニケーションを取る機会を増やすよう心がけています。先日は、天文学祭のボランティア活動に参加し、多くの子どもたちや参加者全員がより快適にフェスティバルに参加できるように、事前準備や会場の案内などを積極的に行いました。活動を通して、他国からオーストラリアに学びに来ている学生と友達になり、遊びに行く機会も増え、より自分の成長を感じることができました。

 また、ホームステイ先では、日本食を一緒に作り、互いの文化を肌で感じることができたと同時に、ホストファミリーの方々とより距離を縮めることができたと思います。

留学することで何が勉強になりましたか?

 ここでの生活を通して、英語力も勿論ですが、色々なことにチャレンジする力が身についたと感じます。授業中の発言を始め、英語を少しでも話せるようになりたいという想いから、できるだけ色んな人に話しかけるように心がけたことにより、自然と以前よりもコミュニケーション力が伸びたと思います。また、何か新しいことを始める時や、自信がなく不安な時などは、周りの友達や先生方が応援してくれる環境にあるため、失敗を恐れずに行動できるようになったと感じました。