「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科（ICD）では、２年生、３年生を対象に毎年度、前期と後期に国際ビジネスの現場で学ぶインターンシップや実務研修を国内外の企業の協力を得て、実施しています。これらは「現場」「現地」での学びを重視する国際キャリア学科（ICD）のカリキュラムの重要な柱となっています。
先月は、その一環としてスターフライヤー様と提携したエアライン研修を北九州空港の同社トレーニングセンターで行い、約３０名が参加しました。主な研修内容は以下の通りです。
〇講義：経営層からのメッセージ、スターフライヤーのホスピタリティ、客室乗務員とグランドスタッフの業務について
〇施設見学：空港カウンター、バックオフィス、トレーニングセンター、シュミレーター等
〇客室乗務員の実務研修：モックアップでの機内サービス、緊急脱出訓練、メイクアップ、表情・所作、機内アナウンス
〇座談会；スターフライヤーの総合職、客室乗務員、グランドスタッフの方々との座談会
終了後に提出されたレポートからは、学生たちが研修を通して大きく成長した様子が伝わってきました。お忙しいなか、心を込めてご指導いただきましたスターフライヤーの皆様、本当にありがとうございました。
以下では、参加した学生の感想（代表）をご紹介します。
スターフライヤーの皆様から実際のお仕事やそのやりがいを聞くことで、航空業界を目指そうという思いが強くなりました。私たちの質問に常に真摯にお答えいただき、充実した楽しい時間を与えて下さったことにとても感謝しています。研修を通じ、これから自分がどのように努力していけばいいのか、自分の適正は何かなど、自分自身についても深く考えることができました。このような貴重な機会を与えて下さった方々のためにも、誠心誠意、努力していきたいと思います。ありがとうございました。
航空業界で働く具体的なイメージを持つとともに、自分のキャリアプランを明確に描くことができました。以前から関心のあったグランドスタッフとして働くことに加え、本社で会社を支え、進化させていく総合職の仕事にも魅力を感じました。就職した時にそこが自分のスタート地点だと考え、常に成長できる人材でありたいと思います。今回の研修では自分の考えを述べる機会が多くありましたが、就職活動を控えている先輩方はより積極的に発言し、行動されていると感じました。礼儀や言葉遣い、そして講義に挑む姿勢も違うように思いました。私もこれから様々な機会に積極的に活動して、自信をつけていきたいと思います。
たくさんの貴重な体験をさせていただき、航空業界、そしてスターフライヤー様への理解を深めることができました。就職活動ではもちろん、今後の大学生活でも活かせる多くのことが学べました。これからぜひ実践していきたいと思います。
実際に体験しながら学び、現場で働かれている方々のお話を聞くことで、航空会社で働くことに、そしてスターフライヤー様に対して強い魅力を感じました。就職活動に臨まれている先輩方の姿勢も間近で見ることができ、これから自分が何を勉強し、どのような大学生活を送るべきか、改めて考えるきっかけにもなりました。多くの刺激を受けた充実した研修でした。
今回の研修で改めて航空業界、特に客室乗務員のお仕事に強い魅力を感じました。同時にお客様の大切なお命を預かる仕事で、一つのミスが大きな事故につながりかねないことも実感しました。今回の経験を活かし、今一度、自分の就職活動についてしっかり考え、悔いのない選択をしたいと思います。スターフライヤーの皆様、お忙しいなか、私たちのためにこのような貴重な機会を提供して下さり、本当にありがとうございました。
スターフライヤー様の社内の雰囲気を実際に感じ、その魅力をたくさん知ることができました。客室乗務員の業務を体験したり、現役の客室乗務員やグランドスタッフの方々とお話しさせていただき、自分の課題や改善すべき点などを見つけることができました。今回の貴重な経験をこれからの大学生活や就職活動に活かして、努力していきます。
最も印象に残ったのは、緊急脱出の訓練でした。教官の方々が毅然とした態度でお客様を落ち着かせながら的確に指示を出し、客室乗務員同士での確認や報告を行われている姿を拝見し、保安面で大切なことは何かを学ぶことができました。緊急時の一連の流れを実際に体験させていただいたことで、客室乗務員の保安要員としての使命を肌で感じることができました。
K.Kさん（２年、九州産業大学付属九州産業高等学校出身）
この研修に参加することができ、本当に良かったと思います。自分にとって大きな分岐点となり、これからの自分に何が必要なのかを知る良い機会にもなりました。４月に行われる国際キャリア学科の新入生オリエンテーションでは今回の素晴らしい経験を新一年生に全て伝えたいと思います。
お客様に安心して空の旅を楽しんでいただくためのサービス要員、保安要員としての客室乗務員の業務についてしっかりと学ぶことができました。今回の研修で学んだこと、そして座談会で社員の方々にいただいたアドバイスをこれからの就職活動に活かしていきます。
研修を通して、スターフライヤー様では社員の方お一人おひとりがそれぞれの本領を発揮して活躍されており、全身全霊でお客様と向き合われている姿勢が感動や安全の根源になっていることを実感しました。特に、座談会で客室乗務員の方々がおっしゃっていた「スターフライヤーで働く仲間は家族のような存在」という言葉がとても心に残りました。家族のような緊密なコミュニケーションがあるからこそ、強いチームワークが生まれると思います。研修を通してスターフライヤー様の社風や職場の雰囲気を理解することができました。今回の研修で得た気づきを大切にし、社会に出てから自分は何をしたいのか、改めて考えていこうと思います。就職活動に向けてとても貴重で有意義な経験になりました。ありがとうございました。
貴重な経験になりました。働くことへ心構えなど、学ぶことが多い時間でした。最終日の振り返りの時間には、先輩方の差を感じました。就職活動をされているということもあると思いますが、言葉遣いや受け答えの仕方など、とてもスムーズで、質問力が高いと感じました。私も先輩方を見習っていきたいと思います。
最も強く印象に残ったのは、スターフライヤーの皆様が常に「考動」という言葉を意識して行動されていたことです。何気ない会話のなかでもお客様の表情や動きを見て、言葉にされないニーズを先読みされていました。ご指導いただいた客室乗務員の方が「お客様の心の声を逃さないようにしつつ、過剰なサービスはしないように注意している」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。今回の研修を通してスターフライヤー様から学んだことがたくさんありました。自分に足りない部分を見つけたと同時に、客室乗務員として生かすことのできるであろう長所も見つけることができました。たくさんの刺激を受け、自分を見つめ直す機会にもなり、参加して本当によかったと思っています。この気持ちを忘れず、今後も夢に向かって努力していきます。
これからの学生生活、就職活動に向けての目標を立てることができた充実した時間になりました。研修は実践的な内容が多く、様々な体験を通して新たな気づきも多く得ることができました。特に印象的であった緊急脱出訓練では客室乗務員の訓練内容を体験することができ、緊迫した状況下で、お客様の安全を確保しながら的確に指示することの難しさを痛感しました。訓練を通して、チームワークの大切さを学び、冷静な判断力と迅速な行動が客室乗務員に最も求められていることがわかりました。また、就職活動に臨まれている先輩方とともに活動するなかでたくさんの刺激を受けました。
