国際キャリア学科(ICD)4年のT.Pさん(福岡日本語学校出身)がこの度、公益財団法人ロータリー米山記念奨学会の奨学生に選ばれました。
ロータリー米山記念奨学会は、勉学を志して日本に在留している外国人留学生に対し、全国のロータリークラブ会員の方々からの寄付を財源とする奨学金を支給し、支援している奨学団体です。奨学生は学業における成績や熱意に加えて、異文化理解やコミュニケーション能力において優れている点を評価して選抜されます。
T.Pさんはネパールの出身で、2020年に国際キャリア学科(ICD)の7期生として入学しました。入学以来、日本語と英語の修得に努める一方、専門科目を含む他の授業の受講態度もまじめで、優秀な成績をおさめてきたこと、学内外の様々な活動で活躍してきたことを評価いただいたようです。
選抜されたロータリー米山奨学生には一人のロータリークラブ会員の方がカウンセラーとして付き、同クラブの諸活動を通して日本の文化や習慣などに触れることで、国際平和の創造と維持に貢献する人材となることが期待されています。なお、国際キャリア学科(ICD)で学ぶ留学生がロータリー米山奨学生に選抜されるのは、学科の5期生で現在、日本企業に就職して活躍しているK.Sさん(日本国際語学アカデミー出身。ネパール出身)、同6期生でこの春、卒業したM.Gさん(くるめ国際交流学院出身、スリランカ出身)に続いて3人目です。T.Pさんのこれからのさらなる活躍が楽しみです。