国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第14回はANAウイングス株式会社様より客室乗務員の内定をいただいたY.Sさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)からの喜びの報告です。
Y.Sさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)-ANAウイングス株式会社(客室乗務員)内定
私はこの度、ANAウイングス株式会社より内定をいただきました。
大学に入学して、1年次、2年次にはコロナ禍により、オンラインでの授業が多く、海外留学も見送りになり、当初、計画していた大学生活を送ることができませんでした。しかし、この期間を無駄にせず、少しでも将来のためになることに取り組もうと思い、資格の取得やTOEIC®の勉強に励みました。
就職活動を意識し始めたのは、大学3年生の夏からです。その頃から様々な業界の合同企業説明会やインターンシップに参加しました。また、学内、学外の様々なプログラムに積極的に参加しました。3年次の夏には福岡県と福岡県国際交流センターの主催の「海外福岡県人会と連携した国際人財育成事業」に応募して、団員に選抜いただき、シドニーでの研修を経験しました。その際、全日本空輸(ANA)シドニー支店での研修を経験し、航空会社のお仕事に強い魅力を感じました。研修ではシドニー発羽田行のANAの飛行機のお見送りも体験させていただき、窓側の席のお客様がこちらに気づいて手を振り返して下さるのが見えた時はとても感動しました。続いて、3年後期には国際キャリア学科がスターフライヤーと提携して実施しているエアライン研修に参加し、モックアップ等での機内サービスや機内アナウンス、緊急脱出訓練などを体験しました。同研修では、実際にスターフライヤーの制服を着用させていただき、客室乗務員になりたいという気持ちがより一層、強くなりました。
就職活動では、伝えたいことをあらかじめ文章にして詰め込んで話すよりも、いただいた質問に対して自分の考えや思いを素直な言葉で伝えるように心掛けました。また、面接官の皆さまに対して面接の機会を設けていただいたことへの感謝の気持ちを持つことを常に大切にしました。振り返ると、就職活動は自分自身を知り、将来について考える良い機会になったと思います。
後輩の皆さん、学生のうちにしかできないことを経験しておくことは就職活動にも必ず役立つと思います。ぜひ、様々なことにチャレンジして、充実した学生生活を送って下さい。そして、どんな時も自分らしく、笑顔を忘れずに頑張って下さい。最後になりましたが、貴重な学びの場を与えて下さった国際キャリア学科の先生方、いつも支えてくれた同級生、応援してくれた家族には心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。