中国語は世界で最も母国語としている人が多い言語です。国際ビジネスの世界でも世界経済における中国のプレゼンスの高まりとともに中国語の重要性が増しており、多くの国際的な企業が中国語の修得のための研修制度を取り入れています。国際キャリア学科(ICD)の卒業生が多く活躍しているエアライン業界においても客室乗務員やグランドスタッフに求められる外国語能力として英語に次いでよくあげられるのが中国語です。大学在学中に中国語検定、HSK(漢語水平考試)などの資格を習得することは皆様の将来のキャリアの可能性をさらに広げることにつながります。
国際キャリア学科(ICD)は中国出身の陳教授と徐教授のもと、初歩からビジネスの現場で活用できるコミュニケーション技能の育成まで、幅広い中国語習得カリキュラムを揃えています。以下は、国際キャリア学科の中国語関連科目のご紹介です。
国際キャリア学科(ICD)の中国語授業のご紹介
(1)「中国語Ⅰ・Ⅱ」、「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」
「中国語Ⅰ・Ⅱ」は中国語を実践するうえで最小限、必要とされる語法規則に重点を置き、年間を通して500程度の語彙と60以上の語法ルールを身につけることを目指します。毎回の授業で練習問題を解き、答え合わせをすることで、知識の定着を図ります。「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」は身近な話題を中国語で伝達することができるように常用表現を中心に会話の練習を繰り返します。年間を通して700程度の語彙と挨拶言葉や慣用文などを用いて、コミュニケーション能力を鍛えます。両科目ともに週1コマ90分の学習時間を設定しており、通年の学習終了時に中国語検定試験準4級、4級、もしくはHSK1級、2級に挑戦できるような中国語能力を培うことを目的としています。
(2)「中国語Ⅲ・Ⅳ」、「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」
中級レベルの中国語学習科目です。「中国語Ⅰ・Ⅱ」「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」を学習した人がその延長線上において既習の語彙や語法ルールを復習しながらレベルアップしていくような内容構成となっています。一方の「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」はビジネスの現場で多用する語彙や慣用表現の学習、オフィス、商談、レセプションなどの場面でよく使う表現を会話の形式で覚え、即戦力の備わるコミュニケーション技能を育成することを目指しています。通年の学習を終えた段階で、中国語検定試験3級、2級、もしくはHSK3級、4級に挑戦することが期待できます。