国際キャリア学科の英語学習カリキュラムはレベルごとに編成した少人数のクラスで、英語力をスキル別に高め、総合的に伸ばすことを目的に編成されており、授業の多くは英国、米国、カナダ、ニュージーランドなど英語圏出身のネイティブスピーカーの教員が担当しています。
そして、多くの企業が海外駐在員派遣等の目安としているTOEIC® 730点以上を目標にしています。2年次には海外提携校に留学するプログラムもあり(*)、国内外でのインターンシップや研修でも英語を使う機会が豊富にあります。こうしたカリキュラムを通じて、TOEIC®の得点を大幅に伸ばし、700点台から800点台の成績をあげる学生も相次いでいます。
*2021年度はコロナ禍により停止中ですが、再開に向けて検討を進めています。
国際キャリア学科生のTOEIC®挑戦レポート、47回目となる今回は入学時から努力を続け、3年次には400点、得点を上げて800点を達成したM.Fさん(4年、福岡県立春日高等学校)の報告を紹介します。
M.Fさん(4年、福岡県立春日高等学校)のTOEIC® 挑戦レポート
私は、TOEIC®のスコアを1年次の400点から800点に上げることができました。そこで、どのようにして点数を伸ばすことができたのかをご紹介します。
(2年次、ニュージーランドのオークランド大学留学中のM.Fさん)
一つ目は、問題集をひたすら解くことです。ここで重要なのが、色々な参考書に手を付けるのではなく、一つの参考書を何度も繰り返し解くことです。私自身、TOEIC®を学習し始めた頃は、一回、解いては違う参考書を買っていました。しかし、この勉強方法では、全く勉強したことが定着していないことに気づきました。そこで、次の問題が何かわかるくらい同じ参考書を繰り返し解くようにしました。
二つ目は、シャドーイングです。リスニング・パートの点数を上げるために、シャドーイングを取り入れました。シャド―イングは、本当に効果が高い勉強方法だと思います。最初は、全くできなかったのですが、続けているうちに実際の音声と同じスピードでシャド―イングができるようになりました。これも、上記で紹介したように、同じリスニングの問題を何度も何度もシャドーイングすようにしました。TOEIC®のリスニング問題では、同じフレーズが他の問題でも使われていることが多くあるので、繰り返し学習は大変、効果的です。
三つ目は、勉強時間の工夫です。私は長時間の勉強が苦手です。そのため、勉強時間を朝と夜に分けて勉強しました。そのようにすることで、質の高い学習ができました。これは、個人によって異なると思いますので、自分の特性を知って、自分に合った勉強時間を見つけることが大切だと思います。
以上がTOEIC®のスコアを上げるために私が取り組んだことです。TOEIC®の学習を通して、徐々に英語力が伸びていく面白さを実感したので、就職後(*)も英語学習を継続していきたいと思います。