1年生全員と学科の全教員が参加する「グループ・プロジェクト」は先日最終回を迎えました。
メディア・デザイン・コミュニケーションの関わりを横断的に学ぶことを目的としたこの授業では、専門分野に関連した講義やグループでのワークショップをオムニバス形式で各教員が担当しました。
本と本の関係を体系的にとらえる選書ワークショップや「福岡女学院資料室だより」の制作、「オリジナル欧文書体」づくり、福岡市美術館へのフィールドワークなどの授業では、学生が協同的に学ぶためのグループワークや、主体的に問いを導き出すための工夫がなされていました。
受講生たちはこの授業を通してそれぞれの分野が持つ面白さに出会い、自分でも想像していなかった知的好奇心を刺激されたようです。
受講者のコメントを一部紹介します。
・先生方の専門分野について、それぞれの授業を通して知ることができました。今まで自分で自分の興味の範囲を決め付けてしまっていましたが、この授業を通して思いも寄らないところにある興味を引き出されたように感じます。全ての授業がとても楽しかったです!(N・Yさん)
・限られた時間と条件の中で、誰に向けて何を作るのか、何ができるのかという言葉が心に残りました。授業で課題に取り組みながら、自分自身が何を問われているのかを考えていました。グループで制作した成果物を振り返りながら、楽しい時間を仲間と共有できた喜びを改めてかみしめました。(N・Mさん)
始めのうちは緊張した表情を浮かべていた学生たちも徐々に自信をつけたのか、仲間と課題に向き合いながら自分の考えを表現するようになり、その姿に成長を感じました。
この授業で培った学びはこれからの大学生活でどのようにいかされていくのでしょうか。また後期の授業で一年生の取り組みを報告します。
受講生のみなさん、お疲れ様でした。
(学科Today編集担当)