宿泊所及び調査会場である「砺波暮らし体験施設 佐々木邸」は散居村の伝統的家屋です。
到着後の夕食にはこの地域の伝統料理「報恩講」のお料理をいただきました。
関東圏、関西圏の接点に位置するこの地域の方言にはユニークな特徴があるそうです。学生たちは4月から7月までの三か月間、授業で指導を受けながら調査票を作成しました。主に自分自身の方言と砺波の方言の違いに着目しています。
いよいよ調査開始。二人一組で方言話者1名に聞き取りをします。うまく質問しないと、狙いどおりの回答が引き出せません。説明力、コミュニケーション力が問われます。
調査のあとは協力してくださった方言話者の方々をお招きして、バーベキュー&そうめん流しを楽しみました。
方言調査という大きな目的を果たし、砺波の食と文化と自然を堪能した充実の三日間でした。ご協力くださった方言話者のみなさま、私たちの調査と滞在をサポートしてくださったスタッフのみなさま、ありがとうございました。また、お会いしましょう!
(藤山智子)
参考文献
https://www.mlit.go.jp/common/001343423.pdf 2023年9月12日閲覧