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2022.10.17

国際英語学科

【授業紹介】児童英語教育指導員養成コース English for Young Learners

国際英語学科には、3つの学びの分野「国際交流」「英語教育」「英語学」があり、その一つの「英語教育分野」では中学校・高校の教員免許状が取得できる教職課程に加えて、児童英語教育指導員養成コース English for Young Learners を提供しています。このコースでは、幼児や児童向けの英語教育について専門的に学ぶことができ、所定の単位を修得した学生には「児童英語教育指導員養成コース修了証」が授与されます。

コースには、児童英語の教授に関する科目(必修科目)が提供されており、まず「English for Young Learners Methodology」で児童を対象とした言語教育の理論やスキル毎の指導法を学びます。3・4年次には「English for Young Learners Seminar I/ II」や「Kids Communication」において、幼児や児童の発達段階に適した指導法について、模擬授業などを通して学び、児童英語教育における理論・実践の理解を深め、実践力を養います。その上で「English for Young Learners Fieldwork I/II」(3・4年次)にて、実際に小学校の教育現場での実習の経験を通して、教育実践力の向上を図ります。

今年度も近隣の小学校のご協力を得て 「English for Young Learners Fieldwork I」の授業で児童の皆さんを対象に「外国語活動」の実習を行いました。
この授業では、実習に向けて指導案・教材の作成を行い、繰り返し模擬授業を重ねた上で本番に臨み、実習後は、実習授業の教室内での子ども達の反応等、授業を振り返り、改善点を議論し、次の実習の機会に繋げています。このように、履修生は実際の児童を対象として教える経験を通して得られる多くの気づきを活かし、柔軟な対応力と教育実践力を身につけていきます。

本コースの受講生は、主に児童向けの英語教育に興味のある学生や、小学校での英語教育が本格的に始まったことから、将来 中学校・高校の英語教員を目指す学生も教職課程と同時に本コースを受講する傾向にあります。コース修了生は、小・中学校の教員(別途、教員免許状取得)や、英会話学校などで講師として活躍しています。

また、航空業界など企業へ就職する学生も、卒業後すぐのキャリアではなくても、将来のキャリアの選択肢の1つとして、大学在学中に専門的に子供向けの英語の指導について学んでおきたいと履修している学生も多数います。

国際英語学科の英語教員育成の特徴:
模擬授業を通して教育現場で活かせる実践力を育成

本学科の教職課程および児童英語教育指導員養成コース English for Young Learnersの特徴は徹底した個人指導による実践教育です。こうして高めた実践力は、実習でお世話になっている小学校、中学校、高等学校からも高い評価を頂いています。

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