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2023.03.20

国際キャリア学科

(学生の活躍)福岡県の「県人会担い手育成事業オンライン日本語教室」で国際キャリア学科の学生が活躍しました!

(公財)福岡県国際交流センターでは、福岡にルーツを持つ海外移住者やその子孫の方々などで設立された「海外福岡県人会」の子弟(年齢11歳)を約2週間、福岡に招へいし、ホームステイや福岡の小学生との交流、県内の視察等を経験してもらう事業を行っています。その一環として、子供たちが来福する前に少しでも日本や福岡に興味を持ってもらうために、オンラインでの日本語教室が実施され、先日、卒業した国際キャリア学科4年生のH.Iさん(純心女子高等学校出身)とS.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)の二人が日本語講師として活躍しました。

以下は「県人会担い手育成事業オンライン日本語教室」で日本語講師を経験した二人の感想です。

S.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)

福岡県国際交流センターにて、2ヶ月間、日本語講師を経験させていただきました。私は来日予定であったカナダやコロンビアの小中学生を対象に、挨拶や趣味、誕生日や家族構成に関する日本語を教えました。文化や習慣が全く異なる子どもたちに対して、日本語の単語や文法など普段、意識していなかったことを説明することは想像以上に難しく、試行錯誤しながら資料を作成し、授業を行いました。回数を重ねていくうちに生徒たちの発言が活発になり、お互いの国の文化について話し合うことで、私自身、異文化や日本文化の魅力を再認識することができました。私はこの4月からIT企業で働き始めますが、この経験を活かして、グローバルな視野で仕事に取り組んでいきたいです。

H.Iさん(純心女子高等学校出身)

私は4年次に約2ヶ月間、福岡県国際交流センターで南米諸国やハワイの子どもたちに日本語を教える活動に参加しました。授業は全てオンラインで行われましたが、世界と繋がっていることを実感することができました。授業で使用するスライドは自分で作成していたため、いかに子どもたちにわかりやすく教えることができるか悩み、国際交流センターの方に助言をしていただきました。日本語を教えるという経験は初めてのことで、最初は大変、難しいと感じました。しかし、回を重ねるごとに国際交流センターの方から「Hさんすごく先生らしくなってきたね!」と言っていただき、また子どもたちからも気さくに質問してもらうようになり、距離が縮まったと感じました。最後の授業の際に子どもたちが「先生に会えなくなるの寂しい」や「ありがとう」と言ってくれて、達成感とやり甲斐を感じました。1月に子どもたちが福岡に来た際には、会うこともできました。頑張って日本語で話してくれて嬉しかったです。この4月から私は外資系の人材サービス企業で働くことになりますが、今回の経験から学んだことを活かしていきたいです。