福岡女学院大学国際キャリア学科(ICD)では、ミッションスクールとして培ってきた定評のある英語教育に加え、第二外国語についても国際ビジネスの世界で活用する機会の多い中国語、韓国語、フランス語の実践的なカリキュラムを設けています。
このうち韓国語については「韓国語Ⅰ」「韓国語Ⅱ」「韓国語Ⅲ」「韓国語Ⅳ」と段階的にレベルを上げながら積み上げ式に受講が可能となっており、一定の成績を修めた場合、2年次には提携している延世大学、大邱大学などの韓国の大学へ長期留学することもできます。
こうしたカリキュラムを通して修得した韓国語能力や経験を活かして、夢を叶える学生もいます。先日、卒業した国際キャリア学科六期生のA.Yさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)もその一人です。A.Yさんは在学中に韓国の大邱大学に留学して韓国語の学びをより深め、韓国語能力試験(TOPIK)で「専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる」(同検定ホームページ)と評価される最難度の6級に合格しました。
A.Yさんは留学中に多くの韓国の方に親切にしていただいた経験から「今度は自分が日本を訪ねる韓国の方や他の外国の方をサポートをするお仕事をしたい」「旅のサポートを通してお客様を笑顔にしたい」と思うようになり、就職活動では航空業界を目指し、大韓航空とジンエアーの空港ハンドリング業務などを行っている株式会社韓進インターナショナル ジャパンに採用され、この4月から勤務を始めます。
また、国際キャリア学科(ICD)3年のR.Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)は入学時から韓国屈指の名門、延世大学への留学を目指して努力を続け、2年次に同大学への長期留学の夢を叶えました。R.Hさんは延世大学語学堂で韓国語の文法、読解、会話、リスニング、ライティングを学ぶとともに、韓国文化について学ぶ授業も履修してきました。現在はA.Yさんと同様、航空業界を目指して日々、研鑽を続けています。
2024年度はA.Yさんに続き、国際キャリア学科(ICD)1年のY.Sさん(ルーテル学院高等学校出身)が延世大学に、K.Sさん(福岡工業大学附属城東高等学校出身)が釜山の東義大学校に、それぞれ留学する予定です。