皆さんは,選挙では投票に行きますか?
政治の担い手を決める大事な選挙。
しかし,過去の投票率を見てみると,20代は他の世代に比べて投票率が低いようです。
どうすれば20代の投票率が高めることができるのか,その課題に対して心理学科の学生が取り組みました。
活動は,心理学科の「心理学フィールドワーク(キャリア)A」の授業として実施され,地域包括連携先である春日市,そして大学の地域・国際貢献センターの協力を得ながら活動が進められました。
授業に参加する学生は6つのグループに分かれて,半年をかけて情報収集を行い,春日市に向けて下記のような提案を行いました。
- 市のキャラクターとナッジを活用したポスター
- ナッジ理論のEASTの視点を用いたポスター
- 投票の広報における動画Tiktokの活用
- センキョ割の実施:古賀市の事例から
- 共通投票所の事例と提案
- 春日市による主権者教育と少年議会の提案
2022年8月1日に行われた最終報告会では,春日市の市議会の皆様,選挙管理員会の皆様,教育委員会の皆様にお越しいただき,学生の発表に対する講評をいただきました。
心理学科の学生の皆さんは,社会課題を当事者意識をもって調べるだけでなく,課題に対して心理学をどのように活用できるかを考えることができたようです。
また,学生のこれまでの取り組みについては,福岡女学院大学のニュース,春日市市報にも取り上げていただきました。
この場を借りて活動に協力をしてくださった多くの方に,深くお礼申しまげます。
春日市市報 (2022年9月15日 P8)
https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/521/r030915.pdf
女学院大学ニュース(2022.08.18 最終報告会)
女学院大学ニュース(2022.06.01 春日市議会の訪問)