国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第8回は全日本空輸株式会社(ANA)様より客室乗務員の内定をいただいたH.Mさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身、福岡女学院大学短期大学部出身)からの喜びの報告です。
H.Mさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身、福岡女学院大学短期大学部出身)-全日本空輸株式会社(客室乗務員)内定
私はこの度、全日本空輸株式会社より客室乗務員として内定をいただきました。
私は国際キャリア学科に編入学する前は、福岡女学院大学短期大学部に通っていました。短大2年次の就職活動の時期は、コロナ禍により航空会社の客室乗務員の新卒採用の募集はありませんでした。そこで、国際キャリア学科への3年次編入に挑戦しました。その際に、TOEIC® の点数の基準があったため、勉強に励み、2年次にTOEIC® のスコアを200点以上伸ばすことができました。そして、編入学を叶えた一年後に念願だった全日本空輸の客室乗務員の新卒採用の募集が再開されました。編入学試験に挑戦をしたからこそ、目指していた航空会社の客室乗務員になるという夢を叶えられたので、挑戦してよかったと心から思っています。
航空業界は面接のスタートが他の業界より少し遅かったため、それまでの期間は他業界の面接を受け、場数を踏みました。航空業界の面接が本格的に始まった6月からは、同じ夢を持つ友人とオンラインで面接の練習をしました。私は就職活動で「自分らしさ」を何よりも大切にしていました。面接会場に行くと周りの就活生がとても優秀に見え、自信を失いそうになることがありました。自分をよく見せようと背伸びをしたくなった時もありましたが、最後まで等身大の「自分らしさ」を大切し、自分の言葉で想いを伝え続けました。その結果、素敵なご縁をいただくことができました。個性や魅力は人それぞれだと思います。就職活動を通して、自分を装って良く見せようとする必要はないと感じました。自分にしかない個性や魅力、そして想いを面接官の方々に真摯に自身の言葉で伝え続けることで、きっと最後には素敵な巡り合わせが待っていると思います。
後輩の皆さん、 きっと就職活動と聞くと辛いことや大変なことばかり思い浮かびがちだと思います。私もそうでしたが、就職活動は決して辛いことばかりではないと伝えたいです。就職活動を通して新しい出会いや発見、学びが本当にたくさんあります。私は就職活動を自分自身を大きく成長させてくれた貴重な時間だったと感じています。今、思い返してみると、とても楽しかったです。ぜひ皆さんにも就職活動を前向きに捉えて、楽しんでいただきたいです。就職活動も大学生活も悔いのないよう、全力で楽しみましょう!皆様の未来が明るいものになりますように、心から願っています。