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2023.12.29

国際キャリア学科

Dream Comes True(就職内定者の声)131:A.Tさん(福岡県立香住丘高等学校出身)-株式会社ジェイエア(客室乗務員)

国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第11回は第一志望であった株式会社ジェイエア様より客室乗務員の内定をいただいたA.Tさん(福岡県立香住丘高等学校出身)からの喜びの報告です。 

A.Tさん(福岡県立香住丘高等学校出身)-株式会社ジェイエア(客室乗務員)内定

私はこの度、株式会社ジェイエアより客室乗務員として内定をいただきました。今は素直に幼い頃からの夢を叶えられたこと、第一志望の企業から内定をいただいたことを嬉しく思っています。 

 

私はエアライン・スクールにも通っておらず、特に英語が得意だということもないので、自らの就職活動について述べるのは恐縮ですが、少しでも後輩の皆さんの力になれればいいなと思い、今回、私の体験を紹介させていただきます。

 

私は、幼い頃に飛行機に乗った際、優しくて美しい客室乗務員の方々を見て、客室乗務員になりたいという漠然とした夢を抱きました。それからは、「将来の夢は何か」と聞かれる度に「客室乗務員」と答え続けてきました。ある日、その夢が確たる目標に変わる出来事がありました。悩みを抱えたまま飛行機に乗った際、上空から見える街の風景を見て、「何で悩んでたのだろうか、世界は広いんだ、私が知っている世界なんてちっぽけなものなのだ」と気付かされ、非常に辛いと感じていた悩みが解消されました。その瞬間に飛行機の旅は私に大きな世界を見せてくれる、広い世界へ連れてってくれると気づき、将来はぜひ私自身、客室乗務員として、そのような広い世界へお客様をご案内したい、素敵な空の旅をお届けしたいと思うようになりました。

 

大学進学の際に友人から教えていただき、福岡女学院大学を知りました。そして、客室乗務員になるための制度が整っていると知り、国際キャリア学科(ICD)への進学を決めました。スーツも購入し、「いざ入学!」というタイミングでコロナ禍が始まり、入学式すら執り行われませんでした。そこからはオンライン授業で一人でパソコンに向かって勉強をする生活が始まりました。「私の大学生活、こんな感じで終わるのかな」と不安に思うこともありましたが、クラスの友人と授業中のオンライン上での会話やSNSを通して仲が深まり、みんなで遊びに行ったり、イベントを開催したりすることができ、行動が制限される中でも最大限に学生生活を楽しみ、協力して乗り越えることができました。4年生になった今でも仲は変わらず、同級生に恵まれたと感じています。

 

大学3年次に国際キャリア学科の前期集中講義としてジェイエアでのエアライン研修があることを知り、客室乗務員を目指している友人と一緒に参加しました。その際に同社の様々な職種の方々が仲良く楽しそうに働かれている様子を拝見し、非常に温かい社風を感じ、「ここで一緒に働きたい」「夢をここで叶えたい」と強く思いました。ジェイエアでは客室乗務員2人体制でのフライトで、他社より早く仕事を憶えることができる点にも惹かれ、以後、第一志望として目指しました。

 

私たちが対象となる年まではコロナ禍で海外留学が中止になり、残念に思っていましたが、3年後期になって留学プログラムが再開されました。そこで、就職活動が始まる時期と重なるため、悩みましたが、春休みにカナダへの短期留学プログラムに参加しました。カナダでの生活は非常に新鮮で、毎日が刺激的で、留学に行って良かったと感じています。3月1日に就職活動の情報解禁がされ、会社説明会などが開かれましたが、時差があるため、夜中の3時に起きて、オンライン説明会に参加したり、寝ないでエントリーシートを書いたりしました。海外にいる時に就職活動が始まっていることに焦りや不安を感じることもありました。

 

また、航空業界以外の選択肢もあった方がいいのではないかと考えるようになり、他業種への就職活動も同時に進めることにしました。航空業界は採用活動の開始が遅いため、5月くらいまでは他業種、それ以降は航空業界というように、怒涛のような日々を過ごしました。エントリーシートの提出期限が重なっている週や面接が3回もある日などは挫けそうになることもありましたが、何とか乗り越えることができました。

 

私は、客室乗務職はジェイエアのみしか受けておりませんでしたが、他にもグランドスタッフや他の業種の企業からも内定をいただくことができました。そこで、私が就職活動において意識していたことを紹介させていただきます。これから就職活動をする後輩の皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです。 

①エントリーシートには、なぜその会社がいいのか、その会社でなければならない理由を具体的に明記する! 

②面接時は常に笑顔!愛嬌!うなずき! 

③言うことは事前に考えない!

④楽しむ! 

 

どこの会社にも当てはまるような内容やその会社に入社したいという想いが伝わらないエントリーシートは書類選考で落とされると思い、常に熱意が伝わるように意識していました。面接では、事前に答えることを丸暗記したり、文案を作ることはしませんでした。面接官には絶対に文章を作ってきていることはわかりますし、作られた文章だと気持ちがうまく伝わらないと考えたからです。暗記していたものを忘れたり、言葉に詰まってしまうと、焦ってしまい、その後にも影響します。ある程度、伝えたいことや企業研究したことは整理しておかなければならないですが、その場で質問内容に合わせて答えられるようにポイントポイントで文章を作る方がいいと思います。 

 

就職活動では緊張すると思いますが、これからの自分の人生を決める場であり、就職先が決まるまで私たちには無限の可能性があります。企業に合わせるのではなく、自分自身の長所をありのまま表し、自分に向いてる場所、ワクワクできる場所、これから素敵な人生を送れる場所を見つける機会だとポジティブに考え、就職活動を楽しむと、自ずと結果はついてくると思います!何より就職活動を通して一番、感じたのは縁です。全ては縁がつながった結果だと実感しました。挫けそうな時も不安になる時もあると思いますが、何とかなります。私も昨年、学科の先輩方に「就職活動は何とかなるよ」と言われ、本当なのかなと思っていましたが、本当に何とかなりますし、何とかなりました。自分を信じて、常にポジティブに自分の人生と向き合っていれば、素敵なご縁に巡り会えると思います。頑張ってください!心から応援しています!

The Path to Her Dream

The Path to Her Dream

1年生①:対面授業が一部、再開されて登校した最初の授業で同じクラスの友人と対面!

1年生②:同じクラスの友人とハロウィンやクリスマスを楽しみました!

2年生①:クラスが分かれても食堂やPC室で集まりました!

2年生②:ビーチバレーボールのインターカレッジ・サークルで活躍!

2年生③:学科の友人とドライブ旅行!/ケニオン先生の英語のクラスでのクリスマスパーティ!

3年生①:ジェイエアでのインターンシップ(大阪・伊丹空港)に参加!

3年生②:友人との北海道旅行!

3年生③:カナダへの短期留学!

4年生①:韓国に留学している友人を訪問!

4年生②:共に客室乗務員になるという夢を叶えた学科の友人たちと!

4年生③:英語学・異文化コミュニケーション研究の中島ゼミの友人たちと!

4年生④:中島ゼミの卒業研究発表会で!

icd国際キャリア学科特設サイト

国際キャリア学科(ICD)は、世界のために、地球を舞台に活躍する女性を育てます。