国際キャリア学科(ICD)の六期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうしたなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第5回は日本を代表するネットワークインテグレーターであるネットワンシステムズ株式会社様より内定をいただいたS.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)からの喜びの報告です。
S.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身):ネットワンシステムズ株式会社内定
私はこの度、ネットワンシステムズ株式会社より営業職として内定をいただきました。
私には大学入学当初から、グローバルに活躍したいという強い思いがありました。そのため、1年次には大学の授業で学んだ英語を活かし、休日に英会話カフェを訪れることで英語力の向上に励みました。
2年生になったタイミングで、予期せぬコロナ禍の影響を受けて、予定していた留学や海外でのインターンシップに参加できなくなりました。そのため、子ども向けの英会話教室でネイティブ講師のアシスタントをしたり、ビジネス英会話を学ぶなど、常に自分に何ができるかを考え、行動しました。
就職活動は3年生の夏頃から始め、自己分析、企業研究、SPIやTOEIC®の対策、オンラインでのインターンシップに参加するなど地道に行いました。辛い時期もありましたが、これまでの生活を振り返り、卒業後、どのようなキャリアを築いていくか考えるための重要な期間だったと思います。初めのうちは、具体的にどのような仕事がしたいのかまだよく分かりませんでした。しかし、アルバイトやゼミでの活動を通して「英語を活かし、仲間と協力して創り上げたもので、多くの人々の挑戦を支えたい」と感じるようになりました。そして、絶え間ない世界の技術革新に臨機応変に対応し、ネットワークをコアとしたICT基盤で、お客様の挑戦を支え、お客様とともに新たな価値を創造し、展開しているネットワンシステムズ株式会社を志望し、内定をいただくことができました。
就職活動は慣れないことばかりで不安に感じることもありましたが、国際キャリア学科の先生方や大学のキャリアセンターの方々から温かいアドバイスをいただき、落ち着いて面接に臨むことができました。家族や友人、先生方の存在は本当に大きな支えになりました。
後輩の皆さん、就職活動にはなるべく早く取り掛かることをお勧めします。自分の将来について考え、興味のあることや実現したいことを明確にすることで、就職活動をよりスムーズに行うことができると思います。大学生活で得た知識や様々な経験が将来や就職活動のヒントにもなると思いますので、ぜひ多くのことに挑戦し、有意義な学生生活を送ってください。